僕が小学校2年生の時の体験談です。
昼休みにみんなで学校内で「かくれんぼ」をした時に、仲のよかったレミちゃんと一緒に学校のとある一室に隠れていました。
その部屋はなんのためにあったのか、小学校生活のなかで結局わからず終いとなったのですが、普段から鍵はかかっておらず、中に入ると電気すらない、コンクリート壁の小部屋になっていて、古い傘や竹箒が散乱している部屋でした。
そしてこの部屋に普段から人が入っていくのを見たことがなく、ここなら見つからないだろうとレミちゃんと隠れてました。
ところが隠れているうちに、僕はオシッコがしたくなってしまったんです。レミちゃんに言うと
「トイレ行ったら見つかっちゃうじゃん」
といい、部屋の壁の下の方についてる小さい長方形の窓をあけて、そこから外に向かってオシッコをするように言ってきたんです。
外を見ると、そこは校舎裏の隅の草むら地帯で誰かに見られることもなさそうだったのでレミちゃんに言われた通り、ズボンを下ろしてしゃがんで、チンチンを窓の外に向けてオシッコをしました。
ところが、僕が用を足し終えて、窓を閉めようとしたその時でした。
レミちゃんが私もオシッコするといいだしたんです。
レミちゃんは窓の前でハーフパンツと下着をおろし、しゃがみ込んだかと思うとすぐに静かな密室の中に、「ビチャビチャビチャビチャ」と激しい音が響き、レミちゃんのオシッコが窓の金属のレールを叩いていること
は容易に想像できました。
「本当にオシッコしてる…」
クラスメイトの女子が目の前で放尿というシチュエーションに小学生ながらすごくムラムラして、でもどうやって発散すればいいのかわからない、そんな状態になってしまったことをよく覚えてます。
レミちゃんも僕と同じ気分になったのかもしれません。どちらがどんな風に誘ったのかは覚えてませんが、その日以来、昼休みにはその部屋に行って、二人でオシッコするのが日課になりました。
オシッコし終わった後は、お互い下半身を丸出しのまま他愛もない話をしてたりしましたが、その時はムラムラというより、なんか凄い安心感に似た気持ちでとても楽しかったです。
その行為を「C」という隠語で二人で呼びあったり、真っ裸で窓の近くで体を寄せあって一緒にオシッコしたり、窓の上のコンクリートの壁に鉛筆でうっすらと
「カイトとレミのトイレ」と書いてふざけてみたり、すごくドキドキして楽しい時間でした。
ところが次の年のクラス代えでレミちゃんとは違うクラスになってしまいました。
レミちゃんは涙目で「私達、別のクラスになるんだよ。いいの?」なんて言ってくれたんですが、僕は寂しい気持ちを悟られるのが嫌で「うん、それで?」なんて最低な答えをしてしまいました。
それからレミちゃんとは疎遠になり、「カイトとレミのトイレ」は使われることはなくなりました。