カヨは「○○先輩だよ」と紹介してくれた。
俺はてっきり塾の友達か何かだと思ったが、その子が「妹のカナエです。姉がお世話になってます。」と丁寧に挨拶をしてくれた。
俺は思わずカヨに「妹のいくつなの?」と聞くと今S6であることを教えてくれた。
俺は二重に驚いた。
1つはどこをどうみても同じDNAからできているとは考えられないくらい正に月とスッポンだったこと。
もう1つは俺よりは年下には見えるけどカヨと同学年に見えるくらい大人びていたことだ。
詳しくは覚えてないけどカヨがコンビニに買い物に行った隙にカナエが「姉が迷惑かけてホントにすみません。」と謝ってきた。
恐らく姉が自分の顔を気にせずにアピールしてることを知っているらしくそれに対しての謝罪だった。
俺は(この子は話せる子だ。)と思ってこの後カヨ抜きで話す約束をしてその場を去った。
時間になって現れたカナエにカヨの様子を聞くと帰ってきたら俺がいなくてすごくがっかりしていたと笑っていた。
さすがに地元で誰かに出くわすのはイヤだったので、チャリで30分くらい離れた公園まで行った。
最初こそカヨのことをネタに話していたが、すぐにカナエの学校のグチ(ガキな男子に告白されて迷惑だ)等恋ばな中心だった。
カナエは見た目的に大人びていたこともあったが、とにかく年上に興味があると直感的に感じた。
俺はカナエに思わせぶりな事を言ったらやはり食いついてきた。(この反応だけは姉妹だなと思った。)
続きはまた書きます。
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