いつもの学校からの帰り道、あれは確か3時ぐらいでしたか? 山手の高級住宅街を歩いていた時のことです。
「あのう、済みません。」
って、大学生くらいの人から声を掛けられたのです。
「お嬢ちゃん、この車の下に飼ってたリスが逃げ込んで仕舞って、困り果てていたんですよ。 突然で悪いけど、チョットだけ手伝ってくれませんか?」
そう言われ、わたし、素直に信じて仕舞ったんです。
薄暗いガレージに入り、車の裏側から逃げ込んでるリスを追い立てる大役を、イキナリ引き受けました。
ところが、紗羅が車の後ろにしゃがんで覗き込んでると、そのお兄さんはガレージのシャッターを、勢いよく閉めて仕舞ったんです。
「これで、外へは逃げられないから。」
飼い主さんは、そう言うとわたしのそばにまで来たのです。
そして、「もしリスに噛まれるといけないから、これを使うといいよ。」
と言いながらわたしの手にロープを結び付けました。
わたし、その意味がよく解らないまま、アッと言う間に両手両足にロープを巻き付けられて仕舞ったんです。
「ちょっとだけ じっとしててね。」
男の人は、そのロープをたくさんあった水道とかの配管に結んで仕舞いました。
「え、なんですか? やめて下さい。」
わたし、やっと変だと気付きました。
そんなに考えなくても、リスとロープが関係あるわけがありません。
でも、もう、ああ...、手足をまっすぐに伸ばし切った、四つん這いのかっこうに固定されて仕舞ったんです。
まったく身動きも出来なかったんです。
視線を移動させると、飼い主?は初夏らしい半ズボンと下着まで脱ぎ去って、スゴく大きくなったオチンチンを手でしごいているではありませんか。
そして、わたしの口にその臭いトランクス?ごと押し込んで来ました。
もう怖くて、声も出せなかったのです。