小5のクラス替えでグループがだいぶ固まると、学校から一番近くて昼間は親が留守のためうちが友達の遊び場みたいになりだしたんです。
皆は電車通学なのでそうなったのは必然だったと思います。
基本的に皆よゐこなので夕方にはきちんと帰りますが、集まって話したりすることはどこにでもいる思春期に差し掛かった女の子そのものでした。
恋話もそうなんですが、やっぱり女子校なので男子がいないからあまりネタがない訳です。
そうなると性的な方に向かうんですよね。
私には兄がいたので、勝手に部屋に入ってAVを観たりできたので、絶えず誰かしらがうちに寄り道していました。
兄とも顔を合わす機会も出てくるんですが、格別大騒ぎになったりはしません。
ただ、優しそうだねとは皆が口にしました。
その兄が私の友達の中で何人か気に入ってる子がいるみたいでした。
彼女もいない兄はそういう免疫がないのか、照れたりしてる様子の度合いからよくわかりました。
その時に私は自分の性癖に気づいたんです。
兄が私の友達とセックスしてるところを想像するとメチャクチャ興奮するんですね。
もう、延々と下着の中に手を入れていられるほどに。
ジェラシーめいたものもあるので、私も兄をどこかで男性として意識していたのだと思いますが、それも興奮を増長させてることにも気づきました。
あの頃はそれを表す言葉を知らなかったんですが、かなりのエム体質だったんです。
嫌なんだけど、私の友達にいやらしいことをいっぱいして、そのあとにふくれる私の機嫌が直るくらいにかわいがられたい…
そんな願望がありました。
ある時、兄の部屋にいた時、偶然ゴミ箱の中に捨ててあるDVDを見つけて問い詰めました。
エッチな雑誌の付録らしく、あまり好みじゃなかったのでしょう。
私は母に黙っててあげるから観せてと言いました。
兄はこの時まだ高校生だったので多少は気まずさもあるため、あっさり観せてくれました。
それが風俗ものみたいな内容で、ソープランドのプレイ紹介みたいな作品でした。
私はジト目でこういうところに行きたいんだあと尋ねました。
しどろもどろになりながら言い訳する兄に私は提案しました。
ちょっと再現してみようか?………と。
この頃、なんか兄と私の友達がこっそり内緒で会ってるんじゃないかと疑心暗鬼にかられてました。
そう考えると合点がいくようなことが多々あったんです。
それも、三人くらい怪しかった。
私はどこかで取り残されてるような焦燥感にかられて焦っていたのでしょうね。
DVDをきっかけにして行動を起こしたのですが、兄がロリコンとかいう認識はしてなかったんじゃないかな。今思い返しても。
ただ単純に年相応にエッチないち男子という感覚ですね。
観てるDVDも成人女性でしたし。
むしろ、私たちがそっち系に目覚めさせたのかも。
兄とはセックスはしないまでも互いに裸をみせあう結果になり、今までよりもずっと親しい間柄になりました。
(最初だけは水着を着てソープごっこみたいなことをしましたが)
見よう見まねでやってみると私もけっこう気持ちよくって、くすぐったさもありそれなりに楽しめた時間になった。
さすがに抜くのを手伝ったりはしなかったけど、兄は勃起していたし、それをからかったりもできるようになった。
最初にした翌日、昨日したでしょ?
ストレートに問い質すと、かわいいくらいに強引にうやむやにしようとしてました。
兄からしてもかなり楽しめたからか、私からまた言い出すのを待ってる節がありました。
二度目は私から水着を脱ごうかと提案し、
「私だけ?」
兄にも即しました。
見えないように隠しながらうつ伏せになる兄。
腕の隙間から見えたオチンチンはすっかりギンギンになってました。
一息ついた時に、私は兄の背中に身を任せながら、私の友達の誰が好きか聞きました。
いちおう否定はするもののそれはどこか弱々しい。
私はこの時には兄を自分がコントロールできる気になってました。
私とこんなことしてるって知られたら、もう誰も来なくなっちゃうかもね。
私は意地悪なセリフを連発して兄をいじめて強要し、男のオナニーというものを初めて生で見た。