そのあと、僕たちは、蒲団の中で寄り添いました。
まだ、僕も、坂本も、はあはあと、マラソンの後のような息をついています。
彼女は、僕の腕にすがって、甘えるように、笑って言いました。
「トベくんのエッチ!」
「坂本さんのほうが、100万倍エッチやったわ!」
僕は、つい調子に乗って、勢いで言ってしまい、しまった!と思いました。
坂本は、唇を尖らせ、ぷいと眼を逸らせて、下を向いてしまいました。
僕が、謝ろうと肩に手を置くと彼女が上目遣いにこちらを見て、ニヤッと笑い
ました。
「バレちゃった?」
「え?」
坂本は、僕の耳に唇を寄せて、ヒソヒソと囁きます。
「かっちゃんがドスケベなん、みんなには、ナイショな・・・」
僕たちは顔を見合わせて、思わず吹き出しました。
「あ~あ・・・もうお昼かぁ・・・」
坂本がつまらなそうに、呟きました。
お母さんたちが帰るまでに、エッチな残渣物を片付けなければなりません。
僕たちはノロノロと身体を起こして、状況確認を行いました。
坂本の出血が思った以上にあって、蒲団に敷いていた、バスタオルが赤黒く染
まって、まるでテレビドラマの殺人現場のようです。
「うわぁ・・・かっちゃん、トベくんに殺されるとこやった・・・」
「ごめん・・・痛かったやろ?・・・」
「お尻の骨が砕けそうやったもん・・・」
「ごめんな・・・」
坂本は、笑って首を横にふりました。
「へーき、へーき・・・かっちゃん強いもん!」
彼女は、事件現場の真ん中に溜まっていた、大量の液体に指を伸ばしました。
「・・・トベくんの?・・・」
「うん・・・」
「うひゃぁ・・・こんなに・・・」
坂本は、興味深く僕の出した大量のぬるぬるを指でかき混ぜながら、僕を見ま
した。
「・・・気持ち・・・よかった?」
「うん、坂本さん、最高やった・・・」
僕も、彼女を見つめ返しました。
「ど~ん!」
坂本が、本当にど~ん!と僕に抱きついてきて、僕たちはまた蒲団に転がって
しまいました。
彼女は、仰向けになると、すごい力で、僕を身体の上に引き上げました。
「しよ、もっかい!」
「えっ?・・・ええ~っ?!」
「なんか、うまくいきそうな気がすんねん!」
その自信はどこから来るのか、坂本は、笑っていますが目は真剣です。
「・・・さっきは、強引に操、奪われたけど、今度は優しくしてな・・・」
多少意味の分からない言葉がありましたが、なんか、違うような気がします。
(ミサオ?・・・いや、強引って・・・)
でも、僕のほうもとっくに準備オッケー状態だったので、とりあえずツンツン
ぐらいはいいかなと、柔らかな肌をツンと突っつきました。
ツルンと、あっけなく彼女の入り口が僕の先端をくわえこみました。
あまりの滑らかさに、
(あ、いけるかも・・・)
そう思った瞬間、坂本が力一杯、僕をはね飛ばしました。
「あっ!いっつ~っ!!」
彼女は踞ってアソコを両手で押さえています。
(やっぱり、どう考えても今日はもう無理やよな・・・)
坂本は、目に涙を溜めて、困ったように僕を見ます。
「ごめん、続きは、オヤツの後にしよ・・・」
「あの・・・そうまでして、せんでも・・・」
僕は、彼女の腰の辺りをさすってやりながら、あきれていました。
坂本のほうは、見たところ、出血は止まってるようですが、かなり動き辛そう
でした。
僕のは、というと、赤と黒の迷彩模様になっていて、なかなかの迫力です。
坂本は、バスタオルの端の乾いたところで、お尻を拭こうとしますが、肝心の
ワレメ近くに触れると痛むらしくて、なかなかきれいにできません。
「なあ、下行って、ハンカチ濡らしてきてくれへん?」
坂本が、タンスからタオル地のハンカチを2枚取り出して、僕に渡しました。
「水汲んできたらええんやけど、ママに見つかったら変に思われるし・・・」
12時まで、あと10分ほど。
いつお母さんたちが帰ってきても、おかしくありません。
家の中に詳しい、彼女に行って貰いたいところですが、
「お尻、痛くて階段なんか、無理!」
まったく、わがままで甘えたですが、原因が僕なのと可愛いので、全部許して
しまいます。
僕は、お化け屋敷以上のスリルを、おもいっきり味わいながら、台所へ向かい
ました。
いま、お母さんが帰ってきて、全裸でうろつく僕を見たら、どう思うでしょう
か?
(あかん、まったく言い訳思いつかへん・・・)
とにかく、急がなくては、なりません。
台所のテーブルに、電気ポットがあって、中にぬるくなったお湯が残っている
のを見つけ、ハンカチをあったかいオシボリにして、二階へ持ち帰りました。
無事戻れて、ほっとして、襖を開けようとすると、なぜか、襖が開きません。
「え?」
僕が、襖をガタガタ揺すると、中で坂本の声がします。
「え~っ・・・もう帰って来たん?・・・」
「お~い!開けてくれよ~!」
「ゆっくり、お風呂でも入って来たらいいのに・・・」
「はあ?」
「ちょっと・・・待ってて・・・」
どうも、中で何かやっているようです。
「なにやってるん?」
僕は、しつこく襖をガタガタさせます。
「もお、しゃあないなあ・・・じゃあ、問題に答えたら開けてあげる・・・」
僕は、結構あせってました。
「早よ、開けてや・・・」
相手が坂本じゃなかったら、裏返してやりたいところです。
「・・・ん~っと、なんにしよ・・・」
(問題、考えてないんやん・・・)
「・・・ほな、もんのすごぉい、世界でいっちばん、エッチな言葉、言ったら
開けてあげる!」
「え~っと・・・なんやろ・・・坂本カズヨ!」
「・・・」
襖がガラッと開いて、ふくれっつらの坂本が立っていました。
さっきまで見てたのに、いきなり、全裸の坂本が出て来ると、やっぱりオッと
思います。
「なんで『坂本カズヨ』やねん・・・」
「いや、なんせ、僕の100万倍やから・・・」
彼女は、僕を恐い目で、じろっと睨みます。
「・・・でも・・面白い答えやったから、座布団一枚あげる・・・」
僕は、ようやく部屋に入れてもらうと、坂本の頭に、温かいオシボリを乗っけ
ました。
彼女は、とても嬉しそうに、頭の上のオシボリを手に取ると、ホカホカのを、
さっそく、あの部分に押し当てました。
「あ~っ!キモチイイ・・・」
うっとりとした表情で、僕を見ました。
「トベくん、気が利くぅ・・・ホカホカ・・・」
僕は、自分のを拭いながら、坂本に訊ねます。
「なんか、やってたん?」
「ううん、何にも・・・ナイショ・・・」
(ナイショってことは、なんかやってたんやんか・・・)
部屋の中を見回しても、それらしいものは見つかりませんでした。
一通り、身体を清めると、次は、あの凄惨な状況のバスタオルです。
坂本は、丸まったまま、股間にオシボリを押し当てて、ニコニコしています。
よっぽど、温かいオシボリが気持ちいいのでしょうが、片付けの戦力としては
期待できそうにありません。
僕は、重い気持ちを抑えて、バスタオルを、恐る恐る捲りました。
バスタオルの下は、蒲団にまで染み込む血の池地獄、と思っていましたが、
驚いたことに、大きなビニールのゴミ袋が拡げて敷いてあり、汚染の拡大を
防いでいました。
「坂本さん・・・これ・・・」
「ああ、それ? お蒲団汚さんように、敷いといた・・・そのバスタオルも、
もう捨てるやつやし・・・」
彼女の周到さに感心するほかありません。
(ほんまに、初めてなんかな?・・・)
坂本のほうを見ると、相変わらず、オシボリを押し当てたまま、ホンワカとし
た、あどけない笑顔で、僕の片付けを見つめています。
僕は、頭に浮かんだいけない考えを振り払うように、頭を振りました。
「かっちゃん・・・初めてやから・・・」
僕は、ギクッ!っとしました。
「絶対汚すと思って・・・そんなんで、トベくんに、迷惑かけたくなかってん
・・・」
汚れたゴミ袋を裏返して、そのままバスタオルを押し込みながら、僕は大きく
息を吐きました。
「僕な・・・坂本さんのこと、すっごく好きやねん・・・」
坂本は、黙って聞いています。
「そやから、大事にしよう思って・・・エッチなこと、なくてもいいかなって
思てたんやけど・・・」
僕は、ゴミ袋の口を縛りました。
「でも、坂本さんとおったら、我慢できへんかった・・・」
僕は、ゴミ袋の中の痛々しいバスタオルを見つめました。
「やっぱり、僕のほうがエッチやった・・・痛くして、ゴメン・・・」
「ううん、かっちゃんもトベくん、大好き!」
坂本は、踞ってアソコにオシボリを当てたまま、僕に訴えます。
「そやから、トベくんとしたかってん!今日、すっごい、楽しみやってん!」
僕は坂本の側に寄って、キスをしました。
「ありがとう・・・」
「トベくん!」
坂本は、起き上がって、僕の首に抱きつきました。
「シタイときは、いつでも、言ってな!・・・」
僕は、彼女の頭を、優しく撫でました。
「うん、ちゃんとお願いするよ・・・」
「かっちゃん、もうトベくんのんやから、お願いやなくて命令でいいねん!」
「じゃあ・・・させろ!?」
「・・・トベくんのエッチ・・・」
いたずらっぽく笑う坂本の頭をコツンと叩きました。
彼女は、ぺろっと舌をだして肩をすくめます。
「なあ、トベくん、どれくらい、かっちゃんとしたい?」
彼女は、エッチなことを言うときが一番あどけない笑顔になります。
「坂本さんが思ってるんと一緒や・・・」
「え~っ! 毎日は無理やと思う・・・」
「毎日って・・・やっぱり、坂本さんのエッチには、かなえへんわ!」
「なんでぇ?・・・毎日したないん?」
ストレートな坂本に、僕はいじらしさを感じて、頬を寄せました。
「坂本さんとやったら、1日3回したいよ!」
「うん、かっちゃん頑張る!」
僕たちは、また、キスをしました。
坂本は、僕の胸に顔を埋めて、小さく呟きました。
「トベくんも・・・全部かっちゃんのもんになったらいいなぁ・・・」
(全部か・・・)
『お嫁さんにしてくれたら、ぜ~んぶ、あげるから!』
突然、頭の中に、フラッシュが瞬くように、マサコの声が響いて、ハッとして
顔をあげました。
たった3週間前の『ゲーム大会』も、ずっと昔のように思えて、僕は目の前の
小さな肩を、きつく抱きしめました。
坂本を好きな気持ちが、僕の中からマサコの記憶を、すべて消し去ってしまう
ような不安が、急に襲ってきて、僕を震えさせました。
(マサコ・・・好きやった・・・あの時、ホンマに好きやったんやで・・・)
「トベくん・・・」
坂本は、僕がまた精神不安定になって、泣き出したのに気づいて、ヨシヨシ
してくれました。
「いいねん、トベくん・・・ゆっくり好きになってくれたら・・・かっちゃん
そばにいてるから・・・」
「ごめん・・・」
僕は、坂本にも、マサコにも、謝り切れない程の罪をこれからも重ねていくの
でしょうか。
「・・・ごめん・・・」
こんな、情けない僕に、坂本は優しく微笑んでくれます。
「ほら、オッパイ飲み・・・」
僕は、坂本の平べったい胸に夢中で吸い付いて、彼女の鼓動を聞きました。
彼女は、きっと、僕の『すべて』を知ってるんだろうと、なぜかそんなふうに
感じました。
坂本は、何も言わず、甘えん坊の赤ちゃんが泣き止むまで、オッパイを与えて
くれました。
いつも着ているのに、今日はやけに窮屈に感じられる服を身に着けている頃、
車が戻って来る音が聞こえました。
坂本は、窓を開けて、車に手を振りました。
もちろん、目的は部屋にこもった匂いを消すための、換気でした。
その日の昼食は、坂本の、家族と一緒に、お母さんの作ってくれた、親子丼を
ご馳走になりました。
食事の後、話の成り行きで、みんなでトランプをする事になって、そのまま、
オヤツのシュークリームを食べるまで、坂本の親と緊張の中で過ごしました。
二階に戻ると、ほっとして座り込んでしまいました。
坂本が、さっそく僕の背中にジャレツキます。
「ひっつきむし~!」
僕は、前に回した彼女の手を取って、ため息をつきました。
「ああ~っ!緊張した~っ!」
「トベくん、パパの前では、いい子やったね、ヨシヨシ・・・」
坂本は、からかうように僕の頭を撫でました。
「シュークリーム、美味しかったんかどうか、味わかれへんかったわ・・・」
「ほな、いい子やった、トベくんに、『ご褒美』あげましょう!!」
僕は、『ご褒美』にハッとして、彼女を見ました。
坂本は、僕の前に座って、シャツをたくしあげました。
「はいっ!オッパイどうぞ!」
その、元気の良さに、違う『ご褒美』を想像していた僕は、苦笑いしました。
「オッパイ、好きやろ?」
午前中、彼女のオッパイは十分に堪能していたので、ちょっと感動が薄くなっ
ていました。
「・・・やっぱり、ペッタンコのんは、オイシクないかなぁ?・・・」
心配そうに僕を見つめる彼女の手を取ります。
「そんなことないよ・・・ほら、坂本さんのオッパイ見ただけで、こんなに
なってる・・・」
僕は、彼女の手を僕のズボンの前に導きました。
坂本は、指先が一瞬、膨らみに触れると、弾かれたように手を引っ込め、恥ず
かしそうに下を向きました。
(あ、僕のん、さわったコトなかったんやったっけ・・・)
僕は、くすくす笑いながら、彼女の耳元に唇を寄せて、言いました。
「ママ、オッパイちょうだい・・・」
坂本は顔をあげて、頷きました。
「は~い!・・・おいで、おっきい赤ちゃん・・・」
坂本は、僕を本物の赤ちゃんを抱っこするように横抱きにして、背中を優しく
トントンと叩きました。
僕は緊張から解放されたこともあって、すっかりリラックスして、坂本の乳首
をチュウチュウしながら、眠くなってしまいました。
ぼんやりした意識の中で、なんとなく気持ち良さに気付くと、いつの間にか、
坂本の膝枕で寝てしまっていたのです。
気持ち良さの、原因は、彼女の右手が、僕の膨らんだズボンの上にあったせい
でした。
彼女は、僕が眼を醒ましたのに気付かず、遠慮がちに指先で形を確かめるよう
にしています。
僕は、このまま寝たふりをしていようかとも思いましたが、パンツの中で爆発
してしまったらマズイと、彼女に声をかけました。
「坂本さん・・・」
彼女は、僕が眼を醒ましたらきっと止めるだろうと思っていた、指先の動きを
そのままに、にっこりと微笑みました。
「目、醒めた・・・」
「オッパイ飲んで寝てもうた・・・」
僕も、彼女に笑いかけます。
「気持ち良さそうに寝てた・・・」
「気持ちいいのは、坂本さんの手のせいやわ・・・」
「これ?・・・トベくんのに触る練習・・・」
彼女は、僕のを手のひらでヨシヨシと撫でます。
「うん、気持ちいい・・・」
僕は、はあっと、息を吐いて、眼を閉じました。
「なぁ・・・トベくん・・・」
「ん?」
坂本の声のトーンが落ちたので、僕は彼女の表情を見上げました。
「・・・まだ・・・なんか、痛いねん・・・」
「大丈夫?」
「壊れてないかなぁ・・・」
不安そうな顔で僕を見つめています。
「見てあげよか?・・・」
僕は、起き上がって、彼女の肩に手を置きました。
「うん」
坂本は、頷いて、僕に訊ねす。
「どうしたら・・・いい?」
「服、そのまんまでいいから、パンツだけ脱ぎや・・・」
彼女は、お尻を浮かしてスカートに手を入れ、パンツをするっと脱ぎました。
坂本は、パンツを履き替えていて、今度のは、リボンの飾りのついた水色の
パンツでした。
「あぁ~・・・」
ため息交じりで、見つめるそのパンツには、薄っすらと血がついていました。
「・・・あとで、こっそり洗う・・・」
なんか、坂本が泣きそうになってきました。
「ほら、ここに、ごろ~んてなって・・・」
僕は、坂本を仰向けに寝かせると、太腿を抱えるように言って、脚を広げさせ
ました。
「これでいい?」
彼女は、僕に肌を見せることに、何の抵抗も感じてないようです。
脚の間に入って、お医者さんごっこのように、診察を始めました。
彼女のアソコを入念に調べます。
ワレメの内側が、真っ赤に充血していますが、切れたり血が出たりはしていま
せん。
お豆の辺りは、キレイなまんまです。
奥を覗こうと、そおっと指で開いてみようとすると、
「ぐっ・・・」っと、痛みにお尻を揺らします。
「だいぶ、赤くなってるけど、怪我したりはしてないみたいやで・・・」
パンツについてた血は、奥のほうで溜まっていたのが、潤い成分と一緒に流れ
出てきたものだと思います。
「しばらく、じっとしてたら、じきに治るよ。」
僕は、股の間から彼女の顔を覗いて、安心するように優しく言いました。
すると、彼女がポロポロと大粒の涙を流しはじめました。
「えっ!・・・痛いんか?」
僕は、あせります。
「オヤツの後のん、できへんようになったぁ・・・・」
思わず、ため息が出ます。
「すぐ、できるようになるって・・・」
「トベくんに、嫌われる・・・かっちゃん、もう捨てられるぅ・・・」
やれやれ、と思いながらも、だんだん本格的に泣き始める坂本をほっとくわけ
にもいかず、僕は、彼女の痛々しいワレメに顔を近づけました。
そして、舌を思いっきり伸ばして、他の部分には触れないように、お豆をそっ
と舐めました。
「あふんっ・・・」
坂本が、小さく声を上げました。
「これやったら、痛くないやろ・・・」
「うう・・・」
精一杯伸ばした舌先を唾液で湿らせて、お豆だけに集中するのはかなり疲れま
す。
坂本は、一点だけに与えられる刺激に、早くも息を荒くします。
彼女から潤いが溢れ出して、微かに血の匂いが漂います。
僕は、ハンカチを出して、坂本のお尻の下に敷いて、液垂れに備えました。
彼女はお豆だけでは物足りないのか、腰を浮かしてすり寄ろうと懸命です。
でも、他に触れるわけにはいかないので、舌先を上手くコントロールしていき
ました。
焦れたように坂本が声を上げます。
「トベくん・・・もうちょっとぉ・・・」
僕は、少し強めに舌を動かし埋もれた真珠を探り当てます。
「はぁ、はぁ・・・あんっ・・・トベくん・・・しよ・・・」
「え?」
「もう・・・痛くても、ガマンするから・・・」
僕は、とりあえず、彼女を無視して作業を続けることにしました。
「もう・・・もう・・・はよぉ・・・」
せめて、舌の動きだけでも速くしてやります。
「う、う、う・・・」
彼女が僕の頭を掴んで、押し付けようと力を込めます。
僕は、坂本の太腿に手をついて、彼女の力に抗います。
彼女の呼吸が一瞬止まり、全身が小刻みに震え出しました。
彼女の真珠を強く擦りあげ、頂点へと、誘います。
「ああぁ~っ!!!」
坂本は、脚を組んで、僕の頭を挟み込み、ずぶ濡れの中心へと締め付けます。
辛うじて、彼女に当たらないように踏み留まって、締め付けが治まるのを、
待ちました。
やがて、坂本の身体から力が抜け、手足がだらんと伸びました。
顔を上げると坂本の胸とお腹が大きく波打っています。
彼女はうっすらと眼を開けると、僕に手を差しだしました。
僕は、間違っても、チンチンが当たらないように、慎重に坂本を抱きしめ、
キスをしました。
彼女は、息を弾ませ、乾いた唇を舌で湿らせます。
「・・・はぁ・・・ちもきいい・・・」
彼女が回らない舌で発した言葉に、思わず笑いながら、僕も、それに合わせて
言いました。
「ちもき?良かったん?」
坂本は、笑いをこらえて、僕を睨みながら、唇を尖らせます。
「ち・も・き・よ・かっ・た・の!」
僕は、彼女の頭をヨシヨシしました。
「・・・トベくんも、おいで・・・シテいいよ・・・」
でも、それは受け入れ難い、お誘いでした。
「ホンマに、壊れてまうで!」
「でも、トベくんばっかし、我慢してる・・・」
「坂本さん、エッチなこと、我慢せえへんもんなぁ・・・」
言ってから、ちょっと意地悪だったかな、と思いましたが、これくらいで参る
子じゃないと、すっかりわかってしまってます。
「そんだけ、トベくんのコト、アイシテルの!」
開き直り気味の彼女に、それじゃあと、身体を起こしました。
「僕も、ちもきよく、してや・・・」
「えっ?」
「これって、おチンチン・・・やよね?・・・」
坂本は、僕のをおっかなびっくり摘まんで、当たり前の質問をします。
僕が、頷くと、指先のモノを見つめます。
「トベくんが、いっつも、オシッコするトコ?・・・」
「まあ、そうやけど・・・」
「・・・これ・・・舐めるの?」
「うん!」
僕は、ひたすら、頷きます。
「・・・どうやって?」
「えっと・・・アイス舐めるみたいに・・・」
彼女は、僕の顔とチンチンを交互に見つめます。
「アイスって、ソフトクリーム?アイスバー?」
やけに細かい質問をしてきます。
「まぁ、アイスバーで・・・」
「あっ!わかった・・・最後に『当たり』が出るからやろ?」
別に、そんなつもりはなかったんだけど、この子は、見かけによらず、結構
下ネタが好きなようです・・・
「まぁ、自由にしていいから・・・」
「うん・・・」
彼女の唇がチンチンに近づきます。
ごくりと、坂本の喉がなる音が聞こえて、彼女は上目遣いに僕を見上げます。
「いいの?」
「いいよ!」
「あんな・・・へたくそやと思うけど・・・」
「別に、下手でええよ・・・」
「あの・・・かっちゃん、何年生に見える?・・・」
僕は、大きくため息をつきました。
「もう・・・2年生ってことでいいよ・・・」
僕は、坂本の『お口』をあきらめて、チンチンを彼女の手から外しました。
「無理に、お願いしてごめんな。」
彼女には申し訳ないけど、僕の言葉には、ちょっとトゲがあったと思います。
「待って・・・やっぱり、する!」
坂本が慌てて僕のチンチンを鷲掴みにします。
「ごめん・・・気にせんでいいんやで・・・」
彼女は、首を激しく横に振ります。
「できたら、5年生な!」
坂本はちょっと、ムキになっているようです。
「ええって!普通の女の子は、中学生でもせえへんと思うし・・・」
彼女はそれには答えないで、僕を真剣な眼で見つめます。
「けど、したら、うれしい?」
「それは、うれしいけど・・・」
坂本は、掴んだチンチンを見つめて、呟きました。
「ご褒美・・・」
「えっ?」
すっと、彼女の顔が動いて、チンチンが陰になって見えなくなりました。
チロッと先端に柔らかなものが触れました。
ハッとした瞬間、僕のチンチンは温かいものに包み込まれました。
僕は、身体を反らせて、チンチンのようすを伺いました。
それは、わかっていても衝撃的な光景でした。
あどけない横顔の幼女が、精一杯口をあけて僕のチンチンを銜え、一生懸命、
頭を上下に動かしているのです。
その光景だけでも、爆発しそうなぐらいなのに、彼女は上下に動かす唇の刺激
だけでなく、絶妙の舌の動きで、亀頭のくびれや裏のスジのところに、舌を
這わせていきます。
時折、先端だけを銜えて、大量の唾液と絡めて、クチュクチュと吸うように
したり、喉を突くほど根元まで銜えたりと、ワンパターンにならないように、
さまざまな動きを組み合わせて、僕に悦びを与えてくれます。
しかも、口一杯に僕のモノが入っているというのに、全然、歯の存在を感じ
させません。
午前中、坂本の中に入ったときは、彼女の『気持ち良さ』を感じる余裕が、
まったくありませんでしたが、今はもう、坂本を感じすぎています。
僕の先端からは、ヌルヌルの粘液が、タラタラと溢れ出しているだろう感覚が
続きます。
僕は、いままでマサコの『ご褒美』しか知らなかったので、意識したことは
なかったのですが、ハッキリと分かりました。
お口での『ご褒美』は、テクニックなんだと・・・
坂本の『ご褒美』は、もう・・・僕の拙い文章では表現しつくせません。
脚が、ガクガク震えます。
もうとっくに爆発していてもおかしくないはずのチンチンは、彼女の口の中で
ヒクヒクと脈打ちながら、まもなく訪れる最高点にあわせてエネルギーを溜め
込むように、彼女の口撃に必死に抵抗を続けていました。
腰からお尻、そしてタマタマへと、ざわつくような感覚が押し寄せ、いよいよ
最後の瞬間を迎えようとしていました。
「・・・」
僕は・・・声が出ません!
「・・・さ・・・・・でっ・・・くぅっ!!!」
僕の身体の奥底で、欲望の留め金が外れたように、驚くべき勢いと量の濁流が
チンチンを駆け抜けていきます。
体中の血液と酸素が、チンチンへと動員され、酸欠に陥った脳が、僕が坂本を
好きになった、運動場で走り回っているときの元気一杯の笑顔を、幻のように
浮かび上がらせました。
(ああぁ・・・カズヨ!カズヨッ!・・・)
そのまま、僕の意識は真っ白な世界となって、そして、ふっと途切れました。
「はあっ!はあっ!はあっ!・・・」
僕は、自分の心臓の鼓動と、激しい息遣いで、意識を取り戻しました。
下を見ると、坂本がまだ、チンチンを口に銜えたまま、ジッとしていました。
彼女は、口の中で急速に勢いを失っていくチンチンの中に残っている、僅かな
精をも搾り出すように唇で扱きながら、無抵抗になったモノを唇から解放しま
した。
「・・・さ・・・かも・・・さん・・・」
口の中が渇いて、舌が動きません。
身体中で呼吸している僕を見上げて、坂本は困ったように口をモゴモゴさせ
ます。
「こえ・・・ろうひよ・・・」
彼女は、口の中に大量の噴出物を溜め込んで、途方にくれていました。
「あ・・・あぁ・・・」
僕は、何とか唾で口中を湿らせて、言葉にしました。
「飲んで・・・いいよ・・・ゴックン・・・」
坂本は、ふるふると小さく首を横に振りました。
「・・・ろうひよう・・・」
さすがに、無理に飲ませるのは、可哀そうでした。
「もう・・・ぺぇ、しい、ぺぇっ!」
「・・・ううぅ・・・こぼえゆ・・・」
彼女の口元から、彼女の唾液なのか、僕の精液なのか、一筋、すうっと垂れて
きて、顎に滴が溜まりました。
「もう・・・ほら・・・」
僕は、しゃがんで、彼女に唇を合わせて、口中に溜まった液体を、吸い出して
やりました。
よくも、これだけと思うほど、大量の液体が、僕の口に流れ込んで、あの独特
の味と、ツンとくる青臭い匂いが、口中に充満しました。
アレを飲んだのは、オナニーをはじめた頃、興味本位で一度試したとき以来で
した。
僕は、自分の分身を飲み干して、坂本の口中も、舌でキレイに掃除してあげま
した。
彼女は、一滴残らず僕にパスしたあとも、口に残った味が消えるまで、唾液を
送り続けていました。
唇を離すと、坂本は、それはもう満面の笑顔でした。
「できた!」
僕は、バンザイをする、その可愛い女の子を抱き寄せます。
「ありがとう!」
「かっちゃん、上手にできた?」
彼女は、僕の耳元に唇を寄せます。
「もう、声がでえへんぐらい、痺れた・・・」
坂本は、身体を離して、僕に、身振り手振りを交えて、嬉しそうに話します。
「あんな、かっちゃんのお口ん中で、いきなりな、トベくんのおチンチンが、
ビクビクッ!ってして・・・したら、ビュビュビュッ!ってなってな・・・
もう・・・えぇ~っ!って・・・なになに?って・・・もう、なんもお口から
こぼさんようにキュってしてんのにな・・・もう、トベくんのおチンチン、
ビックンビックンまだ暴れてな・・・またビュッ!ってなって・・・もう、
かっちゃんのお口ん中、トベくんだらけなってん!」
一気にしゃべる、彼女の言葉と仕草が可愛くもいじらしくて、僕も微笑みかけ
ました。
「すんごく、気持ちよかったよ・・・」
彼女は、笑いながら、首を横に振りました。
「ちがうやん・・・」
僕は、あわてて、言いなおしました。
「うん、ちもきよかった!」
帰り際、門のところまで、お母さんも見送りに出てくれました。
「また、遊びにいらっしゃいね。」
「はい、おじゃましました。」
「トベくん、これ!」
坂本が、葉書ほどの大きさの紙袋を僕に手渡しました。
僕は、それを受け取ると、手で感触を確めました。
「ひょっとして・・・お土産?」
「いま、開けてもいいよ!」
坂本の言葉に、完璧に首を振ります。
「いや、やっぱり、あとにしとくわ・・・」
僕は、お母さんに挨拶をして、坂本に手を振ると、彼女の家を後にしました。
僕を部屋から閉め出した、あのときに、用意したんだろう、その『お土産』を
抱えて、僕は家路を急ぎました。