Kとの電話で
陽子と仲良くするな。的な事を遠まわしに言うK。
本人は気付いてないだろうが、俺が陽子の事が好きだからお前はちょっかい出すな。って事を言っている。
Kの電話を切ると少ししてから陽子から電話で…。
かっちゃん聞いて。Kに出会ったやろ。で、公園から帰ってきて少ししたらピンポン鳴るし出たらKがいててな…。
何?って聞いたら、陽子とかっちゃんが付き合ってるのか?とか、好きな人いるんか?って聞いてきてな…。
今は別に誰もって言ったら、かっちゃんと仲良くするな…あいつは陰で、~な事してる。とか言ってきてな。
私、かっちゃんとは友達やしそれに優しいし私はかっちゃんの事は友達として好きやで。って言ってやった…。云々。
で、陽子、下着とかは大丈夫やったんか?。
ちょうどお母さんとお姉ちゃんが車で帰って来たからKは帰って行ったよ。
今日は外に干さんと中に干してたみたい。
あっそうか。
俺も陽子と別れてすぐにKとぶつかりかけてやぁ、何か気色悪い感じやったしな。
俺の想像は的中した。
数日後、朝から雨が降り鬱陶しい天気だが、AV(オーディオ系ね)関連の買い物をしに行った帰り道。行きは会社の人に駅まで送ってもらったが帰りは徒歩30分かけて帰らなければならず駅から歩いていたら、突然に土砂降りの雨で稲妻が空を走り雷鳴が轟く。
仕方なくスーパーにより雨宿りしていた時、陽子ん家がすぐ近くだからって公衆電話から電話してみた。
はい、○○です。
すいません○○さんのお宅ですか。 私、□△と言って陽子さんのクラスメー…。
あっかっちゃん。私、陽子。どうしたんよ。
今な、駅から歩いてたら大雨でや□□に居てんよ。
雨宿りに陽子ん家行こうかなって。
あっ来る?。
お母さん居てるけどちょっと待って。
はぁ~い。
あっかっちゃん。今からスーパー買い物行くから待っててよ。
わかった。上の入り口な。駐車場のな。わかった。
10分ほど待ってると陽子と母親が来た。
あっこんにちは。
□△です。陽子ちゃんとは同じクラスで席が隣で…。
あなたがかっちゃんね。いつも陽子がお世話になってごめんね。
この子、かっちゃんの事が羨ましいっていつも言ってるんです…。
はぁ。とペコペコするしか無かったが陽子の母親が結構おおらかな人で良かった。
しばし買い物に付き合って母親がうちに寄っていきなさいって事で車に乗り陽子の家へ。
続く
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