子供の頃の初恋の女の子、お互い大好きで、小6になる直前の春に初キス、夏に初エッチした彼女、いつまでも心の片隅に残ってる。
小学校入学のタイミングで父親の転勤でやってきた街、戸建ての貸家住まいで、近所の持ち家住まいだった同い年の彼女と仲良くなった。
いつも一緒に通学してて、大好き同士だったけど、女の子の方がおマセで、先に恋心を打ち明けてきたのは彼女の方だった。
それは小学5年生になったばかりの頃だったけど、異性を好きになる意味がまだガキだった俺は、彼女の「好き」と俺の「好き」の違いろ理解できなかった。
ランドセルを背負った幼いカップルだったが、彼女は俺を「男として好き」だった。
小学5年生が終わった春休み、毎日彼女と遊んでたけど、やたらスキンシップが多いなと思った。
ある日、彼女は潤んだ目で俺を見つめると、抱きついてきて、ブチュ―っとキスしてきた。
俺はあまりのことに驚いたけど、女の子の甘い香りとキスという性行為の入り口に、勃起していた。
それ以来、彼女とは人目を忍んで隠れてキスするようになった。
キスしてると、それは異性がする人目をはばかる行為をしている興奮に見舞われた。
だから毎回、キスすると勃起していた。
小学6年の夏休み、彼女の母親がパートに出て二人きりになったとき、キスした。
その時は抱き合って倒れこみ、キスしながらペッティングになって、勃起が彼女にあたってた。
彼女は、俺の半ズボンの上から勃起を握り、
「これ、欲しい…」
と言った。
あの頃、性教育を受けていた小学6年生女子と、受けていない俺で性知識に差があった。
彼女はいきなり裸になって、オメコを広げ、そこにチンコを入れろと言った。
俺は、初めて見た彼女の裸とオメコに、オドオドしながら裸になって、勃起したチンコをオメコにあてがおうとしたら、彼女はスキンを出して、装着してくれた。
あまり濡れていなかったから、なかなか入らなかったけど、チンコでオメコを擦られているうち、
「アァン…アァ…」
と、気持ち良かったのだろう、小学生とは思えない艶かしい声が漏れた。
そのうちヌルヌルになって、ニュルンと入った。
俺は、している行為の本当の意味を知らなかったが、子供がしてはいけないことをしている事は理解していた。
強烈な快感の中、内股がざわつき、精通した。
俺は、生まれて初めての精通を彼女のオメコの中でしたのだ。
彼女から、性行為の意味を教わった。
そしてそこには、愛し合う男女のみがしていい行為であることを教えられた。
俺は、初めて彼女を女として好きになった。
その後は、親の目を盗んでセックスした。
お小遣いはすべてスキン代に消えた。
時には、裏山の掘っ立て小屋でランドセルを背負ったまま下だけ脱いで、対面座位で交わった。
彼女は俺のチンコでアンアン喘ぎ、俺はその姿を少しでも長く見たくて射精を我慢した。
連射も可能だっ化けど、スキン代がもったいないから、一回のセックスで射精は一度だけにした。
抱き合って、舌を絡め合うキスをしながらセックスする恐ろしい小学生カップルだった。
真剣に愛し合っていたけど、小学校を卒業すると同時に、父の転勤で俺は引っ越す事になった。
6年間仲良しで、男と女だった彼女と離れるのが、とても辛かった。
最後のセックスは、泣きながら、手元にあるスキンを全部使ってセックスした。
引越す当日、俺たち家族を見送る近所の大人達に混じって、見送りにきていた彼女に気付いて、精一杯の笑顔で俺は手を振った。
荷物を積んだトラックの後ろを、父の運転する車で追う形で出発した。
彼女は、泣き顔で、口が「バイバイ」と動いた。
俺は、クルマの窓を開けて大きな声で、
「バイバ~イ!」
と言いながら手を振った。
あれから30年、今度は俺が転勤で、家族を連れて懐かしい街に帰ってきた。
俺は、30年前に住んでいた場所に行ってみた。
街中を流れる小川の両側に、柳の木が並ぶ懐かしい街並みがそのままあった。
俺が住んでた戸建ての貸家も、かなり古くなってたけど同じ場所に並んでいた。
そして、彼女の家を遠巻きに眺めた。
もう、彼女は嫁いで居ないだろうけど、何度も上がりこんで遊んだ彼女の家もまだあった。
気持ちが、30年前に戻ったら、こう思った。
あのまま、この街にいたら、俺達はどうなっていただろう…
「初恋は、実らないもの…さよなら…」
そう呟いて、彼女の家の前から立ち去った。