その事件以降、C子ともあまり壁が出来てしまいました。そのときのことをお互い意
識しているのはありありとわかるのですが、話題にはできません。私はそのとき、
下の毛が生えかけで少し濃い産毛のような感じでした。しかし、もし次に私がつか
まって大開脚サービスさせられたときに毛が生えていたらそれをネタにしてまた言
いふらされたりするのではないかと思い、密かに毛を切っていました。家にはカミ
ソリはなかったので夜中にはさみでなくなるまで切ったのを覚えています。幸い、
私は一番恥ずかしい部分を晒したりもてあそばれることなく卒業式を迎えました。
すんでる地域からしてB子や番長とは違う中学なるはずだったので卒業までの我慢
だ、と言い聞かせてがんばりました。しかし、C子はB子や番長と同じ区域で同じ中
学へ行きました。C子には地獄の中学生活が待っていたのです。