夜中に急に会いたくなった。
すぐ会えるのは近所の強み。
「会いたい」そうメールすると「ちょっと待ってて」と私の欲しい言葉をくれる。
待たされるのも悪くはない。
会えないよりはずっといい。
いつもの小さなカフェに行く。
カウンターに並んで座ると膝をくっつける。
お互いニヤニヤしながら肘でつつきあう。
周りからはバカップルに見えてるんだろ~なとか思いながらイチャイチャを止められない。
祐二がトイレに立った。
…遅い
少し心配になった頃、やっと出てきた。
すぐ戻らずにドアの前から私を見ている。
?
席に戻ると祐二は言った。
「ゆうな…出よう」
「うん」
駐車場の車に戻ると抱き寄せられてキスをされた。
恥ずかしいけど舌を絡める。
唇を離さない祐二。
「ここじゃ恥ずかしいよ…」
囁くようにたしなめると祐二は車を出した。
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