今でも情景を想像すると股関がウズウズしてきます…
今回はその羨ましい体験をしたその友人の一人称スタイルで書くことにします。
そっちの方が雰囲気が伝わりそうなので…
休みの日は同県にある峠の方までサイクリングに行っていた。
街から町になり、山あいにかかってくると、ポツリポツリと温泉宿の看板が目につくようになってくる。
通りには面していないから、曲がり角に矢印看板が設置されているのだ。
街中にある温泉スパとは違い萎びた感が心地よくて、帰りはどこかしらに寄って入浴するのが常だった。
道中にある温泉宿をだいたい制覇すると、上位にランクインする宿を順繰りに利用するようになった。
特別観光地という訳ではないので、団体客が捌ける日曜日の午後は穴場だった。
ほとんど貸切状態で温泉を満喫できる。
情緒の欠片もない街中の施設などより遥かにくつろげて、自転車に乗る楽しみの次に楽しみになっていた…
その日もそんな日曜日の午後だったのだが、1組泊まりの家族が来ていた。
お父さんと子供二人で、あとでわかったのだが小4の娘と幼稚園の息子だった。
先に入っていのはこちらで、近場の山に散策に行っていたらしいその家族が入ってきた。
先客がいるのは脱衣場でわかっていたはずだが、娘さんも男湯に入ってきた。
陽気なお父さんと軽く挨拶を交わし、お互いがここに来た理由を簡単に話した。
「ああっ、表の本格的な自転車の方ですか?…」
宿に戻って来た時に見掛けたようだ。
お父さんは久々にハイキングコースとはいえ山道を歩いたせいかグロッキー気味で、早く部屋に戻って昼寝したいと言う。
仕事を持ち込んでいるそうで、少しでも仮眠を取っておいて夜に備えたいようだ。
対象に子供らは大きなお風呂にはしゃいでいた。
表には露天風呂まであるのだ。
落ち着かずにチョロチョロ動き回る弟の面倒はお姉ちゃんが見ていた。
私はお父さんと会話しながらも、さっきから娘さんから目が話せなかった。
(もちろんお父さんには気づかれないように)
全く他人にも羞恥心なく、細い裸体を無防備にさらしていたからだ。
まだ胸も膨らみかけてすらいないスレンダーな体。
元々JSのツボは高学年なのだが、その娘には妙な色気みたいなものがあった。(年齢はお父さんとの会話で判明)
顔もかわいかった。
あと一年もしたらドツボに入るかもしれないが、十分今でも魅力があるのだ。
その理由も私にはわかっていた。
こういう実年齢以上に大人っぽく感じる子は、けっこう根がエッチなのだ。
少なくとも自分でそれを自覚している。
それに、自分に興味を持ってる男の下心みたいなものにも気づいているのだ。
その娘は、それを踏まえて裸体を惜しみなくみせているのだ。
だから、妙なエロチシズムが醸し出される。
父親の前でまだまだお子様の振りをするあたりに、早くも女のあざとさを身につけていた。
もう、この手の娘は大好物だった。
お父さんがいて緊張していたのもあり、思いとは裏腹に勃起には至らなかったのが救いだった。
お父さんはさっさと体を洗って出ようと言ってもなかなか子供らには届かなかった。
露天風呂はまた夜にでも入ろうと言っても、目の前に人参をぶら下げられてるのだから聞き分けられないだろう…
だから、私はお父さんに言った。
「自分も長湯なんで出る時は一緒に出ますから…」「それまでは見てますから大丈夫ですよ」
見事なほどに警戒心がないお父さんは、まるでそう言ってくれるのを待っていたように先に出ていった…
別に浴室で溺れる事もないだろうし、私も常連なのである程度は信頼されたらしい。
それにしても、お父さんあっさりしすぎだよって、こちらが心配になるほどだった。
しきりに恐縮して部屋番号をいちおう教えてからそそくさ出ていった…
お姉ちゃんも弟を頼まれていたが、こういう時はしっかりお姉さんぶるのだからまた凄い…
私は足枷が取れたように心が浮き足だった…
少なくとも今夜のオナネタは確定したようなものだった。
つづく