私が高校2年の冬、パソコン室で同じ組の女子生徒がモテモテと言われるその年に入った
ばかりの数学教師と事に及んでいる現場を目撃した。
女子生徒は顔、スタイルは良いが頭は空っぽだった。また、その数学教師は他にも
女子生徒と関係があるようで、私の友人も意中の人を取られたと言っていた。
普通ならばここで興奮するところだが、私は違った。
その日から、当時まだ珍しいデジタルカメラを持ち出して二人の動向を監視した。
果たして、数学教師はその生徒以外に3人と関係を持っていて、その生徒を含む全て
の生徒との事の一部始終を撮影した。
その後、私はその写真をパソコンで現像し、その教師を呼び出した。
最初に写真を見せずに、彼女らとの事を仄めかすと案の定、奴はしらを切った。
そこで初めて私は鞄から写真の入った封筒を取り出して、職員室の奥の校長室へ向かおう
とした。
すると、奴は慌てて「何する気だよ？お前」と言ってきた。私はすかさず
「この写真と同じ物の在庫を抱えて困ってるんですよ。校長に引き取っていただこうと思
いましてね。」
と切り返した。封筒の中身を覗いてその教師の顔がみるみる真っ青になった。
「何でもするから、何でもするから」奴はそう言ってすがりついた。
「通信簿、良い点やるから、百点にしてやるから」
「馬鹿野郎、テメェみてえなクズの作ったテスト、目ぇ瞑ってやっても百点だよ」
その後、お前いい車乗り回してるらしいじゃねえかと言って車を手放させた。
最後に、うぬぼれていやがる教師どもに一言、お前らは何の専門家でもねえだろ？半端な
授業ごっこさらしてお給金頂いてる乞食だろ？そんなクズが生徒様に手出してんじゃねえ
ぞ。
実はその頃から、私は、ある仁侠団体の関係者で思えばそれが初めての「民暴」だった。