「ちよちゃん」の向かいのIさんちと、その前のIさんちのことについて書きます。
このことは本当に夢だったのか?………現実だったのか?……酒に酔っていた時の
ことなので、よく思い出せないことなのです。これも社会人になりたての頃です。
①「ちよちゃん」の向かいのIさんち
ここには「ちよちゃん」と同い年で、アラブ女性のような個性的な顔立ちの「みー
ちゃん」の家です。
「みーちゃん」は見ようによっては魅力的なので、好みの人が見れば絶対好きにな
ると思いますが、僕はあまり興味がなかったので洗濯物があっても別に気にも留め
ませんでした。
ある日の夜僕はかなり酒に酔って歩いて帰ってきて「ちよちゃん」の家のほうを見
て「ちよちゃん」のことを思い出していましたが、今はここにはいないと思うと急
にさびしくなったことは覚えています。
そしてふと向かいの「みーちゃん」の家を見たら、洗濯物があったのは覚えていま
す。
そして何があるのか確認したくてそばに行って見てみると、さまざまな物の中に、
ブラスリップと、普通のスリップと、なんだかパンティなどがあったことまでは覚
えています.
その先からは覚えていません。
気がついたら次の日の朝でした。
そして夜、いつものようにコレクションを広げると……、覚えのないブラスリップ
とスリップがありました。
どうやら僕はきのう「みーちゃん」のものを持ってきてしまったようで、そのあと
無意識のうちにコレクションの中に入れて寝たようです。
ブラスリップは気に入りましたが、スリップはちょっと使いこまれていて………僕
が心置きなく楽しむにはぴったりでした。
②その前のIさんち
ここには僕と同い年なんだけど、会えば僕を弟のように扱う、幼なじみの大好きな
可愛い「いさっぺ」の家です。
「いさっぺ」は背はおおきくなく、顔は年よりも若く見え、そして可愛いく、世話
好きで、………すべて僕の好みの子です。
僕は小さい頃から「いさっぺ」が好きで、もし幼なじみと結婚するとしたら「いさ
っぺ」だろうと思っていました。
「いさっぺ」の家では僕を「〇〇ちゃん」とちゃんづけで呼ぶほど僕と顔なじみな
ので、万が一にも見つかると本当にやばく、「いさっぺ」にもどういうふうに言わ
れるかわからないので「いさっぺ」の下着は絶対に狙いませんでした。
この日も僕は結構酒に酔って歩いて帰ってきました。
「いさっぺ」の家の門を見たのはわかります。
なぜか「いさっぺ」の家の庭に入ったのもわかります。
しまっている戸のカーテン越しに「いさっぺ」の家族がテレビを見ていたのもわか
ります。
「いさっぺ」を見たのかわかりません。
「いさっぺ」の家の洗濯物を干す車庫に行ったことまではわかります。
何かを手にした気もするのですが………
家に帰ってきたのはわかります。僕は「いさっぺ」のものをもってきたんだろう
か。
寸前で理性がはたらき、やめたんだろうと思いますが。
追伸
この二つのことは夢だったんだろうか。
「みーちゃん」のことは現実のようだが、「いさっぺ」のことはどうなんだろう
か。
その後も「いさっぺ」とは顔をあわせ、話をしているがうしろめたくないので「い
さっぺ」のことは何も無かったんだろうと思う。
つぎは町外れのはとこの「ひろちゃん」のことを書きます。