次第に近づく人影。
10M程になって、Kとわかった。
K。おぉ。○○(本名)
俺。K、頑張ってるやん。
陽。K君、すごい汗やん。頑張ってるね。
K。あぁ、まあな。お前ら二人で何してんや。あやしいわ。
俺。アホか。今から●●まで買い物に行くんや。で、上の自転車屋の前で陽子に会ってここまで歩いて来たや。
K。ホンマかいな。お前、あやしいしなぁ。
俺。Kに言われたくないけど。お前、どこら走ってんよ。
K。今日は家から○○川の土手走って橋から○○小の方行って□□曲がってからぐるっと回ってくるんや。
俺。結構距離あるやん。
K。まあな。これ位は楽勝やし。
俺。Kの練習の邪魔したら悪いし行くわ。
K。 あぁ。じゃあな。
陽子。K君頑張ってな。
K。おぅ。
なぁ、かっちゃん、今のコースに私の家のそばなんやけど…。
お前、家帰って下着無かったりしてな。
えぇ、まじっ。
わからんで。
はよ帰らなアカンな。
二人して自転車に乗り陽子の家へ。
数分後
陽子の家に着いた。陽子の家族は留守で母親と姉は車で買い物らしく、車庫には車は無かった。
あっ、かっちゃんちょと待っててな。
一旦家に入り中から缶コーラを持って出てきた陽子が
かっちゃんちょとそこの公園行こうや。と言うので行く事にした。
久々にブランコに乗った。
陽子、見ときや
立ち漕ぎから座って勢いよく飛び降りた。
3~4M近く飛んだ。
うわっ、かっちゃんすごいやん。
はははっ、余裕のヨッチャンやで。
ウダウダ喋っている内に日が暮れて時計は7時過ぎていた。
うわっ、陽子俺買い物して帰るわ。
うんわかった。
二人して自転車を押して陽子の家へ送り届けた。
じゃあな。
バイバイ。また電話するしね。
お、わかった。
颯爽と自転車に跨り陽子の家を後にする。
交差点を曲がろとした時に歩行者に当たりそうになったので慌てて避けた。
良く見たらKだった。
○○、お前何してんや。
おぉ陽子ん家まで送ってって用事済ませて買い物して帰るんや。
Kこそ何してんや。
俺は今からそこの薬局へ薬買いに行くとこや。
おぉそうか。
またな。とKと別れて買い物をして帰宅した。
その夜、陽子から電話があった。
その前にKが電話してきて、
お前陽子と仲良すぎやろ。とか、何、二人で喋ってんや。などと公園で喋ってた事を話してきた。
続く。
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