今年、大学に進学した従弟の話。
従弟は男子高校に進学し、女がいない現実に憤りを感じていた。
しかも、高一の夏休み中、共学に行った中学時代の友人6人が彼女ができたことを知りショックを受けた。
とどめは、夏休み明けにクラスで最も仲がよい友人8人に彼女ができたことであった。
彼は、孤独を感じると同時に、絶対、彼女を作るという強い意志を固め、近所の女子校の生徒をナンパしまくった。
努力が実を結び、同学年の女子を彼女にすることができた。
それは、14人の友人の中で一番美人だった(らしい)。
その後、クリスマス、正月を一緒に過ごし、制服デートをし、高二の夏休みは水着デートをした。
エッチも数回した。
まさに、ラブラブで楽しい毎日だった。
残念ながら、お互いの進学をめぐって、別れることになり、高校卒業と同時に恋は終演を迎えた。
彼女が、女子高校で3人の生徒を登校拒否に追い込んだ虐めグループのリーダー格だったことを知るのは、その直後だった。
(ちなみに、従弟の男子校では虐めはなかった。更に、彼女からのプレゼントの代金はかつあげで盗った物とのこと。)
以上が、従弟の初恋である。