昭和50年後半の話です
三多摩の話です。知ってる人も居るかもしれません
小学4年の一学期に学校の先生から
「最近、小学生のスカートをめくる人が現れるので、気を付けるように」
なんて話がありました。しばらくするといろいろな話が児童間で広がり
月曜日と火曜日に現れる事から変質者の事を「マンチュー」とか
「チューマン」とか呼び合っていました。
夏休みになると、私の学校の2・3・5年生の子がスカートをまくられたとの
話も広がっていて、姉に聞くと中学の1年生にも被害者が出ていた様子でした
マンチューは、スカートをめくりながらニヤニヤしている中年との噂でした
私が襲われたのはクリスマスソングが流れている冬でした
友達と別れて自宅への道(階段)を歩いていると前から人が来ました
すれ違ったとたんに、マンチューが振り返り私のスカートをめくりました
いきなりな事と恐怖で声は出ませんでした。
私は後ろ手でスカートを押さえますが、大人にめくられたスカートは
下ろす事が出来ずにいました。するとマンチューは
「なんで毛糸のパンツなんて穿くんだ。」と怒りながら、私のパンツに
手を掛けて、2枚のパンツを一基に下ろされてしまいました。
マンチューはしっかりと私の前まで覗いてから、
「毛糸のパンツなんて穿くな」と言ってから、走って逃げて行きました
当時の私は恐怖で、誰にも言えませんでした。
毛糸のパンツを穿いてなかったら、スカートをめくられるだけだったの
でしょうかね?