アパートの大家は未亡人でK1とS4の娘がいる。
大学入学から住んで4年になる為彼女達とは家族みたいな付き合いで、娘達にとっては「兄」であり、飯が給料
の家庭教師として姉が受験の時期に一ヵ月間ほぼ毎日勉強に付き合い、無事第一志望に合格させた事で絶対的
な信頼をもたれている。
内定先が楽々通勤圏内なので引き続き住む予定である。
と言うよりこの家族との付き合いが深くなり過ぎたのも要因であるが…。
こないだは母姉喧嘩をした姉が部屋に転がり込み、母親には一晩預かる事を伝え、彼女の愚痴を聞き仲直りする事を諭した。
気持ちも落ち着き、気晴らしにDVDを一緒に観る事に。
大きめのカウチソファでも二人で座れば自然と寄り添う様になり、ふと目があった時どちらからともなく唇を重ねて
しまった。
「初めてしちゃった…」
「俺で…よかったの?」
頷く姉と今度は確かめ合う様なキス…
今まで妹としてしか見ていなかった子が一瞬で『女』になってしまった。
その晩はベッドで一緒に寝たがキス以上には進まず朝を迎えた。
翌朝部屋を出ていく時もキスで送り出したものの、この感情を抑えていけるか不安だ…。
姉はその後毎日(晩)部屋に来る様になり、母親には勉強を教えていると言い
(実際一時間位英語は教えているが)実はキスの勉強会をしていた。
3日後には舌の使い方を覚え、その結果英語の発音まで上手になってしまい、学校で先生に誉められたと大喜び
しており、母親も一切干渉してくる事はなく、その期待に応えるべく勉強にも力を注ぎつつ、彼女の体を開拓
していく。
昨夜はいつもより薄手の服装だった為、今まで気付かなかったが胸の盛り上がりも成長しており、肘が触れた
時の弾力にドキドキしてしまった。
日に日に深まる姉との関係、意識し始めたせいなのか、この季節には薄手な服で訪れるようになりキスの時も
体を密着させてくるようになってきた。
軽く抱き合い胸に手を重ねてみた。固さの中に心地良い柔らかさをもった膨らみにいつも以上の緊張感がはし
る。
「見せて」
「恥ずかしいよ」
再びキスで緊張をほぐし頑なになった腕を解き、ボタンを一個ずつ外していく…