エッチな悪戯体験告白
1:便璃ちゃん、シャワーを浴びる【後】
投稿者:
イヌレツィム
よく読まれている体験談
2012/03/17 21:36:06(Pz7kS3WR)
「見た?」
一体いつから見られていたのだろう。この時は「便璃が男の身体に興味ある」なんて思いつきもしなかったけど、当然、彼女なりに好奇心はあったんだろうな。
「はい」
てっきり恥ずかしそうに首を横に振るのかなと思っていた俺にとって、その返事は意外だった。
「男の人がしてるの、初めて見ました」
そう言って、ニコっと笑いながらゆっくりとカーテンを開ける便璃。彼女の白い裸体が、再度俺の目に飛び込む。
「それは大変お見苦しいものを」
などと余裕ぶっていた俺だったが、この時の便璃の態度で俺は、相当精神をかき乱されていた。
こうやって文字にすると「なんだ痴女か」って感じだけど、この行動は、「○○くん(俺)の恥ずかしい場面を見てしまったお詫びに、私も隠したりしませんよ」という便璃なりの気遣いだったように思う。
「そうか、見られたか……」
大げさに恥ずかしがってみせる俺、これで便璃が少しでも申し訳なく思ってくれればしめたものだ。
「あ、あの。ごめんなさい」
やや演技過剰か?とも思ったが、案外俺の想像通りの動きをしてくれる便璃。本当にこの子は人を思いやることができるいい子なんだな。と、つくづく感じた。
「……じゃあさ、お願いがあるんだけど」
「はい」
その便璃の優しさにつけこむ俺。
「髪洗ってるとこ、見たい」
「えっ」
おいおいその注文はがっかりだよ。と思われる方もいるかと思いますが、あんな艶やかな髪が水を滴らせている場面を見れば、こう願いたくもなるってものです。
「エロスが足りない」は重々承知しております。開き直るようで申し訳ありませんが、現実なんてこんなものだと思います。
「……」
しかし、今でも俺はこの注文で良かったと確信している。
俺の要求に対し便璃は、恥ずかしそうに下を向き、音が聞こえるくらいに思いっきり息を吸って、吐いた。
「……いいですよ」
笑いながら恥ずかしそうに、フルフルと震える便璃。これは比喩じゃない、「シャワーを止めて寒くなったのか?」って程に震えていた。
そんな便璃の緊張が伝わってくるようで、俺も全身に鳥肌が立つくらい緊張した。そして髪を洗い始める彼女の姿を見て俺は、「あ、やっぱり髪を褒めると嬉しいんだ 。でも、本当はすごく恥ずかしいんだ」と理解した。
髪を洗う便璃は「綺麗という言葉で言い表せないくらい綺麗」だったのだが、その時の俺の感激は省きます。今回は他にも書きたいことがあるのです。
続きます。
12/03/17 21:44
(Pz7kS3WR)
便璃がシャワーを浴び終わるまでのことをざっと紹介すると、俺が「髪のお礼に身体を洗ってあげるよ(←触りたいだけ)」と言ったが、すんごい嫌な顔をされて拒絶される。そんな感じ。
しかし、見られる分には一向に構わない様子の便璃。自分の身体を拭く便璃の姿を、便座に座りながらまじまじと観察する俺。
まるでおあずけの犬のような気分だったが、欲望に任せて触って便璃に嫌われるのも嫌だったし、これはこれで幸せだった。
しかし、この子は本当にすごいと思う。お風呂から出た後も、俺の期待を悟ってか、ずっと服を着ずにショーツ1枚の姿でいてくれた。兄貴の家や居酒屋での態度そのままで、服だけなくなった感じ。
「便璃ちゃん、喉乾かない?」
そんな時間が、長い間続いたからだろうか。その時俺は、便璃が裸同然の姿でいることがなんだか当たり前のことのように思えてきて、色々な感覚がマヒしていた。もしかしたら、便璃もそうだったのではないだろうか。
「じゃあ……ジュース買いに行こうか」
「えっ」
階段側とは別の突き当たりのすぐ側に、自動販売機があった。エレベーターでこの階(3階だか4階だか)まで登ってきた時、なんかそれっぽい物があったのは確認している。
「……」
押し黙る便璃。彼女も、俺の言わんとしていることは把握している。
「あ、いや。今日そんな寒くないし、服はいいよ」
面倒くさそうに自分のカバンの中を漁ろうとする便璃を見て、慌てた口調になる俺。あまりの必死さに多分便璃は引いていたが、俺の要求は彼女にとっても未知の魅力であったらしく、すぐにカバンから手を離した。
「はい、これ」
それだけ言って、バスタオルを手渡す俺。意外なことに、「え、バスタオル?」みたいな表情になって、それでも俺の意図を理解してバスタオルを受け取り、自分の身体に巻きつける便璃。
目算通り、丁度彼女の胸から腰回りまでだけが隠れる。これなら、人に見られても「だらしない」と思われる程度で済むだろう。
「……」
ドアを開けてキョロキョロと見渡し、安全確認の後部屋の外に出る俺。
俺が前を歩いて、便璃がその後ろを着いてくる。「どうせこんな時間に人なんか出てこないさ」なんて高を括っていたが、それでも互いの心音が聞こえる位に二人は緊張していた。
「 外(廊下)、涼しいね」
「……そうですね」
普段通りの恰好の俺と、無防備な恰好の便璃が普通に過ごす。この異常な状況を、俺は楽しんでいた。
続きます。
12/03/17 21:47
(Pz7kS3WR)
便璃に話しかけたのは「緊張のあまり黙っていられなくなって」「人に見つかった時のことを考えて」というのもあるが、それは建前で、この時俺は、無意識的にこの異常な関係を演じたい、演じて欲しい、と考えていたのかもしれない。
「何飲みたい?」
そう言って、財布から二人分のお金を取り出す俺。
道中、もうちょっと新鮮な便璃のリアクションを期待していたが、特に目新しい反応はなくて、ちょっとだけがっかりする。でもよく考えたら、あの時の便璃も、この異常な状況で「普通を演じて」楽しんでいたんだろうな。
「ありがとうございます」
いつもより若干薄めの笑顔で、お礼を言う便璃。そのまま部屋に戻ろうと思ったが、もっと楽しみたくなって、俺は更に過激な提案をする。
「便璃ちゃん、髪濡れてない?」
「?」
「タオル、髪に巻いた方がいいんじゃない?」
平静を装おうとする俺だったが、俺を見上げる便璃の視線は痛かった。
「……」
しかし相変わらず、俺の無茶ぶりには余計な返答をせず、淡々とこなしていく。
「!!」
自分でやらせておいて、自分で焦り出す俺。
もちろん、便璃が髪にタオルを巻く神秘的な姿が一番印象的ではあったが、ほとんど全裸で廊下に立つ便璃の姿は、なんというか、心地よい罪悪感が身体を痺れさせるような、そんな破壊力があった。
(これは……やばい……)
居酒屋で便璃のアソコをなぶった時よりも強い、目の奥に流れる電撃のような衝撃。
多分便璃は、自分の身体一つが俺の精神をここまで滅茶苦茶にしているなんて、思ってもいないんだろうな。そう思うと、余計にこの少女を虐めたくなった。
「あ、街が綺麗だ」
そう白々しく言って、自分達の部屋をスルーして、廊下の突き当りまで便璃を誘導する俺。
別に窓に連れてきたかった訳ではない。その窓に向かう途中にある鏡の前を通りたかったのだ。
一瞬だけ鏡の方に目をやるが、まるで「鏡なんてない」という恥じらいの態度で、足早に俺の方に駆け寄る便璃。これは、予想していた反応のうちの一つだった。
「あれ、兄貴ん家じゃない?」
俺も、鏡の前での便璃の反応についてはスルーして、とりあえず便璃に窓の外を覗かせようとする。
(そんなことはあり得ないが、)窓の外から自分の姿が見られるのが恥ずかしいのか、便璃は窓から顔を出そうとはとしなかった。
「……」
時刻は深夜1:00頃。気が付けば俺は、もう何時間も便璃と二人きりでいたことになる。
続きます。
12/03/17 21:51
(Pz7kS3WR)
(流石にタイムリミットか……)
そう考えた俺は、テカテカ光る便璃の肩に後ろからそっと手を置いた。
ビクッとする便璃。抵抗はないが、便璃は俺のボディタッチを歓迎してはいなかった。
「……やっ」
俺と目を合わせようとしない。これは便璃にとって、拒絶を意味している。
(ここまできて、なんだよそれ)
便璃は俺の恋人なんかではない。なのに俺は、そんな便璃の反応に納得がいかなくて、便璃の肩を握る力を強めてしまう。
「ひっ」
小さな悲鳴が、またも俺を苛立たせる。気が付けば俺は、便璃の身体を左手で強く壁に押し付け、右手で便璃のショーツを脱がそうとしていた。
鋭く尖った乳首が冷たい壁に押し付けられたのだ、痛くないはずはないだろう。しかし便璃は、俺の豹変ぶりに怯えてか、声を押し殺したままだ。
「……」
俺の右手が便璃のショーツを下ろそうとするが、便璃の左手がショーツを引っ張り上げようとする。だがその抵抗も虚しく、俺が便璃の首筋を舐めた途端、糸が切れるように便璃の力が抜け、あっけなく彼女を包むショーツがずり下ろされる。
「やだ……やだ……」
力による抵抗は無駄だと感じたのか、ぐったりと壁にもたれかかる便璃。
普段の生活では絶対見られないような卑猥なポーズで壁に張り付いている便璃を見ていたら、なんだか「俺がこの子を壊していい」ような気がして、余計に彼女を苦しめたいと考えてしまった。
服を剥がされ、無言のまま壁に押し付けられる彼女の心境は、一体どんなものだったろう。
今俺の目に映っている彼女は、一人の少女なんかではない。便璃という名前の、ただのモノなのだ。自分が一体何を考えているのか、訳が分からなくなってくる。
「……!」
クチュ、クチュ。
便璃のアソコに触れた途端に鳴る、湿った音。
(ぬ、濡れて……?)
尿的な何かだと思い、一瞬目が覚めそうになったが、そうではないことが分かるや否や、俺はその便璃の体液を掬い、彼女の頬や背中に塗りたくった。
「……っ!」
ビクンと跳ねる便璃。水壺から溢れる雫が、ねちゃねちゃと壁を濡らしているのが分かる。俺は好奇心から、彼女のアソコを壁に押し付けてみた。この時の俺は、彼女の身体の心配など、一切していなかった。
壁に張り付いた便璃の姿は、まるで標本の蝶のようだ。そう思った。
中途半端ですみません。今投稿しないとこの先いつになるか分からないんで、未完成ですがまた次回にします。
次で絶対終わらせます。
12/03/17 21:55
(Pz7kS3WR)
待ってるぞ、1年くらいなら
12/03/18 14:15
(.Vd7hbMN)
お待ちしてました!今回も、大変楽しませていただきました。既に3回も読み返してしまった程です。
今回も、便璃ちゃんの反応は、一筋縄では行かないというか、いい意味で『予想外』の連続で、面白かったです。
この子はいったい、主さんとのエッチな展開を期待してるのか?恐れ、拒絶してるのか?
わざわざシャワールームから出て来て、全裸を見せてくれ、髪を洗う所も見せてくれるのに、体に触られるのは拒絶する。殆ど裸でホテルの廊下を歩き回る指示には従うが、肩に触れ、ショーツを脱がそうとするとまた拒絶。でもアソコは濡れている。
これだけ並べると、『何を考えているか分からない』ということになりそうですが、前に主さんがレスで解説してくれたように、『彼女はMだ』という前提で読むと、彼女のボディタッチの拒絶は、本気で嫌がってるのではなく、拒んでいるのに強引に触られる=虐められる という状況に性的な興奮を感じている ということなのでしょうか?
便璃ちゃんは、今まで私が出会ったり、見聞きしてきたどんな女の子とも違うタイプのようなので、また見当違いな解釈をしているかも知れませんが、よかったらコメントしてください。
12/03/19 08:06
(CpS1/jKD)
ありがとうございます。
今回は今までより更に時間をかけずに書き上げた物なので、特に脚色がヒドく、雑です。
ですので、今回は訂正とお詫びを兼ねて解説をしたいと思います。と言っても、いつも通り俺の解釈を述べるだけですが。
●脚色について
文字数制限や話の流れの関係から、この手法に逃げることが多々あります。
脚色なんて聞こえはいいですが、要するにただの嘘です。今まではそこまで露骨な物はなかったのですが、今回は明らかな間違いがあるので訂正します。
・台詞
毎回うろ覚えですが、今回は更に微妙です。特に俺が壊れてからの台詞は、全く自信がないです。
・俺の要求は彼女にとっても未知の魅力であったらしく
そんなこと分かりません。これに限らず彼女の思考の描写の殆どが、後付け解釈か俺の願望です(本人から直接聞いたものもありますが、どこまで信用できるか)。
・首筋を舐めた途端
すみません、舐めてません。別の記憶と混同しています。
他にも色々ありますが、キリがないのでこれ位にします。
皆さん(暗黙の了解で)フィクションとして読んで下さっているとは思いますが、いっそ出来の悪い三文小説として読んで頂いた方が、書く側も気が楽かもしれません(笑)。
●彼女の思想
よばい屋さんの質問にお答えします。
俺が「便璃はマゾである」「演じることを楽しんでいる」なんて言ってしまったがために、そのような解釈をされたのだと思います。しかしながら、断言は出来ませんが、あの時の便璃の態度は「イヤイヤのフリ」という訳ではなく、本当の本気で嫌がっていたようです。
ネタバレになるので今は言えませんが、あの子は当時○○と考えていたようで、今までの話の便璃も、その○○という思考パターンを貫いているはずです。
くどいようですが、俺はその時の状況や考え方に興奮を覚えるタイプの人間ですので、他の方の作品よりも推測や感情の描写が過多になる嫌いがあります。
本来なら「服を着ないで外に出た」で済むところに、「期待して」とか「意外そうに」とか余計なものを付け足して、誤解を招いてしまいます。
別の方のスレにも書きましたが、こういった部分が「読みにくい」「感想を書きにくい」という雰囲気を俺の文章に与えてしまっているのでしょう(今更の反省です)。
話が逸れましたが、次回はガッツリと便璃の思考に迫った文章にしていくと思います。皆様の失望を覚悟で書き終わらせる所存でございます(笑)。
12/03/19 22:12
(2oKD83TF)
削除済
2012/03/21 00:37:54(*****)
イヌレツィムさん、毎回丁寧な解説、ありがとうございます。
…そうですか。やっぱり違いましたか。
言われてみれば、浴室の中で便璃ちゃんを洗ってあげようとしたら『すんごい嫌な顔をした』と書いてありますもんね。
見せるのはいいけど触られるのはイヤってこと? でも、お兄さんの家でも居酒屋でも、足先による愛撫は受け入れてくれてますよね。
う~ん、分からない。○○って何だろう? すごく気になります。
続きに期待してます!
12/03/21 20:42
(ZZjfBydL)
>>9
せ、せっかく俺なんかにはもったいない、温かいお言葉を頂けたと思って喜んでおりましたのに……一体どうされましたか?
ご自身の発言を削除される位ですので、何か思うところがあったのでしょう。しかしこのままでは俺の気が済まないので、不躾を承知で、返礼のレスをさせて頂きます。
正直、あまりにも過ぎた賞賛だったため、始めの内は「え、俺のこと?」と戸惑ってしまった程です(笑)。
ですが、俺なんかよりもずっと多くの読者さんから評価を受けているあなたが、どう見ても変態で自己中心的な「俺」の人格を評価して下さったことは素直に嬉しかったですし、その分申し訳ない気持ちすら芽生えました。
本来であれば、ご自身のスレに書き込めばもっと話が膨らみそうな裏話を、俺の脚色をフォローするために載せて頂いて(もしかしてこの辺りが削除の理由なのではないかと愚考しているのですが)、更には、俺の文章の質に関するコメントまで頂けるなんて、投稿者冥利に尽きるってものです。「あぁ、投稿して良かった」と思いたくなる瞬間です。
本当は他にも言いたいことがありましたが、このレスでは最低限の「返礼」だけに留めておきます。
また、このレスは、見る人が見れば一体どなた様に対する返礼なのかが、一目瞭然です。もしご迷惑であればこのレスを削除致しますので、その旨をお伝えして頂ければと思います。
一方的ではありましたが、重ねて感謝の言葉としたいと思います。ご読了ありがとうございました。
12/03/21 22:27
(kOIvQkfz)
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