罪悪感と 興奮で家を出て帰宅
夜の11時も過ぎた頃に電話がありました。
もしもし 従兄妹(ちえみ)ですけれど
ちえみ: 何で帰っちゃったの?
私: あぁ 6時頃行ったんだけど
ごめんね連絡もしないで行って
地元の友達のとこに行ったから寄って
みたんだけど8時くらいまで待ってみたけど
それにしても 久しぶりだね 元気?
ちえみ:あっ!部屋を使わせてもらっていて
すいません あっ ありがとう
私: あ 勝手に入っちゃって ほんと ごめん
気を 悪くしないでねっ
ちえみ; なんで 自分の家だもん
勝手だなんて それに私は全然
気にもしてないし 嬉しかったよ
私: そうか それなら いいんだけど ・・・
(あの行為を気にして罪悪感一杯状態)
ちえみ: 会いたかったなぁ 。。。
泊まっていけば いいのに ・・・
一杯 話 したいのになぁ 。。。
私: あぁ そうか ごめん ごめん
学校には慣れた? そこの生活は?
ちえみ: うん 学校は毎日 覚える事も多いし
でも 友達も最近 出来たしね
ここの生活は 学校から近いんだけど
よくまだ何処にどんな店っこあるか
わかんねー (段々 山形の訛り言葉が)
叔父さんも いねーから 気は楽ども
いつも 一人で 正直 寂しぃ
私: 酒でも呑んできたか? 慣れはじめて
田舎の言葉で 喋ってるぞ
じゃぁ 私も 合わせよう
んだか 看護師だば 大変だろって
おやじ いねーども気は楽だな
そっか 店とか わかんねーわな
さびしー ってか? まぁ 独りは
仕方ねーどもやぁ
ちえみ: んだぁ にいちゃん あっ!
にいちゃん って呼んでいいろ?
私: あぁ いい にいちゃんって呼べ
東京のにいちゃんだぁ
ちえみ: わらのにいちゃん達も優しいども
東京のにいちゃんは凄く優しい
わらのにいちゃんより いい男だし
おなごさ もてんだべ?
私: そ そんな事 ねーけどなぁ
ちえみ: そったらウソこいても 知ってーぞ
にいちゃんの部屋さ いっぺー
ラブレターとかあったしさぁ
私: あっ! そうか 見ちゃったかぁ
ちえみ: 中学生の頃で あんだけ いい男
だったんだぁ 今じゃ もっと
いい男になったべ
ちえみは おにいちゃんさ ほろけて
いたんだぁ でも従兄妹だし
年っこも 離れてるし 山形と東京じゃ
そう思ってたけど 上京が決まって
会いたぐて ほんで団地さ下宿だって
にいちゃん いると思ってたからさ
そしたら いねー と わかって
ショックだぁ ・・・
私: そうかぁ んだぁ おれはもう自立して
親の面倒かけないよう ひとり暮らしさ
始めたからの 色々、親にがちゃがちゃ
言われるのもすきでねーはげの
ちえみ: そっかぁ んだなぁす
しかられたり いやだぁ
一人暮らしは自由でいいども
やっぱ さみしー
にいちゃんは 彼女さ いるべ?
私: いねー 仕事でいそがしい
疲れて 休みも 寝てばかりだぁ
ちえみ:ほんと!ほんとけ 彼女さ いねの?
したら わたすが 彼女さ 立候補する
いいべ なーんだ 心配してたぁ
にいちゃんさ 彼女いたらと思ってけろ
あきらめていたんだぁ 。。。
んだら 何処か連れて行ってけろ
にいちゃんとデートだぁ 嬉しい
なんだか 元気さ 出てきたぞぅ
私: ちえみは お酒でも呑んでいるんか?
ちょこっと酔ってねえが?
ちえみ; 酔ってなんか いねー しらふ だぁ
ほんと彼女 いねーんな?
うそ こいてたら 泣いてしまう
はやぐ 会いてー いつ 会える?
私: おぉ ちえみの学校の休みでいいぞ
ちえみ: んだら 日曜日が休みだから んだぁ
土曜日の夜から来て泊まって次の日さ
どこか いくべ んだ 連れてってけろ
私: んだな わかった そのほうがええな
どこかさいぐのにも 便利だしの
ちえみ: あぁ 待ち遠しいちゃ でも
久しぶりで こっぱずかしい
にいちゃんさ 会って嫌われねぇが
心配だぁ・・・
なんだか急に 会えると思うと
彼女さなれるかと思うと どきどきして
眠れねぐなりそーだぁ
土曜日は・・・あと3日だぁ
にいちゃん ほんとに わたすに
会いたいと思ってる?
彼女さ しても いいと思うがぁ?
私: あぁ いいども わらすの頃から んなは
めんこい と思ってたぁ
ひとりっ子だから ちえみのような妹が
欲しくて 羨ましがったぁ
でも もう大人さ なって あのめんこい
ちえみが 彼女さ なるなんて夢みていだぁ
ちえみ: 嬉すぃ~ 好きだぁ あんちゃん
ちえみは ずっと好きだったんだぁ!
あんちゃんも 言ってけろ
ちえみが好きだと 言ってけろ
私: うん ちえみが 好きだぁ
ちえみ: 嬉すぃ~ 涙っこ 零れそうだぁ
あんちゃんが わの事 好きだって
身体が 熱くなってしまう 。。。
そんな会話を約3時間もして夜中になっていた
まさか。。。 従兄妹どうしで いいのだろうか?
あの時 衝動にかられて してしまった行為
あの興奮が ちえみの告白で 現実になると
想像したら 欲望が 抑えられなくなっている