予定日が近づきみぃは俺の実家に戻った。実家の方が病院に近いし、母が家にいるからだ。「じゃぁ行くね」「うん頑張ってね…毎日電話するから」「うんアッ君気をつけてね」「おう休み前は行くから」「うん…行って来ます」「行ってらっしゃい」唇とお腹キスをして、みぃは母の車に乗り手を振るみぃを見送った。これから半月程一人暮らしになった。最初の2日は平気だったが、3日が過ぎると寂しくなった。帰って来ても誰もいない暗い部屋は異様に寒かった。みぃの存在の大きさを改めて感じた。外食も多くなった。何日かは簡単な物を作って食べていたが、冷蔵庫が空になると買い物に行くのも面倒になった。味気ないコンビニ弁当や、カップ麺、ファーストフードや飲食店等、色々食べても1人で食べると美味しくなかった。それでも何とか元気でやれたのは、みぃとの電話だった。声を聞くだけで元気になった。いつも電話を切る時に「愛してるよ」と言ってから切った。…2月7日の15時頃、みぃからラインでメッセージがきた。
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