遠い小五の頃の想い出です。
私はひとりっこだったから、仲良しの友達のお兄ちゃんに憧れてた。
わりと年が離れた末っ子だったからけっこう面倒見が良くて、私も帰りが遅くなった時は車で送ってもらったりしてて、ママともすぐに顔馴染みになったけど、まさか男と女の関係ななるとは予想してなかった。
二人は私が学校に行ってる時に我が家で密会してたから、そりゃいつかは発覚しますよ。
私はもろに見たことはなかったけど、ある日家に帰る途中にうちの方から走ってくる見覚えのある車にお兄ちゃんが運転していて、ママが隣に乗っていたのであわてて身を隠した。
幸い向こうは会話に夢中で私には気づいてなかった。
私は急いで家に帰ると、ママの寝室のベッドは乱れたままだった。
しばらくしてママがスーパーの袋を抱えて一人で帰ってくると、私がいつもより早く帰宅していてビックリしていた。
さりげなく寝室に行ったからベッドを整えてたんだと思う。
確かにママはまだ若々しいが、友達のお兄ちゃんは少し意外だった。
どっちかといえばロリの気があると推測していたからた。
それに私も今すぐじゃなくてもいずれ初体験をするなら友達のお兄ちゃんは候補に入ると考えていたくらいだ。
だから、歳上すぎる人妻が相手っていうのはピンとこなかったのだ。
これを境に私の心境はずいぶん変わった。
前は友達への遠慮もあったけど、よりによってママとエッチなことするくらいなら私の相手をつとめてよって。
友達みたいに思い切り頼って甘えてもみたかった。
なにより、私は友達にママとのことを伏せてあげた恩人のはずだ。
そんな思いが私を行動的な少女に変貌させたのだ。
大人の常識を振りかざしてやんわり私を嗜められるほどお兄ちゃんは聖人君子じゃないってわかってたから勇気も出たのかな。
友達のお兄ちゃんは知り合いのピンチヒッターでスイミングスクールのインストラクターをやり始めたって聞いて、私はここぞとばかりにママに通わせてと頼んだ。
もちろんママは乗り気で許可してくれた。
残念ながらお兄ちゃんのクラスにはなれなかったけど、休憩時間なんかに接する機会は多々あった。
友達抜きながらもお兄ちゃんも懐く私に満更でもなさそうだった。
たまたま同じ時刻に帰れる日があって送ってくれる事になった時、休憩室でSEVENTEENアイスを奢ってくれた。
練習が終わった生徒はあらかた帰宅し、そろそろ次の時間帯のクラスが始まる頃で休憩室は他に人がいなかった。
私は次から次へとトークを切り出しながら、SEVENTEENアイスを食べてお兄ちゃんの膝の上に座った。
我ながら自然にとれた行動だったと思う。
態勢を整える振りをしながらお尻の位置を変え、脚を浮かせてはお兄ちゃんに支えてもらったりした。
トークが途切れないようにしたのはそのためだ。
私達はまだ濡れた水着のままだったから、お兄ちゃんの胯間にお尻が当たった時はその硬い感触に驚いたが、いわゆる立ってるのだとわかり興奮した。
もちろん話に夢中なふりを装いながら。
私はだんだん甘えん坊モードになってきて、いつも甘えられて友達はいいなあとか言った。
実際、これくらいのスキンシップをしてても不思議はない兄妹に見えた。
さすがにこんな風にはしないよって笑ってたけど、私ならちょっと甘えられて嬉しいとか言ってくれたから、
本当に?
じゃあ、時々内緒で甘えさせてと頼んだ。
お兄ちゃんはいいよって言ってくれた。
私がかわいくてしかたないって表情だったから嬉しくて胸に顔を埋めちゃった。
それを機に私達はこっそり二人でも会うようになったし、お兄ちゃんは私のリクエストになんでも応えてくれた。
初体験までも時間はかからなかった。
ちょうど誰も来なくなるデッドタイムに二人でシャワーを浴びるのが凄くスリルがあって興奮した。
初めて見る男性器は勃起した状態だった。
こんなになるんだって凄く興味をひかれた。
お兄ちゃんはいつもフル勃起していたし、それでも私を強引に押し倒したりはしなかったから、自分からお兄ちゃんに全部あげるって言った。
誰もいない日曜日を見計らって友達の家に行って抱かれた。
さんざん愛撫されまくって絆され、あったまりまくった体になってから貫かれた。
ただ夢中でしがみついて痛みに耐えたけど、やっぱりお兄ちゃんで良かったと思ってたから我慢できた。
お兄ちゃんは可愛かったよって、頑張った私をひたすら褒めてくれキスした。
帰ってからママの顔を見るのは恥ずかしかったし、
次の日はさすがに友達の顔が見にくかった。
でもお兄ちゃんとの関係はやめる気はなかった。
いかんせん歳が離れてたから、きちんとつきあうとかの肩書きみたいな事はしなかったけど、お兄ちゃんは私が一番好きって言ってくれてたから、それだけで満足してました。
実際お兄ちゃんはいつも私といると硬くたぎらせてたし。
私は友達とも一緒にお風呂くらいは入ってるんでしょって追求したら、それは認めてました。
勝手に背中を流してあげるとか言って入ってくるらしいけど、私といる時みたいには勃起してないから、せいぜいそこまでだって言ってました。
それは信じられるような気はした。
私と友達の関係性は変わらずで、泊まりにいっては夜中にお兄ちゃんの部屋に行った。
寝ついて三十分くらいしたらオーケーの合図で、友達は夜中にトイレには起きないらしい。
それでも、いつくるかわからない恐怖は凄まじいスリルだった。
せめてパジャマは着たままでしようって言っても、精液などがつくとマズイからと必ず裸にされた。
ドアがいきなり開いたら一切言い訳できない。
でも、やっぱり快楽には負けてしまい、気づけば夢中になってるパターンだった。