今日の今日まで今の今まで、正確には昨日の夕方ではあるけれども、そこが浴室の窓だったとは知らなかった。古い作りの一軒家で毎日毎朝毎晩通っているのに、たまに電気が付いている時はあっても人影を見る事はなかった。それが昨日の夜の帰り道に今日は電気が付いているな、と思いながら見てみると人影が、昔ながらのくもりガラスの窓で、その向こうには長い髪を洗ってシャワーで流しているような人影が。そこは母親と一人娘が住んでいて髪が長いのは娘の方だ、まだJSの時から目を付けていて今はJC、立ち止まって見る訳にもいかずに通り過ぎた。家に帰っても落ち着かずにいる、これからはまた娘がお風呂に入っている事を願わずにはいられない、夕方の帰り道の楽しみが出来た。