プレゼントを渡したら、大した物でもないのだが、はしゃいでいる姿を見てこちらもちょっとうれしくなってきた。
送って行こうとすると、もう一つ欲しい物があると言われた。
「どうせ今日は遅くなってもいいからマッサージして」
「えっ、今から」
「うん」
この日は終了がいつもより早くまだ8時半過ぎだった。
「ねえいいでしょ」
かわいい子に頼まれると、幾つになっても男は弱い。
オイルは垂れるから、クリームにして首と肩周りをしてやればいいだろう、と思い「じゃあ10分くらいな」、「首と肩周りを出してくれる?」
莉奈は髪をアップにして上に着ていたブラウスのボタンを二つほど外した。
首周りを触っていくと、想像以上に固まっている。こりゃ時間がかかるなと思いつつ、ふと下を見ると当然ながらブラのストラップは見えているが、首を触られてくすぐったいのか少し体をよじった時にカップの方も見えてきだした。
白に薄いピンクとイエローのレースが綺麗なブラだ。推定Cカップの形もきれいであろう自分のストライクゾーンど真ん中の胸が包まれている。
「莉奈、見えすぎだよ」
「別に先生だけだし、それに自分ではお気にのブラだから見えてもいいよ。どおこれ?」
「似合っているよ~」
照れつつも極力明るく返事した。
首から肩へ手を滑らせていくと、ストラップが邪魔になりやりにくくなると、それを察したのか自らストラップを外す莉奈。
もう10分は過ぎているが、ようやく首がほぐれてきたところだ。莉奈もくすぐったい、痛い、ほぐれて気持ちいい、という感じで良くなってきたようだ。
暫くしていたから分かるのだが、莉奈は首の生え際近辺と、耳が性感帯のようだ。そこを腕や指がかすめると「あっ」とか「ふっ」とか声にならないような声を出す。
痛みを我慢しただけではなく、感じてきたのも加わり顔が紅潮してきている。
俺のマッサージで感じている!!!!
そう思うと自分の下半身に血液が集まりだした。
自分の中でスイッチが切り替わった瞬間だった。