ケーコちゃんは袋に溜まったドロッとした僕液を袋の上からグニュグニュ触って、
「あったか~い」と、感心しています。
僕は、チンチンから滴る雫をティッシュペーパーで抑えながらケーコちゃんの様子を見ていました。
袋を広げて、顔をくっつけて臭いを嗅ぎます。
袋に鼻を突っ込むから、シンナー遊びみたいになってる。
「わぁ。このあいだより濃厚やわ。やっぱりプールの消毒の匂?とはちょっと違うかなぁ」
一旦顔を離すと、袋の口を折り曲げて広げ、小指を中に突っ込んで指先に僕液をちょっぴり付けました。
そして、それをペロリってなめました。
「……複雑な味……」
首を傾げますが、このあいだもなめてたし、どんだけ観察したいんでしょうか。
で、気になるのは、そういったコトを逐一ノートに書き込んでいること。
覗いてみると「プールの匂い?」とか「苦い」とかチンチンに袋を掛けてる図とかも書いてあります。
まるで、というかまさに実験ノートです。
「そのノートなに?」
恐る恐る聞いてみました。
「これ?」
ケーコちゃんがパラッとめくると、前のほうのページには日曜日のチンチンの絵で、立った状態とツルンと剥いた状態が、結構上手に掛けてます。
表紙にはなにも書いてないけど、最初のページにはタイトルが書いてあって、
「精子観察ノート」とあります。
親に見られたらどうするんだろうと、怖くなります。
「あとでゆっくり見せてあげるね」
それから、スポイトで僕液を一滴、スライドグラスに垂らして、顕微鏡にセットしました。
ケーコちゃんは手慣れた感じで、レンズやミラーを調節します。
「わぁ! いるいる。いっぱいいてる」
ケーコちゃんが嬉しそうに声を上げました。
「ちょっと、覗いてみる?」
ケーコちゃんに代わってレンズを覗くと、なにかちっこい埃みたいな虫みたいなのが、ワシャワシャ動いてるというか、ただ小刻みに震えているだけのようにも見えます。
「これ?」
「そうでしょ?」
代わってケーコちゃんが顕微鏡を覗きながら、ノートにスケッチを始めました。
「おおぉ…… ユウくんのおチンチンすごい! あぁ、作ってんのはキンタマか…… でも、こんなにいっぱいやんか…… なんか動いてるの可愛いなぁ…… わたし、精子ちゃん好きになった…… あぁ、家で飼われへんかなぁ……」
よほど感動したのか、スケッチしながら独り言のようにしゃべり続けてますが、無意識なのでしょうけど、しかし、キンタマって。
まあ、それでも、僕も、なんか嬉しかったです。ケーコちゃんが僕の精子を好きっていてくれたことも。
スケッチが終わって、もう一度、精子ちゃんを見せてもらいました。
ケーコちゃんは袋に溜まった僕液を眺めて、
「あれ? なんか、サラサラになってきた?」
「あ、ほんまや……」
粘りけがなくなって、透き通った感じになってきています。
「不思議やなあ。匂いは変われへんのに……」
それも、ノートに記録しています。
そして、ケーコちゃんはしばらく袋を眺めたあと、袋の端に口を付けると、袋の底をぐっと上に持ち上げました。
袋に残った僕液が、ケーコちゃんの口の中に流れ込みます。
「ン~ッ」
口の中で持て余してるみたいで、そのまま洗面所に走って行きました。
帰ってきたケーコちゃんは、僕の顔を恨めしそうに見て、
「うぇっ…… 不味い。最悪の味」
僕は驚きと言うより呆れて言葉がありませんでした。
少しして、ケーコちゃんの気分も回復して、一通り、精子観察が終わりました。
壁の時計を見たら、まだ時間があります。
「ユウくん、勉強の続きする?」
「なんか、もうやる気無くなったけど……」
チンチンが空っぽになるとやる気も空っぽになります。
「わたしも、口の中にまだネバネバがあるみたいで、やる気ゼロ」さっきのショックが後を引いてるようです。
「なんか、気分転換しようや」
とりあえず、勉強以外をしたかった。
「じゃあ、また、わたしの中に入れるの、する?」
「うん、しよう、しよう!!」
ケーコちゃんから出るとは思えない、願ってもない提案に、二つ返事で答えました。
「よし! やろう!」ケーコちゃんは勢いよくベッドに飛び乗ると、パッと掛け布団の中に入りました。
首から上だけ出して、中でゴソゴソしてるのは、どうやらスカートとパンツを脱いでるみたいですが、脱いだ衣類は布団の中に隠したまんまです。
「ユウくん、入ってきて!」
僕はとっくに下半身剥き出しなので、そのままベッドに入ります。
「お布団めくったらアカン!」
下腹部が見えそうになってケーコちゃんが慌てて布団の端を押さえました。
そっと、布団の隙間から滑り込むように潜ると、僕の脚がケーコちゃんの脚に触れます。
このあいだのお風呂の状況とは全然違う感じ。
「きょうはユウくんが上な」
ドキドキしながら、ケーコちゃんが広げた脚の間に入りました。
身体が密着して、ケーコちゃんの顔がすぐ近くにあります。
まるでテレビで見るエッチなシーンみたい。
チンチンからネバネバが出てるのが、先っちょの感覚で分かるほどにビンビンになってきます。
思わずキスしちゃおうかと思いました。
ケーコちゃんは手を廻して、添えるようにチンチンを掴むと、自分の大事なところに案内してくれました。
「ちょっと待っててね……」
そういって、チンチンを温かいワレメちゃんの隙間に擦り付け始めました。
チンチンの先は、あっという間にヌルヌルに包まれていきます。
さっき、ケーコちゃんがスカートをめくって見せてくれたパンツの様子だと、ケーコちゃんの大事なところも、もうヌルヌルが溢れてるんだと思います。
「ふ~っ……」
ちょっとして、ケーコちゃんが深い息をしました。
自分の指の代わりにチンチンを使ってるって感じで、夢中になって大事なとこをなぞっています。
一日に二回、それも続けて出したことなんてないけど、たぶん二回目の方が長く続けられそうな気がしました。
それでも、もう結構気持ちが高まってきています。
「ユウくん、もうちょっとね。 いいっていったら入ってきてね」
「うん、もう早くケーコちゃんに入りたいよぉ……」
入る前に出ちゃったらどうしようと考えてしまいます。
「もう、しょうがないなぁ……」ケーコちゃんは笑い顔で息を吐くと、チンチンをあの窪地に誘いました。
「いいよ。おいで」
OKが出て、僕はたまらず、勢いよくチンチンを突き出しました。
「うぉぁ…… こらっ!! もっと優しくして!!」
一気に突っ込んじゃったのでケーコちゃんが大きな声を上げました。
「ごめん!!」
慌てて、一旦腰を引いて、ケーコちゃんの様子を見ました。
「痛ったぁ! もう…… おめこ壊れたらどうするん……」
「えっ? おめ・こ?」
そう聞こえました。
「えっ? 知らん!」
ケーコちゃんのほっぺたがちょっと赤くなります。
「いま言った?」
「言ってない!!」
「何か聞こえたけど……」
「もう、ユウくん変なこと言うからきょうは止めとこうか?」
ケーコちゃんが両手で僕の胸を突きます。
「ああ、ごめん、聞いてない聞いてない!」
おめこなんて、女の子が使う言葉じゃないと思う。しかもケーコちゃんが。
「じゃあ、大人しく、ゆっくり入れて……」
「うん」
僕は、今度は慎重に、チンチンを進めました。
ほんの数ミリずつ、小刻みに。
「あの、もうちょっと、早くていいよ。普通で……」
普通は知らないけど、ちょっとチンチンを早めました。
ケーコちゃんの要求は難しい。
一番奥まで入るときは、ケーコちゃんが膝を曲げて脚を上げるような格好になって、チンチンの付け根がケーコちゃんの入り口と密着するようにしています。
そこからは、腰を前後に動かして、チンチンでリズムを刻みます。
奥に突っつくとき、ケーコちゃんは痛そうに顔をしかめました。
「ごめん、痛かった?」
そう言いながらも、気持ちよさに止められません。
「うん、まだちょっとキツい……」
「ごめん」
謝って、少しだけ速度を落としました。
その分、自然とストロークが大きくなります。
「……さっきの……」
「ん?」
ケーコちゃんが目を瞑ったままつぶやきました。
「男子がいっつも言ってるやん。女の子のおチンチンのなまえ」
「ああ、おめこ?」
「なんか、エッチな言葉って、言ったら、ドキドキするなぁ」
「僕も、ドキドキするよ」
やっぱり、さっきケーコちゃんは言ってたんだ。
「あんなぁ。女の子は、聞いただけでもドキドキするんやで……」
「へぇ。お・め・こ」
耳元で囁くように言いました。
「もう、エッチ!」
僕はちょっと強めに腰を突いてみました。
「ここ、おめこ?」
「うん、そこ、お、おめこ…… もう、言っちゃったやんか。 あほぉ……」
ケーコちゃんが僕の背中に手を回して、ギュッとしてきました。
僕もケーコちゃんの首に腕を回して抱き寄せます。
服を着てるのがもどかしいぐらい、上半身が密着しました。
「ケーコちゃん。おめこ気持ちいい?」
「もう…… おめこ、気持ちいいョ」
「僕も、おチンチン気持ちいい!」
「うん、ユウくんのおチンチン、気持ちいい……」
もう、そんな話しながらだと、気持ちよすぎてたまりません。
「あぁ。これぐらいの優しいのがいいなぁ」
「でも、もう出ちゃいそう」
「うん、いいョ……」
ケーコちゃんが優しい声で耳元で囁きます。
僕はその瞬間、ケーコちゃんをぐっと抱きしめました。
ケーコちゃんの手にも力が込められるのを感じます。
一番奥の奥で、僕はきょう二回目の爆発をしました。
残りの全部を出し切るように、強く強く、チンチンをケーコちゃんに押しつけ続けました。
僕は、ケーコちゃんが好きで好きでたまらなくなりました。
ケーコちゃんと僕は、最初は好奇心からエッチな体験をしちゃったけど、いつの間にかお互いが好き同士になってしまったんだと思いました。
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