あれ以来アキオは出会う毎に、孫娘とスーパー銭湯に行く事を それとなしに
要求するようになった。 …の毎に要求する性格は、子供の頃と変わらない。
初めは1回限りのつもりだったが、アキオにトラウマを残してしまったのは
自分達のせいだという弱味と後悔から、2回目、3回目と許可してきた。
無論、孫娘が行くのを嫌がるようなら、それを理由に断るつもりだったが、
嫌がるどころか、「アキオが・・・」 と言いかけたとたん笑顔で 「行きたい!」 と
言うので、断る理由が無い。喜んでいるのはむしろ孫娘の方かもしれない。
何がそんなにおもしろいのだろうと、フッと疑問に思い聞いてみた。すると
「・・・作ったり・・・したり・・・して遊んだり、男に変身したり・・・」 と答えた。
話の内容から推察すると、猫が転がる毛玉で遊ぶみたいに 少々荒っぽい。
子供は荒っぽい遊びを喜ぶし、荒っぽい中での悪戯は、Hだと気付かない。
アキオめ、考えたな!・・・ところで、最後の 「男に変身」 とは何だろう?
「まさか、アソコからオチンチンが生えたりして、アハハハァ!」 と聞くと、
「その、まさかだけど」 と、悪びれる様子も無く笑って答えた。「何!…??」
おそらく、尻から前へ突き抜ける素股だろうとは思うが、されている本人が
笑うような遊びだと信じている以上、変に騒いで問いつめる事はできない。
賢いアキオが、ムリヤリ嫌な事してトラウマを作るようなヘタな事をせず、
心を傷つけない約束を守っている以上、アキオを問いつめる事もできない。
そこでスーパー銭湯に送り込んだ後、家に帰るふりをしてこっそり潜入し、
観察する事にした。変装という程ではないが、禿上がった頭に黒いタオルを
被せて縛り、分厚い縁メガネをかければ、雰囲気がガラリと変って見える。
体は皆裸のため、肩でもたたき振り向かせて注目しないと気付く事は無い。
少し遅れて浴室に入ると、おっ!もうふざけて遊んだり話したり楽しそう。
遠目で見ていると、俺より子供の扱い方が上手だ。どこで覚えたのだろう?
次に孫娘を膝に乗せた後、孫娘がキャハハと笑った。クソ早速やってるな?
あのキャハハを知ってるのは俺だけだ。アソコを手で揉み洗う時の声だ!
ただ、慣れているから本人に不審感は無いが、見ている俺は少し不愉快だ!
それにしても あっちの湯こっちの湯と付き合って相手するこまめなヤツだ。
時々聞こえるキャハハの声と、大股開きにさせた時の視線が気になるが・・・
今度は2人で壺湯に入ったので、俺も隣の壺湯に背を向けてこっそり入った。
しばらくするとキャハハだけでなく、エヘヘ、エヘヘと連続して笑ってる。
「また男に変身した」 という声も聞こえた。そっと振り返るがアキオの背中で
何も分からない。
そっと湯から出る振りをしながら、横目で水面の中を見ると、向かい合わせの
孫娘の腰を引き寄せ、自分のチン○の根元を開脚した割れ目にくい込ませて
付けているので、上向きのチン○が割れ目から生えてるように見える。更に
孫娘の腰を上下に動かすので、割れ目がチン○を舐めるように上下する。
その後、体を洗う時も石鹸だらけの孫娘を自分の膝の上に またがせ、同様の
方法で割れ目がチン○を舐めるように上下するのを見た。
体や髪の毛にシャワーを当てながらやるので、はた目からは不自然な姿には
見えないが、俺は知っている。・・・もう二度とアキオに孫娘は渡さないぞ!!
孫娘は笑っているが、俺の怒りは頂点に達していた。
これ以上は見たくない俺は、早めに上って駐車場の車のエンジンをかけた。
しばらくして出てきた2人を乗せると、無言のまま走り続けた。
しかし、後ろで孫娘と話すアキオの一言が、グサッと俺の胸を貫いた。
「普通なら、僕にこんな娘がいてもおかしくない歳だなぁ」
・・・アァ!そうだった!俺たちバカ夫婦が残したトラウマさえ無ければアキオ
にしても、今頃 平和な家庭が有ったんだー!
あの時のアキオは激しく泣いていた。孫娘は笑っているではないか。
怒るのはアキオの方であって、俺には怒る資格も無い。
バカな俺たち夫婦だけど、本物のお詫びとは何か、これから話し合おう。