ケーコちゃんが大人になったということを何となく理解できました。
これからは、ケーコちゃんの中に出しちゃうと、本当に赤ちゃんができちゃうかもしれないそう。
それは困る。確かに困る。
でも、実のところ、ケーコちゃんがママさんに「もう、そんなことはしない」と約束してたので、もうエッチなことはできないだろうと思っていました。
何しろ、突拍子もないほど融通の利かない、ケーコちゃんだったのですから。以前は。
それでもケーコちゃんのことが好きになってしまったし、このあいだの駆け落ちで、ケーコちゃんの思いの外カワイイ一面も見れて、一緒にいて遊んだりおしゃべりしたりするだけでも、楽しいと気付いたので、エッチは我慢しなければ、と覚悟していました。
ところが、二学期に入ってすぐに、ケーコちゃんが放課後、そっと耳打ちしてきました。
「ユウくん、ちょっと相談あるから教室で待ってて」
僕が教室で待っていると、ケーコちゃんが何か用事を済ませたのか、戻ってきました。
それで、ケーコちゃんがいきなり真剣な顔で話しかけてきました。
「きょうは、先生と話するってママに言ってるから、帰りがちょっと遅くなっても大丈夫やから」
二学期になっても、というか、駆け落ち騒ぎの後のケーコちゃんの交際宣言で、よりいっそう、ママさん達の監視は厳しくなってきてました。
帰りが10分以上遅くなると、色々と事情聴取を受ける始末です。
「うん……」
でも、きょうは少しは話をする時間はありそうです。
「でな、ユウくん、作戦会議な」
「作戦?」
「ほら、前に女の子のをお口でしてくれるって言ってたやんか」
ケーコちゃんが顔を近づけてひそひそ声になります。
「ああ、言ってた言ってた」
確かママさんにバレた日のことです。
「いつやってくれる?」
真面目なケーコちゃんのことだから、そういうのは絶対ないと思ってました。
「でも、どこでするか、とか、難しんちゃう?」
「試しに、ちょっとでもいいねんけどなぁ…… ユウくん、興味ない?」
興味ないわけありません。
「そらあるけど。でも、ママさんと約束してたけど、ええの?」
ケーコちゃんがあまりに平気そうなのでこちらが心配になります。
「あんね。そういう関係は秘め事っていうねん。ほら、エッチなことは秘密でするもんでしょ。ちゃんと隠れてすればいいねんって。ママかて『ゆうべパパとしてん』なんて一回も言ったことないから」
そりゃそうだけど、そういう問題なのかな?
ひょっとして、ママさんの監視が厳しすぎて、自分でするのさえままならないのかもしれません。
ケーコちゃんの長年のストレス発散法が自由に出来なくなってるとしたら、かなりの欲求不満状態にあるんでしょう。
そういうのも家出の原因だったのかも知れません。
「なんなら、いましようか?」
冗談で言ってみました。
「えぇっ? ここで?」
「ちょっと、ペロッてしてみる?」
アホ!とかいわれるかと思いましたが、
「う、うん。ユウくんお願いしていい?」
辺りをキョロキョロと見回すケーコちゃんのほっぺたが紅く染まります。
かなりケーコちゃんは困ってるみたいです。
どういう体勢でするのかを二人で話して、結局、僕が寝転がって、ケーコちゃんが顔の上にまたがるという、とても刺激的な格好に決まりました。
僕は、教室の廊下側の壁際に添って寝転がって、ケーコちゃんを待ちました。
そこなら廊下を通る人がいても、教室に入らない限り死角になってみえないはずです。
教室に入って来られてもすぐには見えないように、周りを机で囲みました。
服が汚れるなんて、まったく気になりません!
ケーコちゃんは、スカートに手を入れて、ごそごそとパンツだけを脱ぎました。
それで、僕に背を向けて、手に持ったパンツを、こっそりと顔に近づけました。
なんか、臭いを嗅いでるようすです。
「あ、どうしよ……」
ケーコちゃんの呟きが聞こえます。
「どうしたん?」
「わたし、さっきトイレ行ってきたところやねん」
どうやら、僕のチンチンをなめてもらったときとおんなじ状況のようです。
「いいやん。そんぐらい」
「でも、なんか恥ずかしい」
「あそこなめられる方がずっと恥ずかしいやろ? 気にせんとおいでよ」
「うん、まあ、そうやけど……」
ケーコちゃんは手にパンツを握りしめて、僕の腰の辺りにまたがりました。
そこから、しゃがみながら前に進んで、僕の顔をスカートで包み込みました。
顔がスカートに覆われる瞬間、ケーコちゃんのワレメがくっきりと見えました。
でも、記憶に焼き付けるほどにはじっくり見えません。
残念なことに、スカートの中が結構暗くて、全体がぼんやりとしています。
目の前に、ケーコちゃんの下腹部と、ワレメの端っこの合わせ目が白く浮かび上がって見えました。
スカートの中は、ケーコちゃんの体温で温室のようです。
確かに、微かですが、フワッとおしっこの香りがしました。
ゆっくりと腰を動かすケーコちゃんの肌が、まず鼻の頭に触れました。
ワレメちゃん?なのか、鼻先が挟まれるような感じがちょっとあって、何となくヌルッとしています。
僕の鼻の位置で、口のある場所がわかるのでしょう。
ケーコちゃんのお尻がスッと下がりました。
タコの口のようにして待ち構えている僕の唇に、ケーコちゃんの秘密の肌が押し当てられました。
思いっきり、ワレメちゃんを拡げた状態なのでしょう。
唇に触れたとたん、僕の口の回りはケーコちゃんのヌルヌルでいっぱいになりました。
擦り付けるように小刻みに腰を前後させるケーコちゃんに、僕は舌を伸ばしました。
掬い上げるように、ワレメちゃんをなぞると、薄い塩味の葛湯のようなとろみのある液体が、口の中に流れ込んできます。
ケーコちゃんは「ひゃっ!」と小さく声を上げました。
舌先で、ケーコちゃんの大事なところの形を確かめていきます。
下から掬うようになめると、まず窪んだ裂目に舌が入り込みました。
舌先を尖らせてグッと突くと、ヌラリと奥に入り込んでいきます。
「そこが、ユウくんのが入ってくるとこ……」
ケーコちゃんが解説してくれます。
舌を固くして、出し入れを繰り返すと、ケーコちゃんもそれに合わせてお尻を揺らします。
でも、さすがに舌は短いし、すぐに疲れて舌がつりそうになります。
それで、少し上の方に舌を移動させました。
ちっちゃな、豆粒のような膨らみに舌が触れました。
そのとたん、ケーコちゃんの体がビクンと震えました。
その反応に、僕はその突起を舌先でチロチロと転がしました。
「ふわぁぁぁ……」
ケーコちゃんはトイレスタイルが耐えられなくなって、膝をついて体を支えました。
一瞬、ケーコちゃんのワレメに顔を押し潰されそうになり幸せを感じました。
「そこ、女の子のおチンチン…… クリトリスっていうの…… 一番気持ちいいとこ」
そういわれて、一層頑張って突起をコロコロとなめました。
前に見た百科事典にそんなのがあったような気がします。
「あぁ…… 自分でするのと全然違うぅ…… ユウくん」
突起に集中していると、奥の裂け目からトロッとケーコちゃんの温かな葛湯が流れてきます。
僕は時々それを裂け目から掬いとって、口に運びました。
見えない分、舌で構造を探ろうと、いろんなところをなめまわしました。
「ユウくん、さっきの、おチンチンとこ、お願い。時間ないから……」
ケーコちゃんがあの突起を口元に擦り付けてきます。
僕は舌先でそこを捉えると、自分がチンチンの先をなめてもらってる状況を想像して、ケーコちゃんを悦ばせることに集中しました。
突起はグッと大きく固くなって、ほんとのチンチンみたいに皮が剥けたようにつるんとした舌触りになっています。
ケーコちゃんが両手をついて、四つん這いで体を支えるようにしました。
「ユウくん。いい、この感じ……」
ケーコちゃんは苦しそうに声を出します。
僕の舌が、一層頑張りました。
「ああっ、ああっ! ユウくん! ユウく…… ぐぅ、うぐっ……」
あんまり大きな声を出すので驚きましたが、すぐにくぐもったようになりました。
気持ちよさに耐えているのでしょうか。
僕は夢中でケーコちゃんの突起にむしゃぶりつきました。
吸い付くように唇で突起の根本を挟んで、舌先で突起の先端を転がしました。
「ぐぅぅ! ぐぐっ!……くうぅぅ…………」
ケーコちゃんが痙攣したようにガクガクと震えます。
熱くなったワレメが僕の顔にグッと押し付けられて、口も舌も動かせません。
密着したケーコちゃんからヌルヌルが溢れ出してきます。
辛うじて、唇の間から舌先を出して、押し当てられた突起に触れました。
「くっ」
ビクッとケーコちゃんの体が跳ねました。
少し、顔からワレメが離れて舌が自由に動かせるようになりました。
僕は、舌を伸ばしてすっかり膨れ上がった、ケーコちゃんの突起を刺激しました。
突起に触れるたびに、ケーコちゃんは声をあげながらビクン、ビクンと体を弾ませていましたが、大きくなめあげるようにワレメ全体に舌を這わせたとたん、転がるように僕の顔から飛び退きました。
体を起こして見ると、ケーコちゃんは床の上に大の字になって身体全体で息をしていました。
「ケーコちゃん、大丈夫?」
気持ちいいだけだろうとは思いましたが、心配になって声をかけました。
「うう……」
ケーコちゃんが頭をあげて、返事をしますが、うまくしゃべれません。
どうやら口の中にハンカチを突っ込んで声を押さえていたみたいです。
そのハンカチを取り出すと、呼吸が楽になったのか、大きく深呼吸を繰り返しました。
「大丈夫?」
もう一度聞きました。
「はぁ…… 凄かったぁ」
まだ息は荒いけど、満足げな表情です。
「よいしょっ、と」
ケーコちゃんがおばあちゃんみたいに腰をさすりながら立ち上がりました。
「なんか、脚に力はいれへんわ……」
僕も立ち上がりましたが、元気一杯のチンチンがズボンを突っ張るのと、パンツの前が大量のネバネバで湿った感じがして、腰が引けたようになりました。
お互いの格好が年寄りみたいで思わず笑ってしまいました。
「10分ぐらいしてた?」
ケーコちゃんが教室の時計を見上げます。
「してたんは、5分くらいちゃうかなぁ」
ケーコちゃんと教室に戻って来た時間を思い出してみました。
「スゴい、早かったなぁ」
「いつもは、もっと時間かかるん?」
「いっつも? 30分くらいかけてゆっくりしてる」
いいながら、ケーコちゃんは手に持っていたさっきのハンカチを広げて、足を通しました。
「あっ」ハンカチと思ってたのは、パンツだった。
「なに?」
「いや、なんでも……」手に持ってた布を咄嗟に口に押し込んだんですね。
パンツを穿き終わって、スカートをパタパタと扇ぎました。
「なんか、湿ってて気持ち悪いわぁ」
お尻をモジモジさせて、きっと、パンツがよだれを一杯吸い込んでるんでしょう。
「いっつもあんな風になるん?」
「へへぇ。あんなん初めての感じやった」
ちょっと恥ずかしそうに笑うケーコちゃんに、何となくほめられたみたいでうれしくなりました。
「ユウくん、ありがとう」
ケーコちゃんが顔を寄せてきて、ほっぺたにキスしてくれました。
僕は固まってしまったけど。
「あっ! 遅くならんうちに帰らんと!」
「う、うん、そうやね。ママさんに怪しまれんようにね」
僕たちはランドセルを抱えて教室を出ました。
「念のため、別々で帰った方がええんちゃう?」
「そうしよっか」
ケーコちゃんがちょっと早足になって、距離が開きました。
「わぁ! なんか、すごい体が軽くなった気がするぅ!」
ケーコちゃんがいきなり廊下でスキップを始めました。
よっぽどたまってたのかな?
「なぁ。またお願いしてもいい?」
「うん、いいよ」
「じゃあ、また明日ね!」
手を振って、ケーコちゃんが走り出しました。
ほんとに身軽になったように見えます。
でも、すぐに立ち止まって振り向きました。
「ユウくん! 顔洗ってから帰った方がいいよ!」
いわれて、自分のほっぺたが糊を塗ったみたいにベタベタと突っ張ってるのにようやく気がつきました。
ほっぺたのケーちゃん糊を指先に付けて、匂いを確かめました。
で、ちょっと味見。
「また明日って、バイバイっていう意味やよねぇ……」
独り言をいって、勝手にヘラついてました。
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