子供の頃から僕の周りには女の子が多かった。
決して男の友達がいないわけではない。
だが、何人か集まって男が僕だけということも少なくなかった。
小5のときのちょっとした出来事。
その日はスポブラをつけはじめたYの家でNと3人で遊んでいた。
「いいなー」「どんな感じ?」「してみる?」「いいの?」
そんな話を聞き流そうとしていたのだが、目の前でNがTシャツを脱いだ。
僕は目をそらし、見ないふりをした。
「ね、見て見てー!」
NはYの替えのスポブラを借りて、よほどうれしかったのか、舞い上がっていた。
しかし僕はどうすればいいか困ってしまった。
遊び仲間を少しだけかわいいと思ってしまったのだ。
なんということもない話だが、中学生になってからこのときのことを思い出してオナニーをした。