今から5年ほど前の話しです
朝起きて庭に出て、家の犬に「おはよう、散歩行くか?」と話しかけていたら
近所の家族が、ちょうど出かけてゆくところで
「おはようございます」と挨拶をしたら
そこの愛心(あいこ)ちゃんが
(お兄ちゃんおはよ!今日ね、動物園行くの!こんなおっきいゾウさんいるんだよ!)と
嬉しそうにはしゃいでいました
「よかったねー、おっきいゾウさんいるんだー」と話していて
そこで別れたのですが
夕方過ぎくらいに、外に出ていたら
その家族が家に帰ってくるのが見えたのですが
愛心ちゃんが、泣いているように見えました
愛心ちゃんの両親に事情を聞いてみると
なんでも、その動物園のゾウさんが
3日ほど前に亡くなったとかで、愛心ちゃんは、すごく悲しそうにしていました
両親も、困り果てているようで
余計なお世話かと思いましたが
「愛心ちゃん、ゾウさんはね、天国に行ったんだよ
天国にはね、ゾウさんのパパやママがいるから、ゾウさんは寂しくないんだよ」と言ったら
少し笑顔になり
(うん、そうだね、ゾウさんはパパとママにあえたのかな)と言ってました
両親に「ありがとうございます」と、礼を言われました
ちなみに、愛心ちゃんのお母さんは
私の初恋の相手でもあります