年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です
なんで?なんで彼女がマンションに来てるんだ?
嬉しい感情より前に、訳が分からず混乱してしてしまった
幻覚?幻聴?頭がおかしくなったのかと思った
一度、目を閉じて、もう一度モニターを見直した
そこには、膨れっ面に変わった彼女が、「寒いんだから、早く開けて~!」と叫んでいた
半信半疑のまま、「どうぞ!」と言ってボタンを押した
ボタンを押した後も、信じられずに、リビングの中を、熊の様に反復運動していた
すると再び、チャイムが鳴った
疑いは確信に変わり、さっきまで二日酔いに苦しんでいたとは思えない速さで、玄関に走った
ノブに手を掛けたが、開けるのが怖かった
一息ついて、意を決して、ドアを開けた
そこには、紛れもなく、二日酔いの原因の彼女が、満面の笑みで立っていた
「どうしたの?」と言い終わる前に「ただいま~!」と彼女が抱き付き「会いたかったよ~!」と言いながら、キスをしてきた
今なら、鳩が豆鉄砲を喰らった気持ちが分かる!
彼女を抱き締め、感触を確かめた
幽霊でも、幻覚でもなく、本物の彼女だと確信した
本物ならと、遠慮せずにディープキスをしながら、強く抱き締めた
こんな感動的な時でも、開けたドアを締め忘れない、小市民
我を忘れて、強く抱き締め過ぎて、「痛すぎる~!」と怒られてしまった
両手で顔を包み、キスを続けていると、「落ち着こう!」と諭された
我に返り、リビングに戻ると、「おじさん、お酒飲んだでしょ!臭いよ!」と言われ、手に息を吹きかけ確認して、洗面所に行った
歯を磨きながら、冷静になれ!取り乱す様なキャラじゃない筈だ!と言い聞かせた
考えながらうがいをしていると、口臭予防の液体を、飲み込みそうになった
リビングに戻ると、やっぱり彼女がいる
ソファーに座ると、彼女が顔を近付けてくるので、キスをしようとすると、「ハーして?!」と口臭チェックを受け、「ま~合格かな?」らしい
そんな事より、聞きたい事が山ほど、いや宇宙ほどある
俺「今日は、どうしたの?」
彼女「おじさんが、寂しがってるかな?と思ったから、チャリで来た」
俺「よくお母さんが許してくれたね?」
彼女「だって、おじさんは、私の命の恩人だもん、ママに行くよって言っても、『よろしく言っといてね』って言ってたよ」
俺「それそれ!命の恩人って、いつその嘘を考えたの?」
彼女「嘘なんて言ってないよ。ママが勝手にそう思ったんだもん。おじさんと話してるの聞いて笑っちゃった」
俺「えっ?本当にお母さんの思い込みなの?」
彼女「そうだよ!怒られた時、携帯落としてたって嘘は言ったけど、後はホントの事言ったもん!」
俺「本当の事って?」
彼女「おじさんに助けて貰った。服とかの日用品は、全部買って貰った。泊まる所も用意してくれた。おじさんは独身・1人暮らし。くらいかな」
俺「その情報で、あんな話しになったの?」
彼女「そうだよ。嘘は付いて無いよ」
俺「随分、良い様に解釈してくれたんだな?」
彼女「ちょっとだけ誘導はしたけどね」とウィンクをした
やっぱり!と思った
そう思って貰えるなら、わざわざ否定するのも、失礼だし、甘えておこう
結局、母親は年末からの旅行には行かずに、家で待っててくれたそうだ
この点だけでも、申し訳ない気持ちになる
泊まった場所とかは、聞かれてないらしい
気になるのは、彼女に母親が、「あなた、○○さんの事好きでしょう?」と言ったと聞いた事だ
全てお見通しって事か?
この母娘だけは、敵にしたくないと思った
それからは、いつものソファーで、イチャイチャを楽しんだ
帰るのが遅くなると、折角誤解?にしろ、信用をしてくれてるのを裏切る事に成りかねないので、早めに帰す事にした
外は寒く、暗くなってきたので、送って行くことにした
自転車は、彼女の提案で、置いておくそうだ
明日、ウチに来る口実らしい
末恐ろしい、悪知恵の持ち主である
コンビニに着くと、「明日、8時に迎えに来てね!」とキスをして別れた
帰宅して、彼女の事を考えていた
今日、会った時の感激した気持ちに嘘はない
親子程歳の離れた彼女を、本当に幸せに出来るか?
付き合っていくには、弊害が多い気がする
あの彼女の母親を、説得出来るか?
彼女自身の気持ちは?
数限りなく問題点が出てくる
『やって・やれない事は無い、やらずに済んじゃう事もある!』
会社の先輩が、悩んでる時に言ってくれた大好きな言葉だ!
この精神で行こう!
目覚ましの音で起きた
朝早くから、待ち合わせに、ウキウキしながら出かけるなんて、何年ぶりだろう?
最近は、完全な夜型人間なので、朝の空気が新鮮だ
待ち合わせの、20分も前にコンビニに、着いてしまった
車の中で、煙草を吸いながら待っていると、手を振りながら彼女が来た
今迄、一日の大半を一緒に過ごしていたので、会えない時間がもどかしかった
車に乗るなり「おはよ!」と言ってキスをしてくる
彼女には、人目を気にするという習慣がないので、ヒヤヒヤする
「どうする?」と聞くと、「家に行きたい」と言う
「折角だから、出掛けてもいいよ」と気を使っても、「家に行きたいの!」と頑固
車の中で「今まで門限が無かったんだけど、その日中に帰るって、門限の約束をママにさせられた」と話した
「その日中って事は、12時って事?門限にしては、随分甘いね」と言うと、「おじさんと長く一緒に居たいから、頑張ったんだよ!偉いでしょ?」と朝から心臓に悪い
昨日、家に帰ってから、母親に直談判したそうだ
交換条件は、母親も同じ門限なんだそうだ
母娘って言うより、同性の友人?か、ルームメート?って感じなんだな
家に着くと、開口一番「帰ってきた~!って感じがする!」と言った
「おじさん、朝御飯まだでしょ?すぐ作るね」と言って、台所に向かった彼女を、後から抱き締めた
「これじゃ、ご飯作れないよ?」と彼女が言うので、「ダイエットになるからいい!」と言って、振り向かせた
まだ何か言おうとする口を、キスで塞いだ
そのまま、ソファーにまで連れていき、寝かせた
見詰め合うと、彼女の方から腕を首に回し、キスをしてきた
唇が離れる度に、彼女が「好き!」と言っては、また重ねる
服の上から、体をまさぐるように愛撫し、一枚・一枚剥ぎ取る
乳首に唇を当て、舌で転がすように舐めると、彼女が喘ぎ始める
右に、左にと、交互に攻め、胸元が、赤みを帯び、興奮してきた
内太股を、下から股間に焦らすように愛撫をすると、その手を導くように、腰が動き出す
股間に手をやると、十分挿入可能な程濡れている
左手を胸に、右手を股間にソファーの前に座り、ピアノ奏者のように両手を操り、奏でる音楽は、【彼女の喘ぎ】だ
今日のピアノは、いい音色を奏でる、高く・強く・断続的に、そして刹那的でもある
右手のメロディー部分の、動きを速めると、クライマックスが近付いてくる。
最高に盛り上がった音色を奏でて、フィニッシュ!
最高の演奏の証しは、波打つ鍵盤
「可愛かったよ!」と、オデコにキスをすると、少しはにかんだ様な笑顔が、愛しくさせる
キスをしながら、上体を起こし、ソファーに座らせ、足の間に体を入れる
大きな乳房を鷲掴みにし、揉みながら小さな乳首を、口に含み転がす
「気持ちいい~!」と、彼女は頭を背もたれの後ろに仰け反る
少し乱暴に、しかし繊細に両手を円を描くように、開いては閉じるを繰り返す
頭を左右に振り、両手は突っ張った状態で、快感を貪る
両手を掴み、膝の後ろに回し、M字開脚にする
少し下がり眺めると、「恥ずかしいよ~!」と非難する
耳元で「可愛いよ」と囁き、耳まで赤く染めながら、恥ずかしさを耐えている姿を鑑賞する
両手で閉じようとする足を開くと、冬の深く差し込む日差しに、股間が輝く
股間を隠そうと、手を離すので、「良く見せて」と制止すると、諦めた
陰毛に絡み付いた愛液が、キラキラ光って、美しい
(ふっ!)と息を吹き掛けると、羞恥心から身を捩るが、足は閉じさせない
唇を近付けると、目を強く閉じ恥ずかしさを我慢している
大きく開いた太股を、右に左に中心の敏感な部分を避けて、唇を這わせていく
敏感な部分に近付くと、「うっ!」と小さな声を出し、足に力が入る
しかし、まだ攻めない!
焦らし続けると、太股がピクピク動く
このピクピクが可愛い!
我慢出来なくなったのか、「イジワル~!」と抗議
「まだだよ」と言うと、「お願い!」と懇願
「じゃ、舐めやすいように、両手で開いてごらん?」と指示
綺麗なピンクの蕾が開いた
つづく