バスタオルを外すと先ほど見た胸が露になった。
解らないまま壊れ物を触る様に揉んだ。
「痛くない?」
どこまで力を入れて良いか解らず聞いてみた。
「うん…大丈夫、くすぐったいかも…」
俺はそのまま左の乳首を口に含んでみた。
「…」
無言だがマヤの体に力が入った。
舌先で恐る恐る乳首を嘗めると柔らかかった乳首が急に固さを増した。
「うっ…くすぐったいけど…気持ち良いのかな?変な感じ」
マヤは足をモジモジと動かしていた。
「ハッ…ハッ…」
時々短く、舌先が乳首に触れる度に息を吐く。
「ダメ…」
急に体を押し退けられた。
「あ…ゴメン、嫌だった?」
俺は謝った。
「エヘヘ…違うよ、ちょっとゾクゾクして怖くなった」
多分初めての感覚に戸惑いを感じたのだろう。
「さくの体も見せてよ!ズルイよ~」
隠すも何も下はバスタオル一枚、これを外せということだろうか。
「え!?これ?」
バスタオルを指差すと、笑いを堪える様な顔をしながら首を縦に振っていた。
「え~!?」
そう言いつつ俺はバスタオルを外した。
先からは粘液質の物が溢れ、そして痛いほどに勃起していた。
最初は珍しそうに見ていたマヤはも、徐々に手を伸ばした。
「触ったら怒る?」
真剣な顔で聴かれた。
恥ずかしさがあったので、え~!?とためらったが、良いよと答えた。
今まで誰にも触られた事もなく、初めて他人の刺激を受けた。
ゾワッとする感覚と手の温かさが心地よく、気持ち良かった。
やはり力加減が解らないのか触れる位の弱い力で軽く握り、ゆっくり前後させた。
「男の人ってこうするの?」
オナニーの事らしい。
「う、うん…よく知ってるね」
女の子の方が進んでいるとは言うがどこでそんな知識を身につけるのだろう?と不思議だった。
「前に友達がエッチなビデオ持ってきて…」
女友達とキャーキャー言いながら観たらしい。
「やだ…ピクッていった!」
あまりの気持ちよさに反応してしまった。
続いてこみ上げる快感があり、慌てて腰を引いた。
「これ以上は出ちゃうから…マヤのも見せてよ…」
今度は俺の番とお願いした。
「え~!?恥ずかしい…」
モジモジとする。
「絶対変な事言わない?」
何度かお願いしてマヤに言われた。
「絶対言わない!」
俺の返事を聞くとベッドに寝そべり膝を立てるとゆっくり足を開いた。
俺はバスタオルをどけると初めて秘部を見た。
綺麗な筋から液体が出ている。
俺を受け入れる為に出ていると考えたら少し感動した。
俺はゆっくりと割れ目に指を這わせた。
ピクッピクッと膝が反応する。
顔を両手で隠したマヤは何も言わない。
優しく開いて見るとピンクの中身が顔を出した。
奥からはトロっと液体が流れる。
俺はさらに指先でそこをなで回した。
クチュクチュ、と音を立てる。
「や…やだもう、恥ずかしい…」
震える声で答えるマヤの息は荒く、拒否をしなかった。
俺は我慢が出来ずに自分の竿に触れてみた。
勃起した竿はこれ以上待てないと痛いくらいだった。
「ねぇ、入れても良い?」
マヤに確認をした。
「…うん」
顔を隠したまま答えた。
俺は起き上がると結合させる部分を確認した。
最初は当然入らなかった。
勃起した竿は何度もマヤの液で滑りなかなか入らない。
結局そこを覗きながら右手で竿を割れ目にあてがった。
腰を動かすと先がマヤの割れ目に入って行った。
「ヒッ…ウウウっ…」
マヤが苦悶の表情に変わった。
「ゴメン!…痛い?」
慌てて腰を引いた。
「…痛いけど…大丈夫、我慢する」
「でも…」
「初めは皆かなり痛いんだって…だから我慢する、そのまま入れて…」
マヤに言われた。
力も入っているのかねじ込む様に再び割れ目に入れて行った。
「ううん…クッ」
強く目を閉じ、食いしばるような顔をしているとなかなかそれ以上進めない。
「…も、もう最後まで入れて…大丈夫だから、そのまま…一気に…」
俺も気持ちが良いとかの状況などではなかったのが正直な所だ。
痛いとは知識で知るだけでどの位か解らない。
「じゃあ…行くよ」
俺はそう言うと一気に奥へと入った。
「アッ!!………」
そう言ったままマヤは何も言わない。
強い締め付けを楽しむ余裕もない。
俺はゆっくりと小さく腰を動かした。
するとどうだろう、こんな状況でもこみ上げる感覚が来た。
それを感じた瞬間に俺はマヤの中から引き抜いた。
「痛っ!!」
マヤが叫んだ。
マヤの声の後に俺の竿から放出していた。
ドピュドピュッ…と飛び出し、マヤのお腹に白濁したものと、赤い血が見えた。
慌てて確認すると、割れ目からは赤い物が出ている。
マヤは震えながら固まっていた。
暫くして落ち着いたマヤはやっと起き上がった。
「信じられない位痛かった…」
そう言いつつも顔は嬉しそうだった。
俺に抱きつく様に甘えた感じのマヤからはあの男っぽいというかガサツというかそんな雰囲気はなく、女の子だった。
「何かまだ痛いけど大丈夫…我慢できるから」
帰る頃にもまだ歩くのは酷そうだった。
俺はマヤと一緒になれた喜びと、そして今まで知ってるマヤとは違うマヤを感じて不思議だった。
「じゃあね!また」
俺は玄関から顔を出すマヤに言った。
「うん!!皆には内緒だからね!」
最後は小さな声でマヤが答えた。
晴れ晴れした気持ちと、少しの罪悪感が入り交じった気持ちで家へ帰った。
長い割りに最後はつまらなくてスイマセン…
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