小学生の時、生徒達から【連れション橋】または【小便橋】と呼ばれている橋がありました。
登下校で全生徒の半数は利用する学校から1番近い木で出来た橋です。そこから数10m先に新しいコンクリートの橋が出来ているのですが、大概、木の橋【連れション橋】を利用していました。
呼び名の由来はネーミング通り【小便をする】から来ています。
いつから始まったのか、上級生がやっているので下級生も真似して脈々と受け継がれていた。
下校途中、橋の真ん中で立ち止まるとファスナーを下げポロリ、とイチモツを出すと眼下の川にめがけて、ジョボジョボ・・と。
特に立ちションをするだけで、何も無いのだが、皆ニコニコ(ニヤニヤか?)しながら用を足して『さっ、行こか!』とその場を去る。
たまに女子がいたりして悲鳴をあげてダッシュで逃げたり、キャッキャッ、とキャピ声を背中で受けたり。
その女子のタイプ(反応)により男子も対応が違う。
『お~い、今からションベンすっから、見るなや~!?』とか『はよ、あっち行け!』や『見に来たかや~?』など様々。
チョカイ出された女子も反応は様々。
『誰がみるかっ!』
『ちょ、ヤメ、ヤメヤメ、・・・んもぅ!』
『・・・ちっちゃ!』などなど。
私も日によって違う二つのグループに属していた。
上級生の真似から始まった同級生グループと、兄貴の顔馴染みのヤンチャグループだ。既に二年から橋から立ちションは経験済みで、ドチラかと言えば、二年の同級生に波及させたのは私と自負している。
だから二年生の時には英雄扱い(気分)上級生とは悪ノリ放尿族気取りだった。
その上級生グループで橋の上から放尿していると、とある下級生の女子が通りかかった。
『・・・・・。』
その日は無言で通り過ぎて終わった。
幾日かし、再び、あの子が通った。
『・・・へへ・・・・』
『おい、この前も来た子だよな。』
『やるか?』
『やれやれ』
ふと、1人の男子が反転して、女子に向かってペニスを見せた。
『・・・!』声は出さなかったが、女子は猛ダッシュで走り去った。
特に後日、学校で怒られることも無く、毎日【連れション】を続けました。
一旦、ここで話を切ります。
後日、女子を絡めたエピソードを書きたいと思います。