優ちゃんに小瓶を渡してから、次の週の家庭教師のとき。
休憩時間になり、先週の育毛結果が気になり優ちゃんに尋ねてみた。
「そういえば優ちゃん、あれどうなった?効果あった?」
「あれ?ああ、アレね。捨てちゃった。」
(なにお~!使わなかったのかいっ)
「だって、先生の精液、すっごく、くっさいんだもん。」
「それは、先生の精液がくさいのではなくて、他の人の精液もくさいの。」(半怒
り)
「えっ先生、他の人の精液のにおい嗅いだことあるの?」
「・・・いや、無いけど・・・。でも精液はくさいものなのっ。」
「ふ~ん。」
「でも優ちゃん、このままだと、あそこの毛増えないよ。あとは育毛マッサージく
らいしか方法は無いよ。(こっちこい)」
「うん。でも、もういいの。」
「えっ、どうして?(ガッカリ)」
「だって、同じクラスのナミちゃんが、毛のない女の人のほうが、もてるんだよっ
て言ってたんだもん。」
「えっ、本当?(いったいどんな情報源なんだ。)」
「うん。わざわざあそこの毛を剃っちゃう女の人もいるんだって。」
「それ、ナミちゃんが言ってたの?」
「うん。でもナミちゃんに、精液ってすっごく臭いんだよって教えてあげたら、ど
んな臭いなの?教えて教えてって言われちゃった。」
「じゃ、ナミちゃんにも先生の精液、あげちゃおうか?」
「やだ~、先生、ヘンタイじゃないの~(笑)」
(う~ん。優ちゃんも成長したなぁ。)