緊張してるととさんからみぃを受け取り壇上に並んだ。誓いの言葉が始まった。神父が決まり文句を言う。「汝晃、貴方はこの女美依子を(略)誓いますか?」「誓います」「汝美依子、貴女はこの男晃を(略)誓いますか?」「誓います」「ではその証として神の前で、指輪を交換し誓いのキスを…」指輪が運ばれて小さい指輪を取り、みぃの左手薬指にはめた。みぃも指輪を取り、俺の左手薬指にはめた。そしてヴェールを上げ誓いのキスをした。室内に拍手が響いた。皆外に出た。外に出ると眩しかった。拍手とライスシャワーとおめでとうの言葉を受けながら、階段を下りると独身女性陣が集まり、ブーケはまだかと場所取りをした。みぃが振り向きブーケを天高く放り投げた。キャァと叫んで皆穫りに行った。その光景に思わず「怖っ」と言った。見事穫ったのは亜沙美だった。その様子を近所の2人の知らない子供が見ていた。幼い日の俺達の様に…
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