5年前、我が家に女の子が生まれた。色白で美顔の子だ。
男女産み分け方の本を何冊も読んで、やっとできた待望の女の子・・・・初日の
感想は、「もうこれで母親の視線を気にしながら公園に行かなくても、父親の
視線を気にしながら銭湯に行かなくても、何年もいつも我が家にいるんだ!」
だった。それからは俺の溺愛を受け、すくすくと可愛い子に育った。
先日、初めて自慢の娘を連れてスーパー銭湯に行ってみた。すると、いるわ
いるわ 昔の俺が・・・・1人で行った時には感じなかった特別な視線を感じた。
そこで、娘を1人で遊ばせ、俺は体を洗いながらカガミで様子を見ていた。
「いくら見てても手出しができない。フフッ、ザマーミロ!」と思いながら・・・
ところが人なつっこい娘は、いつの間にか湯の中で、見知らぬ男に抱かれて
いた。やがて顔を曇らせると湯から飛び出し、アソコを手で押さえて立って
いる。その姿は、男の子が金玉に物が当たり手で押さえて痛みを堪えている
姿にそっくりである。すぐ呼んで「何が有ったか?」聞いたが、「べつに…」と
言うだけで話さない。相手の男もどこかに消えた。親にも話せない程も恥ず
かしい事だったのか?本当に何も無かったのか?解からないが、体に異常は
無かった。