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2019/01/22 09:29:53
(vDjRHeOE)
以下、小説風な妄想です。
ひとり暮らしの女性宅に誘われることほど
男冥利に尽きることは無い。
となると、俄然、奮発す。
まずはデパ地下で総菜を仕入れて
美味そうな地酒を吟味してから購入しよう。
途中でコンビニに寄ると言い出す彼女。
何を買うのかと思いきや…
差し出したのはコンドームの箱だった。
家に着くと狭いバスルームに押し込められた。
仕方なく、手を洗い、気になる鼻毛も鏡でチェック。
待っていると、モコモコの部屋着に着替えた彼女が
はにかんだ笑顔で迎えに来てくれた。
甲斐甲斐しく、上着を掛けてくれた
派手な色のハンガーが微笑ましい。
小さな冷蔵庫からチーズやハム。
不揃いの皿とグラスが並ぶ可愛いテーブル。
乾杯をして、くだらない話で笑い合って。
部屋が暖まって気持ちがほぐれて
膝の上に這い上って来る彼女は子ネコ。
時々、あーんと口を開けて餌付けを待ってる。
酔って居眠りと始めた彼女を抱いたまま
残りの酒をちびりちびり。
帰る時間を気になり始めた自分。
居眠りしてる彼女を抱えてベッドへ移動。
後片付けしてから帰ろうと思った途端…
腕にしがみ付かれて崩れ落ちた。
そっと、抜け出てきたのは終電間際。
凍てつくアスファルトを踊るように歩こう。
タクシーのシートに溜息ひとつ。
溜まっていたメールに返信。
そして、忘れたくないなと独り言ひとつ。
封印してしまいたくて、眼を閉じた。