15年前の事です。
私の住んでた所は過疎が進む地域でした。
全校児童も全員で20人弱でした。
四年生の夏休みに、同級生の洋子ちゃん、真奈美ちゃんとうさぎ当番の帰りの事です。
汗ビッショリで帰る途中で「ねぇ、河原に下りてみない」と洋子ちゃんの提案で、みんなで草むらの小道を駆け降りました。
少し、水は少なかったこど水は夏の日差しで熱くなった体には最高でした。
サンダルのまま、スカートを捲り上げ、三人でジャブジャブ、とふくらはぎまで入り、「気持ちいいね」の大合唱でした。
蝉の泣く中、三人の声も大きくなっていました。
はじゃぎ過ぎた私が、石の苔で足を滑らして全身ずぶ濡れになってしまいました。
とりあえず、スカートとTシャツを近くの木の枝に引っ掛け渇くの待つ事にしました。
夏の日差しは、ジリジリと照らしていました。
すると真奈美ちゃんが「面倒臭いくさいから、全部、脱ごぅ」て事になり、みんな真っ裸になり、川に入り水の掛け合いで、髪もずぶ濡れで、少し深い所では潜ったりもして、日焼けしていないお尻が見える度に、みんなで笑っていました。
車の通る道からは離れてて、余り人も来ない場所だったので安心していました。
三人並んで休んでたら「おい、おまえら、そこで泳いで大丈夫か」て声にびっくりしました。
その人は、学校の近くのおじさんでした。
おじさんが言うには「今の時期、ヒルがいっぱいいるから注意しろ」と言われ「知らないうちに、見えない場所に付くから危ないぞ」と言われ、みんな怖くなりました。
私も一度、家の手伝いで田んぼに入り、草取りをしたら、知らない間に足にくっ付き嫌な思い出があったので、凄く心配になっていました。
すると「おじちゃん、ちょっと見て」と洋子が言うと、「じゅあ、こっちに来てみ」と言われ、私達から見えない石の陰に行きました。
暫くすると「良かった、付いて無かった」て顔を赤くして
帰ってきました。
「じゃあ、私も見て」と真奈美ちゃんもおじさんの居る石の陰に行きました。
洋子ちゃんの時より、時間が長かった様な気がしました。
ふっ、と気付くと三人共真っ裸のままでした。
でも、ヒルのが心配で私も見てもらうため、おじさんの所に行きました。
立ったまま、背中や腕の後ろを触られながら「ここは大丈夫」て言われる度にホッとしていました。
頭、顔、首、と段々下に降りてきて、太もも、太もも裏と、ザッ、と見てもらっていたら「あっ、ここ怪しい」と言われ、一気に不安なりました。
「そこに、横になってみ」て言われ、砂の上に仰向けになると、グイッ、と脚を拡げられてしまいました。
「居そうだな」と言いながらワレメをムギュッて拡げられてしまいました。
「この中に居そうだな、我慢しろ、取ってやるから」 と言われました。
ニュル、ニュル、と動く感じと、痛痒い感じがしました。
グリッ、と痛みがすると、お尻の穴の上の辺りに痛みがして、中で動く感じがして、心配しました。
恐る恐る、覗き込むとおじさんがアソコに口を付けいました。
恥ずかしさでいっぱいでした。
おじさんの行為をしばらく見てたら、目が合ってしまい「ヨシ、取れたぞ」と言われ安心しました。
その事は、三人だけの秘密でした。
おじさんにされた行為の事じゃあなく、学校の帰りに道草をした事が親に知られるのが嫌だっただけでしたが、そのおじさんには、何回かエッチな事された記憶がありますが、その当時は、大人の言う事は正しい、と思ってたし、顔見知りの大人だったので警戒心は全然無かったんだと思います。
六年生になってすぐに、学校の帰り、一人で帰る途中、おじさんにばっり逢って、何だかんだ、口車に乗せられて近くの山納屋の中で、凄く痛い予防注射をされてしまいました。
後から判ったんですが、あの人は変な人だから、係わっちゃだめだよ、て大人達の間では有名だったそうです。
一人の女の子が親に相談した事で、おじさんは逮捕され、何十人もの女の子が被害にあっていたそうです。
私みたいに、誰にも言わないでいる子の方がいっぱい居ると思いますが、おじさんは病院に入院し、家族や親戚は引っ越してしまいました。
その後、学校は廃校になり、閉校式に出席した女の人の中に、何人あのおじさんに、初めてを奪われたのだろう。