もう40年以上も前のこと。
田舎の片隅に住んでいた僕は、毎日片道1時間以上をかけて小学校に通っていた。田畑が広がり家もまばらで、僕が住んでいた地区(家と家は数十メートル以上離れていた)には10人の小学生が居た。学校からの帰りは、通常は女の子達が真面目に真っ直ぐ家に帰るのに対し、俺たち男子は山に登ってみたり川に魚を見に行ったりして男女が一緒に帰ることは滅多に無かった。
そんな小学校5年生の秋、たまたま近所(家は数百メートル離れているけど)の同級生の女の子と一緒に帰っていた。小学校低学年の頃はいつも一緒に帰っていたと思うけど、小学校も高学年になるとお互いに異性を意識してか恥ずかしくて一緒に帰ることは滅多に無かったんだけど、多分先輩、後輩たちとは帰りの時間が違ってたまたま一緒になったのだろう。
久しぶりに2人で帰った事もあり、何となく嬉しくて2人とも何時になくテンションが上がり、いつもは遠い帰り道もあっという間に時間が過ぎ彼女の家の前に来てしまった。楽しい時間もこれで終了と残念に思っていると
「ねえ、家に寄っていかない?今日はお父さんもお母さんもお仕事で帰りが遅いし、お兄ちゃんもお姉ちゃんも親戚に寄ってから帰ってくるから夕方まで一人なんだ。」
勿論、異存などある訳もなく彼女の家に寄ることにした。低学年の頃から数年ぶりに寄った彼女の部屋に懐かしい気もしたけど甘い女の子の香りがするような気もした。彼女が出してくれたジュースを飲みながら相変わらずハイテンションになっていろんな話をしていた。ところが彼女は急に静かになってしまった。顔は何となく赤くなってるように思えて
「どうしたの?」
「ううん、何でも無いの。」
「何か気になるな~」
「あのさ・・・」
「うん」
「あのね、ジュンちゃんに聞いたんだけど、ジュンちゃんとサトル君がね~・・・」
ジュンちゃん、サトル君というのは、同じ地区に住む小学校3年生の同級生同士の女の子と男の子
「うん?どうしたの・・・?」
実は、その時、彼女が何を言おうとしているのかピンと来た。実は僕もサトル君から聞いていたのだ。
二人は、数日前の日曜日にジュンちゃんの家の倉庫でお互いに裸になって見せっこしたらしい。2人でお互いに下半身を見たり弄ったりして遊んで面白かったとサトル君が自慢げに教えてくれていた。
「あのね・・・。ジュンちゃん、サトル君にあそこにね、籾殻を入れて遊ばれたんだって。痒くなっちゃったって・・・」
「あそこって?」
「あそこよ。」
そう言う彼女の顔は真っ赤。
「女性のおちんちん?」
そう聞くとコクンとうなづいた。
「そうなんだ。サトルの奴、羨ましいな・・・」
多分、声は上ずっていたと思う。
「何が羨ましいの?」
真顔で聞き返された。
「したって・・・・見たこと無いから。見てみたい。」
「エッチ!○○君ってそんなにエッチだったんだ!」
その語気の強さにうろたえてしまった。
暫く2人の間に沈黙が続いた。
「そんなに見たいならジュンちゃんに頼んだら?ジュンちゃんなら見せてくれるよ。」
彼女は泣きそうになっていた。
「ゴメン!もうエッチな事は言わないから。ゴメン!」
真剣に謝ると
「やっぱり駄目!」
マジに怒ってる・・・と思ったら
「そんなに見たいの?ジュンちゃんに頼むのはやめて!」
「頼まないよ!」
許してもらおうと必死だった。
「あのね、○○君が見せてくれるなら、見せてあげても良いよ。」
彼女の顔から怒りが消えて真っ赤になっていた。
「本当に?でも見せるのは恥ずかしい・・・」
「私も恥ずかしいんだから・・」
「分かった!絶対に見せてよ!」
そう言いながら、思い切ってズボンとパンツを一気に脱いだ。
「凄い!これって勃ってるの?」
彼女は恥ずかしがって顔を背けると思ったらガン見。
勿論、僕のあそこはフル勃起。
「こうすると皮が剥けるんだよ。」
そう言いながら可愛い皮を剥いて見せてやった。
「面白い!ピンクで綺麗!でもちょっと臭い・・・」
そう言いながら手を伸ばしてきて、皮を剥いたり被せたりしてガン見している。
玉玉にも興味深々で弄りまくられ。
「もうそろそろ交代しよう!」
「恥ずかしい~」
「でも約束だよ!見せて!」
「うん・・・」
そう言いながらスカートの下に手を入れようとした時。
「只今!」
何とお仕事に行ってるはずのお父さんとお母さんが帰ってきた!
慌ててパンツとズボンを履き階段を降りてオジさん、オバさんに挨拶をした。
「お邪魔してます!」
「あら、お久しぶりね。どうしたの?顔が赤いけど?」
「うん、さっき鬼ごっこして走ってたから。」
咄嗟に嘘を・・・
それから彼女の部屋にランドセルを取りに戻った。
「また見せっこしようね!今度は見せてあげるからね!」
小声で言う彼女の言葉が今でも耳に焼きついている。
結局、僕は彼女のあそこを見ることは無かった。
彼女とは、中学、高校といつも一緒だったけど、あの秘密の遊びのことなどお互いに忘れてしまったように二度と口にすることは無かった。