俺は毎日、始発駅から終点まで電車で通勤している。
この電車は、ドアの両サイドは2人用の横座席だが、奥はボックス席だ。
始発駅では常に座れるこの電車も、3駅目、4駅目過ぎ頃は超満員となる。
俺はラッシュの人混みに押される横座席を嫌い、いつもボックス席に座る。
ある日俺は、ボックス席が満席のため、横座席のドア側に座る事になった。
初めは、1本有るだけのパイプの手すりに右腕を掛けていたが、混んでくると
それも出来なくなり、腕を引っ込めて窮屈な姿勢で座っていた。
幸い、開閉されるドアは反対側ばかりで、こちら側の人の出入は無かった。
車内はますます混んできて、パイプの手すりの上下から、人の体が俺の方に
はみ出すので、少し尻を移動させようと手を尻に廻した時、右手に柔らかい
肌が触れたような感触を感じた。
ふっと右を見ると、小さくて気が付かなかったが、小2くらいの通学途中の
女の子が、一番角の場所で必死にパイプを握り、背中の重圧を押返していた。
しかしすぐに重圧に負け、人混みとパイプの間に挟まれ、身動きできない。
右手が触れたのは、身動きできない女の子の太ももだと解かった。
そこで俺は、尻を逆に右に寄せ、角から2番目の男の背中に俺の体を付けて、
一番角の女の子が、他客から見えないように死角を作った。
そして、後ろに廻した右手で、女の子の太もものを撫でる様に触り始めた。
すべすべした肌で、思わず 「うわぁー、柔らかーい!」 と叫びそうだった。
初めは気付かなかった女の子も、太ももの内側を上へ上へと撫で上がる手に
異常を感じ、体をくねらせて抵抗しようとするが、パイプに挟まれ動けない。
動けないと解ると大胆になり、最も柔らかい部分をパンツの上から揉んだ。
そして、驚きで固まってしまったのを良い事に、パンツの横から手を入れ、
柔らかい割れ目を揉みながら広げ、指を奥へ奥へと進めて行った。
表面はマシュマロの様に柔らかい割れ目も、奥はしっとりとしていた。
と、その時…俺の前でつり革に摑まり、片手で四つ折りの新聞を見ていた男が
俺に顔を近づけ、小声で話しかけてきた。俺はドキッとして、手を引いた。
その男は低い声で 「人に喋られたくないなら、その席を代われ!」 と言う。
仕方なく席を代わると、死角を作っても直前の上からは丸見えだと解った。
その男に見られていた俺が、今度は その男の様子を観察する番となった。
その男も俺同様、初めはスカートの中を上へ上へと撫で上げていった。
再び女の子は体をくねらせた後、固まってしまった。さっきは女の子の顔が
解らなかったが、今度はよく解る。その顔は引きつって男の顔を見ていた。
しばらくすると、さっきとは女の子の様子が違って来ている事に気が付いた。
ビクッと動いた後、痛そうに顔を歪め、歯を喰い縛って苦痛に耐えている。
やがて、涙目になって動けない腰をねじるが、男の手は執拗に弄り続けた。
ここで泣かれてはヤバイと思った俺は、男に顔を近づけ、小声でささやいた。
「今にも声を出して泣きそうだ、もう止めろ!いったい何をやっているんだ?」
すると男は手を引き、新聞で隠すようにその指を見せて、ニヤリと笑った。
指先に血が付いている。そして 「やはり指2本は無理だった」 とつぶやいた。
女の子は、次の△△学園前駅で降りた。俺たち2人は、それを目で追った。
すると、駅員室・駅長室の有る中央階段ではなく、学園の近道である西階段へ
向って歩き出したので、2人共ホッとして、安心の笑顔になった。
こうして2人は知り合いとなった。俺は始発駅から横座席のドア側に座り、
その男は、俺の前のつり革を確保する毎日が続いた。
ただし、お互い相手に住所・氏名・携帯番号は教えない事を条件にだが・・・
あの女の子とは二度と出会わないが、なかなか次の獲物も見つからない。
そんなある日、あの女の子と同じ場所に、今度は小5くらいの少女が来た。
胸も少し膨らみ、顔も可愛い。・・・俺と男は顔を見合わせてニヤリと笑った。
(ちょっと長くなり過ぎたので、後1回だけ別な日に書いても良いですか?)