僕はその頃、まだSEXという物を知らなかった。
しかし、コンビニに入るとどうしてもH本の前を通ってしまう。
そんな幼い小学校低学年の頃のお話です。
~一夜
見慣れた団地の中にその公園はあった。
公園はそんなに広くなかったし、設備もあまり良くできてなかった。
木が何本も立っていて、落ち葉がベットみたいにふかふかしていた。
あまりその公園を他の友達は利用しなかったが、僕達には
毎日その公園に行った。
目的は秘密基地。
最初は男友達と遊んでいたのだが、その友達が引っ越してしまった為
僕が一人で管理することになった。
そんなある日、友達のM子が僕の家に遊びに来た。
僕の家は、あまり友達を連込まないでくれと言われていたので、
仕様が無く秘密基地にM子を招待した。
何をして遊ぼうか迷っていたら、M子が「家族ごっこ」がしたいといった。
他に何も思いつかなかったので、M子の提案に乗ってやった。
家族ごっこというのは要は、ままごとのことだ。
ご飯を食べて、会社に行って、帰ってきて、夜が来るわけだ。
その秘密基地は、上にトタン板が乗せてある形をしていたので、
中を暗くすることもできた。
案の定暗くして、「夜」を迎えた。
寝るというのは、抱きついたりするわけじゃなく、
落ち葉の上にブルーシートをひいて、その上にねっころがるわけだ。
ねっころがるといっても、昼寝ではないので、一分ぐらいのものだろうと思
っていた。
ねっころがっているとM子が
「夜寝るときパパとママはこうするんだよ」といって抱きついてきた。
M子の幼い胸が、僕の体に当たる。
僕は、トタン板をどけて、
「ああ、もう朝だ」と言って、M子から離れた。
M子はしばらくこっちを見ていたが、
砂場に向かい、朝飯の準備を始めた。
~完~
最後に
いつも元気なJohnです!!
今思えば、あの時そのまま・・・
なんてね(笑)
有難うございました。
John