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「まあ、基本は、シマノに任せたらええから。」
僕は少し動揺しながら、小阪との間にあるミカンの袋をベッドの下に降ろし
て、隣に座り直しました。
「とにかく、二人っきりになればええねん・・・なんか理由つけて家に押し
かけるとか。」
「なんかって?・・・」
「宿題教えてとか、何でもええやん・・・あと、家族が留守のときに、自分
家に誘うとか・・・」
「うん・・・」
「あとは、肩に手を置くとか、身体をくっつけるとか・・・そうしたら、よっ
ぽど嫌いな女でないかぎり、男はその気になってくるから。」
「ほんまぁ?そんなんトベくんだけちゃうん?」
「男なんか誰でもそうやって!」
そういいながらも、ひょとして僕だけかもしれないと言う不安がよぎりまし
た。
「それで、シマノが抱きついてきたら、目ぇつぶれ・・・そしたらキスや!」
僕は、自分のいってることに結構興奮してきて、言葉に力が入ってきていま
した。
「目ぇつぶって、僕をシマノやと思ってみ。」
「うん、シマノくん、シマノくん、シマノくん・・・」
僕をシマノだと思い込もうとして、ぶつぶつ言っている小阪の肩に手を回し
て、抱き寄せると、唇を塞ぎました。
小阪は、一瞬身体をピクッとさせましたが、すぐに唇を委ねてきました。
最初は、唇を合わせるだけの、可愛らしいキスでしたが、僕がそっと唇を割っ
て舌を滑り込ませると、小阪の舌がおそるおそる僕の舌先に触れてきました。
どうやら、本当にシマノと思い込もうとしているようです。
ゆっくりと小阪の舌と口内を舐め上げると、彼女も舌を絡めるようになって
きました。
小阪の鼻息が荒くなってくるのがわかります。
小阪の手を取って、僕の首に回し、抱きしめるようにさせました。
僕は、小阪の舌を誘って、僕の口内へ招き入れました。
自分から、舌を入れてきたわけですから、もうかなり積極的になってるよう
です。
首に回した手にも力が入ってきています。
(やっぱ、シマノのこと思たら違うんやなあ・・・)
言うまでもなく、僕のチンチンはガチガチになっています。
(どんな風にするんか、ちゃんと教えたらな・・・)
僕は、そっと小阪の胸に手を伸ばします。
小阪のパジャマは最初っからはだけているので、難無く直接オッパイにたど
り着きました。
昨日の柔らかな感触が僕の手によみがえります。
乳首は小豆ほどで坂本やマサコより大きいように指先に感じます。
僕の手では包みきれない大きさのオッパイを、乳首を指の間に挟みながらゆっ
くりと揉みほぐしていきます。
(大人のオッパイみたいや・・・)
もちろん、大人のオッパイなど触ったことはありませんし、小学生の小さな
手に余るぐらいといっても、実際はたいした大きさじゃなかったと思います
が、その軟らかさに、もうドキドキものでした。
手は一生懸命胸をまさぐり、舌は小阪の口内を味わいつくします。
僕は、この柔らかなオッパイの現物を眺めたくて、唇を離しました。
視線を下におろして、むき出しになった胸を見ると、僕の手に揉まれる綺麗
なオッパイがそこにありました。
指の間からは、ツンと尖ったような乳首がさくらんぼのような赤みがかった
濃いピンク色の顔を覗かせています。
揉みしだく手の動きに合わせて、揺れ動く可愛いさくらんぼが僕を誘ってい
るようです。
「・・・シマノくん・・・シマノくん・・・」
口が開放されて、小阪はまた、シマノの名前を呟き始めました。
(シマノ、シマノって・・・あぁ、トベくんって呼んで欲しいわ・・・)
そう思いながら、胸に顔を寄せて、小さなさくらんぼを口に含みました。
「あっ・・・」
驚きとも、歓喜ともとれるような小さな声を上げると、小阪は身体を微かに
震わせました。
僕は、さっきまで小阪の口内で悪戯していた舌先で、さくらんぼを転がすよ
うにします。
「トベくん・・・ねえ、トベくん・・・」
(えっ!僕の名前呼んでくれるんか!)
僕のチンチンは、それだけで暴発しそうなぐらい打ち震えました。
「ねえ、トベくん、ちょっと、ホンマにするん?・・・教えてくれるって、
口で説明してくれるんと違うん?」
小阪は、そういいながら、少し遠慮がちに僕の顔をオッパイから離しました。
(そうか、説明か・・・やけに簡単に教えてくれって言うから、おかしいな
と思ったけど・・・)
目の前にある、手に包まれたオッパイと、僕の唾液でキラキラ光っているさ
くらんぼに、たまらなく続きがしたくて、適当な言い訳を並べました。
「説明だけでもええけど、実際にシマノがどんなことするかとか、どんなこ
としたらシマノが喜ぶかとか、やってみたほうが絶対分かり易いって!シマ
ノ、ユウワクするって決めたんやろ!失敗できへんねんから!」
僕はもう、クラスメイトではなく、ただのエロいおっちゃんで、オッパイに
向かって力説していました。
「うん・・・シマノくん・・・」
小阪は、渋々といった感じで返事をしましたが、ホントにオッパイ好きな僕
は早く口に頬張りたくて、余裕がなくなってきていました。
「ほら、シマノやと思って!シマノ、シマノ!」
かぷっ!
小阪の胸は、いままで女の子のオッパイに感じていた癒される感覚が少なく
て、エッチな気持ちが全開になってきます。
僕は肩に回していたもう一方の手を外して、小阪のパジャマの上着を脱がせ、
上半身を剥き出しにしました。
両手で柔らかなふくらみを堪能しつつ、左右のさくらんぼを交互に舌先で戯
れます。
頭の上では、シマノくん、シマノくんと繰り返し呟きが聞こえますが、ほと
んどBGM状態です。
舌に汗の塩っぱさが感じられなくなるまで、オッパイ全体を綺麗に磨き上げ
ていくと、小阪のBGMが途切れ途切れになって、やがて、深い吐息だけが
聞こえるようになりました。
もう一度、小阪に唇をあわせて、舌を誘うと、さっきよりも積極的に動いて
きます。
(気持ち良くなってきたんかな?・・・)
そう思うと、一段とズボンが窮屈に感じます。
僕は、小阪の手をとると、そっとズボンの膨らみに導きました。
小阪の手は、尖った先端に触れると、慌て引っ込めようとしましたが、僕が
強く押さえていると、諦めたのか、手に抵抗を感じなくなりました。
そのまま、小阪の手でズボンの膨らみを撫でさせますが、さすがに自分から
は動きません。
手をズボンに添わせたまま、僕は小阪の正面に立って、彼女を眺めました。
目の前には、ふっくらとした体つきに綺麗なお椀型のオッパイ、ちょっと太
りぎみだと思っていたけどキュッと締まった腰廻りに形のよいおへそが真っ
白に輝いて見えて、優しい肩口から伸びた右手が僕の昂まりにそっと添えら
れていました。
うっすら開かれた瞳は、伸ばした右手の先を見つめているようです。
僕は、小阪によく見えるようにわざとゆっくりズボンとパンツを降ろしまし
た。
パンツからチンチンがぴょこんと飛び出した瞬間、小阪が息を飲むのがわか
りました。
「おっきい・・・」
もう一度、小阪の手をとって、今度は剥き出しの男の子を握らせます。
僕のチンチンは、柔らかな小阪の手の中でヒクヒクと蠢いています。
「・・・山本さんが・・・」
小阪がうわごとのように呟きます。
「タエが?・・・」
「・・・トベくんのは、他の子の倍あるって・・・」
「そんなことないって!みんな一緒や!」
(あのエロタエがっ!昨日の朝言うてたコトやな・・・)
僕は、半歩前に出て、小阪の目の前にチンチンを突き出しました。
「ほら、こんなふうに優しく擦ってやるとすっごく気持ちいいからな。」
小阪の手を上下に動かして、包皮を剥いたり戻したりさせてみますが、僕が
添えた手を離すと、また固まってしまいます。
「ほら、自分で動かしてみ・・・ちゃんとシマノにやったるんやで!」
「うん・・・こう?・・・」
さっきの動きを思い出すように、ぎこちなくチンチンを扱き始めます。
その動きが新鮮で、たまりません。
「このまま続けたら、どうなるか知ってる?」
念のために、聞いてみると、
「え?・・・どうなるん?」
と、知らないようでした。
「このまま続けたら、男が一番気持ちよくなって、射精するねんで。」
「シャセイ?」
小阪が、首を傾げます。
「チンチンから精子が飛び出すねん。」
「あっ・・・」
何かを思い出したように、小さく声を上げて、赤くなった顔をなおさら真っ
赤に染めました。
「ねえ・・・続けるの?・・・」
不安げに言う小阪の声が震えています。
「シマノが続けて欲しそうやったら、してあげたら?」
小阪は、はあはあ息を荒げながら、目の前のチンチンをゆっくりと扱き続け
ています。
「ねえ・・・なんか・・・精子出てきたん?」
「それ、精子ちゃうよ・・・女の子と一緒で、気持ちようなったらネバネバ
したのが出てくるねん・・・男の子が喜んでる証拠やで。」
僕の説明に頷きながら、オッパイまでピンク色に染まるほど紅潮して、辛そ
うな表情で奉仕してくれている小阪に堪らなくなります。
「もっと、男の・・・シマノの喜ぶコト、教えておこか?」
「あぁ・・・」
小阪の返事か吐息か分からないような声に、僕はさらに小阪に寄って、扱い
ているチンチンの先端を口元に近づけました。
小阪は目の前のチンチンから顔をあげて、戸惑うように僕の顔を見つめまし
た。
「ほら、銜えてみて。」
「えっ?」
聞き取れなかったのか、理解できなかったのか、問い返す小阪に優しく誘い
かけます。
「ほら、シマノくんのおチンチン、優しく銜えてあげて・・・一番喜ぶ顔が
見れるよ・・・」
シマノの名前を出して、少しズルイとは思いながらも、小阪には悪いけど、
とにかくチンチンがギンギンだったんです。
「ああぁ・・・シマノくんの?・・・」
チンチンを見つめ直して、まだ躊躇っている小阪の頭をそっと抑え、チンチン
を唇に押し当てました。
唇の柔らかさが伝わって、チンチンがビクッと跳ねます。
少し前の僕なら終わっていたと思う衝撃を乗り越えると、次に来る唇の刺激
を楽しみに待ちました。
でも、無理ない話しかもしれませんが、なかなか小阪は動こうとはしません。
僕は、チンチンの先で唇をなぞって、ネバネバをリップクリームのように塗
り広げました。
「ほら、ちゃんと銜えてみて、シマノくんの喜ぶ顔みてみたいやろ?・・・」
小阪は意を決したのか、唇を舌で湿らせると、そっと唇を開きました。
一部でデカイと噂の僕のチンチンも、たかだか小学生の持ち物で、小阪が目
いっぱい口をあけて頬張ることもなく、パクっと銜えることができます。
次の瞬間、僕は暖かな小阪の口の中に包まれていました。
「さあ、さっきみたいに、今度は唇で、チンチンを擦ってあげて・・・」
小阪がゆっくりと頭を上下に動かしだすと、思わず声が出ます。
「ああ~っ!」
僕の歓喜の声に、驚いたのか、小阪は動きを止めて僕を見上げました。
「ああぁぁ・・・続けて・・・いいから・・・」
また、動きが始まりましたが、小阪は上目遣いに僕の表情を見続けています。
その視線も何となく昂奮を誘って、僕は小阪の髪を撫で付けました。
「・・・それから、お口の中では、タップリ唾をつけて・・・丁寧に皮を剥
いてあげて・・・舌で・・・くびれたところ、段になってるトコとか、スジ
のあるところを優しく・・・そう・・・うっ!」
僕の欲求をその通りに、ぎこちなくはあっても、丁寧に実行していく小阪は、
学校の勉強と一緒で、まじめにコツコツとこなしていくタイプであることが
よく分かります。
ただ、小阪は僕の中ではもう『平均点』ではなくなっていました。
「あはぁ~ぁ・・・こさかぁ~・・・ああぁ・・・」
いつの間にか、僕は小阪の唇の動きに合わせ、声を上げて、腰を前後に揺ら
していました。
「こさか・・・こさか・・・こさかぁ・・・」
もう、爆発まで秒読みに入っています。
いきなり初めての子に、口内発射はまずいと思っていましたが、どうにもブ
レーキをかけられません。
「こさかぁ・・・もう、一番よくなりそう・・・出るよ・・・ええか?」
たぶん小阪は、ちゃんと理解できていなかっんだと思いますが、僕は彼女の
頭の動きを勝手に頷いたと判断して、そのときを待ちました。
小阪の舌がチンチンのくびれにまとわりつき、裏のスジをそっと舐め上げた
とき、その瞬間はやってきました。
「あうっ!!こさ・かっ!・・・・・・」
小阪はきっと、シマノならぬ僕の一番喜ぶ時の顔を見たに違いありません。
僕は本能的に腰を突き出し、小阪の頭を手で押さえて、チンチンが口からは
み出さないようにして、小阪の口内を汚しました。
ビクビクと暴れながら大量の噴出物を撒き散らす僕を、小阪は驚きの目で見
上げています。
ドクドクと脈打つたびに、ほとばしる体液を、クラスメイトの唇にタップリ
と注ぎこんだチンチンは、満足したかのように急速に勢いを失っていきまし
た。
小阪は、肩で息をしながら、ちびたエンピツのようになってしまったチンチン
をそっと唇から吐き出して、潤んだ目で僕を見上げています。
どうしてこういう時って、無性に女の子が愛しくなるんでしょう。
「こさかぁ!」
僕は、小阪に思い切り抱きついて、唇を合わせました。
抱きつかれた勢いで、二人してベッドに倒れこんだまま、唇をむさぼります。
小阪の口内に、もう僕の体液は残ってなくて、どうやら驚いて飲み込んでし
まったようです。
舌を絡ませ、唾液を交換して、ベトベトになった唇で、小阪の首筋を舐め、
柔らかなオッパイを攻め立て、さくらんぼを味わって、さらに下へと顔を移
動させます。
その間中、小阪はただ黙って、息を荒くしていました。
形のいいおへそを過ぎて、パジャマのズボンに手をかけると、一瞬小阪が緊
張したように感じました。
僕が思い切ってズボンを引き下げると、小阪は少しお尻をあげて脱がせ易く
してくれました。
ズボンを脱がせた、僕の目に飛び込んできたのは、真っ白な肌に柔らかな毛
が生えてきている小阪の下腹部でした。
まだ、生え揃ってはいませんが、僕には十分に大人の身体です。
僕は、ベッドの下に跪いて、小阪の脚の間に入り、下草に顔を埋めました。
頬に、さらさらとした柔らかな感触が心地よく、短い毛を唇で挟んで引っ張っ
たり生え際を舐めたりしながら、毛のある肌の感触と眺めを堪能しつつ、徐々
に中心へと唇を進めていきました。
もうすでに、脚の間に入り込んでいるために、僕の目の前には開かれた小阪
の姿が全部さらけ出されています。
昨日は想像するしかなかった小阪の女の子が、いまここにあります。
(赤ちゃんができる身体・・・)
僕は、初潮を迎えている女の子のオメコを、とても貴重なものに出逢ったみ
たいな気持ちで、ドキドキしながら見つめました。
ぽっかりと開かれた薄桃色のワレメから蜜液に濡れそぼった真っ赤な肉襞が
覗いて、その頂上に包皮に護られた小さな突起が、顔を出しています。
僕は、そっとその突起に口付けをしました。
小阪の身体がピクンと跳ねて、秘境の入り口からはまるで神秘の泉のように
滾々と蜜液が湧き出してきます。
舌を小刻みに震わせながら、泉の蜜を舐めとり、舌先に力を込めると、小阪
の中にゆっくりと沈み込んでいきます。
視線を上げると、小阪のお腹が大きく波打って見えます。
僕の精を柔らかな唇で受け止めてくれてから、ずっと黙ったままなのが気に
なりますが、とにかく目の前のターゲットに集中することにします。
僕は沈ませた舌を数回出し入れさせたあと、包皮に包まれた真珠を慎重に剥
き出しにしていきました。
小阪は昨日初めて女の子の部分に触れられて、ヨクナル感覚を覚えたばかり
なので、今日もじっくりと頂上を目指すつもりでした。
けれども、思いの外小阪の反応が良くて驚きました。
ピンクに色づく真珠を舐めあげるたびに、ピクッと身体を震わせ、1分と経
たないうちに、僕の舌の動きに合わせてお尻を揺らし始めました。
そういえば、この部屋に入ったときに感じた、女の子のエッチな匂いを思い
出して、ひょっとしたらついさっきまで、独りでシテたんじゃないだろうか?
と、やけに感度のいい身体を前に、想像してしまいます。
リズミカルに舐め続ける僕の肩に太腿を乗せて、脚を背中で組んで、自分の
秘部へ僕の顔を押し付けるように締め付ける小阪の息が、浅く速くなって、
伸ばした手が僕の髪をクシャクシャと掻きあげます。
相変わらず小阪は黙ったままですが、この息遣いは、もうすぐの気配です。
僕は、一気に攻めに行きました。
小阪の太腿に添えていた両手をオッパイに伸ばして、鷲掴みに揉みながら、
乳首をクリクリとこねるように摘みます。
そして、舌の振動は小阪の真珠をぴかぴかに磨き上げていました。
「あぁっ!」
小阪の脚がビクッと震え、一瞬呼吸が止まると、激しい締め付けが僕の顔を
濃厚な蜜壷に沈めていきます。
小阪が再び脱力するまでの、十数秒の間、僕は溢れ出す蜜液をこぼさずに頂
きました。
疲れたように小阪の脚が解かれて、ベッドからだらりと垂れ下がると、僕は
立ち上がって、着衣を脱ぎ去り全裸になって、小阪にのしかかりました。
そのとき見た、ベッドに横たわる小阪は、エッチな本で見た女の子のように、
綺麗で、そしてチンチンがビンビンになるいやらしさがありました。
そう・・・もう僕はビンビンだったんです。
小阪に抱きついて、キスをしながら、僕は小阪の身体をベッドの中央にずら
しました。
小阪も、僕の背中に腕を回してきます。
ベッドの中で位置を変えるときに、小阪の脚の間に身体を割り込ませること
ができた僕は、そのまま、真ん中へと突き進みました。
ヌルッとした感触で、チンチンの先端が柔らかな肉を押し広げていくと、僕
の腕の中で、ようやく小阪が声を出しました。
「トベくん・・・気持ち・・よかった・・・」
口が渇いているのか、上手く喋れずに、唇を舐めました。
「あ、あぁ・・・よかった?」
小阪の声が妙に落ち着いていて、僕の昂ぶる気持ちを抑えられてしまいまし
た。
チンチンの先端を小阪に突き刺したまま、僕は小阪の目を見つめました。
小阪は自分の間に挟まった肉を、擦り付けるようにお尻を動かしながら、恥
ずかしそうに目を伏せました。
「昨日、トベくん帰ってから・・・自分でしちゃってん・・・」
「うん・・・」
僕も、小阪の話しに耳を傾けながら、少しずつ腰を進めました。
「トベくんに・・・初めてやったけど、ちょっと・・・よかったから。」
小阪の腰も、微妙に僕の動きに合わせているようです。
「でもな・・・してるときは気持ちよかったのに・・・終わったら、なんか
落ち込んでしもうて・・・シマノくんのこと考えてしたのに・・・」
言いながら、小阪は、思い出したようにまた涙を溢れさせました。
「小阪・・・」
「・・・トベくんとの時は、終わってもずっとドキドキしててんで・・・」
もう完全に、腰から下はツンツン状態になっています。
「よかったときの、コト、思い出して、何回もしたんやけど、全然、あかん
ねん・・・」
小阪は、途切れ途切れに話しながら、大きく息をつきました。
「・・・そんなことしてたら、お母さん帰ってきて・・・わたし、なんか、
恥ずかしくて、降りて行かれへん、かって・・・」
僕は、小阪の目を見て、頷き返しました。
「そんで・・・また、ベッドにもぐってしちゃってたら、ビクってなった瞬
間、急にオシッコしたくなって・・・もう、漏れそうで・・・それで・・・」
「わかった、わかった・・・」
僕は、小阪の頭を、優しく撫でました。
小阪も、僕の背中に回す手に力が入ります。
下半身では、別の生き物のようにお互いの性器を擦り合わせ続けています。
「・・・もう、恥ずかしくて、よう降りれんようになって・・・わたし・・・
どうしようって・・・」
「いいよ、もう、分かったから!」
僕は、そういって小阪にキスをしました。
「僕も、センズリしたらな・・・そん時は気持ちよくて、ピュッて出る瞬間
は、最高やねんけど、終わったら、何でこんなコトしたんやろって、落ち込
むことあるねんで・・・」
「ほんまに?」
小阪が涙目で、首を傾げます。
「うん、なんて言うか・・・自己嫌悪って言うのかなぁ・・・憂鬱な気持ち
になって・・・」
それに小阪が、頷きます。
「・・・もうやめとこって、そん時は思うのに・・・それやのに、また時間
たったらシテまうねんなぁ・・・」
僕は、自分の経験を思い出して、苦笑いで話しました。
「でも、さっき小阪にしてもらったときは、気持ちいいだけやったでぇ!全
然落ち込めへんかった!」
「うん、わたしも・・・トベくんとの時は、すごくよかってん!そやから、
トベくんのことが好きなんかなって・・・」
小阪の声に元気が出てきて、僕もつい腰に力が入って深めに沈めてしまいま
す。
「誰かとしたら、気持ちいいねんって!エッチなことは二人でするもんなん
やねん、きっと・・・」
小阪はちょっと眉間にしわを寄せて、頷きました。
「小阪・・・シマノとしたらきっと最高やで!元気出さな!・・・独りです
るんは、もやもやが溜まったときだけにしとき!」
「うん、ありがとう、トベくん・・・」
苦しそうに、にっこりと笑う小阪に、キスをして、強く抱きしめました。
熱い舌を絡ませながら、また、柔らかなオッパイに手を伸ばすと、小さなさ
くらんぼは、まだツンと上を向いたままでした。
夢中になって、唇とオッパイを交互にキスして、白い胸に幾つもの淡いキス
マークを散りばめていました。
小阪の息が荒くなってくる頃、気がつくと僕はもうチンチンの半分ぐらいを
熱い蜜壷に沈めてしまっていました。
小阪の初めては、シマノにしてやらなければ。
そう、何とか思い止まって、チンチンを浅瀬に引き上げさせました。
(ああぁ・・・ひょっとしたら、もう、血が出てるかも知れへん・・・)
ヤバイと思いながらも、完全に引き抜くことが出来ずにいると、小阪が僕の
動きに気づいたのか、僕の背中にあった手を、腰のあたりに下げて、引き寄
せてきました。
「トベくん・・・いいよ・・・さっきの・・・痛くないから・・・」
僕は、誘われるままにフラフラと、小阪の奥にまた戻っていきました。
「・・・でも、痛いって言ったら、すぐに止めてね?」
腰に回した手にグッと力が入って、僕はそれに抵抗することなく、先に進ん
でいきました。
小阪の言葉に自分での思考を停止させてしまって、僕は小阪のコントロール
下に入っていました。
導かれるままに、オッパイを口に含み、大きく腰を躍らせて、初制覇の記念
のポールを、小阪に深く打ち込んでいました。
小阪は、額に汗をにじませ、眉間のしわを深くし、唇を噛み締めて耐えてい
るのが分かりましたが、『痛い』と言われないので、止めることはありません
でした。
柔らかで、温かい、小阪の中は、きつく締め付けることはないけれど、優し
く絡み付いてくるような襞をチンチンに感じて、すぐに頂点に達してしまい
ました。
小阪の一番奥底でチンチンがビクンと跳ねて、第一波を送り込んだ時、小阪
は落ち着いて、僕の最も深いストロークを迎え入れていました。
僕の身体が、ビクビクと震えて、腰の動きが止まったコトで状況を感じ取った
小阪は、息を整える僕の耳元で、囁くように言いました。
「よかった?・・・」
「うん・・・」
僕は、それしか言葉が出ませんでした。
しばらく、余韻を持って抱き合っていましたが、時間も気になって、身体を
離しました。
気になっていた出血はなく、小阪もホッとしていましたが、初めてなのか、
とも聞けないので、
「シーツ汚れんでよかったぁ!」と、笑って言いました。
僕たちは、服を着て、まず、窓を開けて部屋の換気を行いました。
新鮮な空気が入ってきた瞬間、さわやかな気持ちになり、途端に、小阪とやっ
てしまったコトの罪の意識が芽生えてきました。
それに、赤ちゃんが出来る身体のことも、気になっていました。
小阪を見ると、窓辺で笑って深呼吸していて、後悔など微塵もなさそうです。
(まあ、いいか・・・な?・・・)
小阪を見ると、目が合って、僕に聞いてきました。
「シマノくん、上手にユウワクできるかなぁ?」
「今日はオレが、オマエにユウワクされたわ!」
小阪は、腰の辺りで小さくVサインを出して、にっこりと微笑みました。
そのあと、二人して階下へ降りて行くと、小阪ママが泣きながら喜んでくれ
ました。
小阪がシマノに失恋して、泣きあかしていたことや、他にもいろいろ女の子
の悩みがあったことを今回の立て篭もりの理由にして、これからはお母さん
に相談すると言うことで、怒られることはありませんでした。
小阪が僕を部屋に入れてくれたことについては、僕がシマノの交際相手の坂
本さんを好きだということを小阪が知っていたので、小阪は僕の話を聞いて
くれたと、小阪ママは納得してくれました。
その夜、小阪パパが仕事帰りに僕の家に立ち寄ってきて、今回のお礼を丁寧
に言ってくれました。
僕がしたことを考えると、お礼なんか言ってもらっていいのかな?と思うの
ですが・・・
デパート勤めの小阪パパが、置いていった手土産は、いつか坂本の家で食べ
た、有名なお店のシュークリームでしたが、結局、今回もいろんな気持ちや
考えが入り混じって、味がよく分かりませんでした。