小学校で教師をしている姉が、夕食のときに5年生の教え子のことでグチをこぼ
した。
その女の子の家では、父親が蒸発し、母親がギャンブルに狂ってしまって家に帰
ってこないという。
少しばかり精神薄弱なところもあり、クラスでは孤立していて、友達もいないの
だそうだ。
その子は寂しいのか、テレクラなんかに頻繁に電話して、ホイホイと男に付いて
いってしまうので、目が離せないのだという。
一度は男にホテルに連れ込まれる寸前で、パトロール中の警官に助けられたこと
もあるらしい。
顔はとても可愛いくて、大きくなったら酒井法子のような美人になるんじゃない
か、と姉はいう。
「ふーん・・・。姉ちゃんも大変だね」
と、気のない振りをして答えたが、内心ではもうムラムラとイケナイ計画を立て
ていた。
早速、姉のクラスの連絡網を見て、その子の住所と電話番号を確認した。
というわけで、最近は仕事場で一人になれる時間を作り、その子の帰宅時間を狙
って電話をかけるのが日課になった。
「○○ちゃんのことを、ボクはよく知ってるんだ。ボクは君が好きなんだよ」
と優しいお兄さんという感じで言ってみると、喜んで話し相手になってくれた。
Hな話には興味が無いようだけど、俺がそういう話が好きだと知ると、一生懸命
に知っている限りのHな言葉を言ってくれる。
そういう態度の端々に、独りぼっちの寂しさが感じられて、肉欲だけでなくその
女の子への関心が強まってきた。
だから、他愛も無いおしゃべりにも、付き合ってあげるようになった。
今では、心から顔も見たことの無い、その少女に恋をしている。
外回りの時に、その子の家の周りを調べてみた。
近所の人目につかないように、その子の家に入れるかを確かめるためだ。
答えは大丈夫。家の前の通りは人通りも無いし、他の家からはそうそう見えな
い。母親の帰ってくる時間もいつも11時過ぎになるのも、その子の言葉で確かめ
た。
だから、今日の電話では「お家に遊びに行っていい?」と聞くつもりだ・・・。