子供の頃って大人からダメって言われることほどやりたくなるのは皆さん一緒だったと思います。
その最もたるものの隠れた第一位が性にまつわる遊び。
男子ならエッチな本を拾って秘密基地に収集してたなんて話も昔話としてポピュラーですよね。
実際、私はその現場をmちゃんと見つけちゃったことがありました。
近くの小さな山に森林公園があり、長い夏休みなんかはそこだけじゃあきたらず、ちょっとそれた山の獣道を散策したりするようになる。
何かしらみんなが知らない良いスポットがあるんじゃないかとか期待しながら。
そんな時、もうしばらく放置されてそうな基地の残骸を見つけました。
その屋根代わりの板の下に大量のエッチな本があり、周りを警戒しつつどぎまぎしながらそれらを漁りだした。
そしたらちょっとだけのつもりがなんだかやめられない。
こっちが切り上げようとするとmちゃんが夢中で見てたり、はたまたその逆もありって感じで…
いちおう女子だしお持ち帰りはしませんでしたが、実はmちゃんに内緒で一人で行ったこともある。(これは初カミングアウト)
ちょっと小雨でまかり間違っても誰も来なそうな日を選んで。
恥ずかしい歴史の筆頭です。
そういう日の夜に家族と顔を合わせた時の罪悪感。
で、もう二度といかないとお風呂に浸かりながら誓ったりします。
でも、やはり気になってしかたない時が度々あり、禁忌を犯してしまうんですね。
そういった時に知り合いになったのが近所といえば近所の整骨院の先生でした。
はっきり年齢を尋ねたことはない気がしますが、親よりは一回りくらい年下だったんじゃないかと思います。
独身で一軒家に住んでて、その家で整骨院をしてました。(確か本業は別にあった)
だから、近所の人が困った時に駆け込むような感じで繁盛してる雰囲気はなかった。
だいたい本気で開業するなら立地が悪すぎました。
いりくんだ細い道の突き当たりにあって、知ってる人じゃないと行けないところでしたから。
患者は紹介で来る人や部活で捻挫した中学生や腰の悪い老人がたまに来る程度。
開業時間の札になってれば開業という、半ば時間も適当でした。
時折先生に裸で可愛がられてる時に札が開業中のままで、お客さんが来ちゃったこともありました。(笑)
若いんだか老けてるんだかわからない感じはありましたけど、見た目普通のオジサン。
でも、子供に一番モテる要素を持ってました。
なんでも容認してくれるってことです。
話がわかる大人を演出してる大人はいますが、本当にわかる人ってそんなにはいません。
それで少女好きだったら、それなりに美味しい思いはできると思います。
実行力もあって、それらが可能な生活環境もあったんで最強レベルじゃないですか?
時間に追われる忙しいビジネスマンの少女好きには、実行したくてもする機会が取れない。
様々な条件を満たしてました。
私はこの時十歳になったばかりでした。