後ろ手縛りで床に正座、口にはギャグボールが嵌められ微かな呻き声を上げるのがやっと。だらだらと唾液が垂れても拭うことができない。
目隠しを施されているので、聴覚だけは研ぎ澄まされている。
快楽や苦痛を強いられているわけではないが、精神はずたぼろの状態だ。
何故なら、すぐ側のベッドで最愛の主と親友が愛し合っているから。
艶かしい声や肌が擦り合う音が嫌というほど耳に入ってくるが拘束された身では耳をふさぐことすら出来ない。時に激しい振動までが伝わってきて、まるで自分が存在してないかのように2人の世界に入っているようだった。激しい行為は何度も繰り返され時間がどのくらい経ったのかもわからない。
聞こえてくる音や声は想像を掻き立て、嫉妬と悲しみと初めて味わう興奮で何度となく脳が反応し痙攣を起こす。
ようやく拘束を外された頃には足の痺れと疲労感で起き上がれず自らが作ってしまった水たまりの上に横たわり、痙攣を繰り返す置物のようになっていた。
身体が落ち着き、視界が定まった頃ベッドの上に上がることを許され、親友のナカに出された主の精子を丁寧に舐めとり吸い出す。屈辱的な行為にまた興奮を覚えてしまう私の頭を主は撫で、ご褒美に膝の上に跨がることを許される。
夢中で腰を振り擦り付けひたすら快楽を貪る。主の手は私の異様に大きな乳首を弄びこうなるともう止まらない。絶頂の手前で制止され、そしてまた擦り付け何度も繰り返されると涙が出てきてしまう。
いつの間にか私の乳首を弄ぶ指は親友に代わり、首には主の手が添えられている。絶頂が近づくに連れて主の手に力が込められ呼吸が浅くなる。あと僅かというタイミングでまたストップ、主に懇願の目を向けた瞬間に乳首を思い切り潰され、ぐぇっと変な奇声を発すると同時に首を絞められる。
死ぬ死んでしまう逝く、、絶頂のタイミングすら主に握られている、悦びと幸せを感じ激しい痙攣と同時に意識が飛ぶ。
妄想つらつらと垂れ流した駄文、読んでくださりありがとうございました。