もう40年以上も昔の話。
自分が小学校の頃、いつも集まって遊んでた悪ガキグループがあった。
高学年にもなると遊びの内容も変わり、子供らしい遊びを卒業していて、親が留守の家に集まってはタバコをふかしてみたり、拾ってきたエロ本を回し読みしながらみんなでセンズリすることもあった。
ある日、外でたむろしていると、近所の会社から若い事務員の女性がゴミ捨てに出てきた。
おそらく20代前半くらいのOLは自分らには大人の女であり、性に目覚め始めた悪ガキには堪らない魅力が溢れていた。
誰からともなく、そのOLに「お姉さん、パンツ見せて」「おっぱい触らせて」とからかい始めた。
最初は「ヤダァ」とか「もぉ、コラァ」など照れながら対応していたものの、加減を知らない悪ガキは次第にエスカレートし、「オマンコ見せて」とか「まん毛見せて」、しまいには「僕達とセックスしようよ」とか「チンコ触って」など次々と卑猥な言葉を浴びせていた。
顔を真っ赤にして困り果てていたところに、たまたま騒ぎを聞きつけた初老の男性社員が出てきた。
お姉さんはその男性社員に「この子達、何とかしてよー」と恥ずかしそうに少し笑いながら助けを求めたが、僕らの言葉を聞いていた男性社員は「お姉さんを困らせちゃダメだぞぉ」なんて口では言いながらもニヤニヤしていて全然怒っていなかった。
むしろ男性社員も言葉責めされてるOLの反応を楽しんでいたと思う。
OLも本気で嫌ならすぐに会社に入って逃げられたのに、わりと全ての言葉を聞いてくれていたのが不思議だった。