『あっ待って、そのまま座っちゃダメだよ』
クルマの後部座席に彼女を誘導して、中に乗り込ませる。
『精子が付いてるお尻は浮かせる感じで、四つん這いになって、そう、そんな感じ。顔は下に付けて…そのまま動かないで』
四つん這いになって、お尻を突き出すような格好で顔がうずくまった状態の女の子、後ろから見るとムチッとして、なかなか肉付きの良いお尻…。
そしてショートパンツから伸びる細い生足…。
見てるだけで興奮して、さわりたい衝動にかられたけど、ここはじっと我慢。
『ここじゃ人目にふれるから、ちょっと走るよ。そのまま動かないで』
俺はクルマを走らせて、一路森の方へ向かった。
『とりあえず君、名前は何て言うのかな?』
森の方に向かう途中、俺から訊ねてみた。
『た、田中です』
恥ずかしいのか怖いのか、小さい声で彼女は答えた。
『田中…何ちゃん?』
『あっ田中まなみです』
だんだん人気がなくなってくる道のり、俺はまなみにいろいろな質問をしてみた。
小学6年生、身長146センチ、体重はちょっとわからないみたい。
『で、まなみちゃん、生理は来た事ある?』
『は、はい…』
少し間が空いた後、彼女は答えた。
初潮も済んでるなら、充分大人の身体だな…
そしてクルマはついに、人がほとんど来ない森林公園に到着した。
俺は運転席から降り、まなみのいる後部座席からクルマに乗り込んだ。
『じゃまなみちゃん、治療…始めるよ』