これは8年前に僕が体験した出来事なんですが、
語る程のことではないかと思いつつ書き記させて頂きます。
今から書くことは僕の戯言だと思い聞き流して頂いて結構です。
まず当時の僕は高校生で、父と二人でアパートに暮らしていました。
母は僕が8歳の時に父と離婚して家を出ており、
僕をここまで育ててくれたのは父です。
父との関係も良好でそれまであまり喧嘩や反抗もなかったですね。
ただ僕らの家庭に一人の来客が来てから少し状況が変わったんです。
確かあれはある夏の日でしたね。
休日、父がひとりの女の子を家に連れ込んだんです。
女の子といっても、僕くらいのではなく本当に小さい子でした。
聞くところによると年齢は10歳で小学4年生だそう。
同じ階に住んでいる子で僕も以前見たことくらいはありました。
名前は、そうですね、ここではLちゃんとします。
どうやらLちゃんの両親はしょっちゅう口喧嘩をするらしく、
娘のLちゃんにも手を上げていることが分かりました。
いつも両親が喧嘩を始めると家を出て一人公園付近をウロウロしてたようで、
ぶらついていたところを父が声を掛け家に連れてきたそうです。
父はLちゃんにお菓子をあげたり、話し相手になったり、
楽しそうに我が娘のように世話をしていました。
父は困っている子は放っておけない優しい人だからなと、
僕も一緒になってゲームで遊んでやったりして、
僕達二人はその日からLちゃんをこっそり家に招き
面倒を見るようになっていきました。
父とは児童相談所に話をするべきなんじゃないかとか
色々話し合ったりもしましたが様子を見るという方向に進み、
僕もこれまで通り接することにしようと思った矢先、
ある事件が起こりました。僕が学校から帰り玄関を見るとLちゃんの靴がありました。
いつもより今日は早いなぁと思いながらリビングに続く扉を開けると、
そこにはソファに座る父と、その足と足の間に身体を挟み、
床に座っているLちゃんがいました。
僕は違和感を感じ、それはすぐさま理解できましたが
脳がついていかずしばらく硬直してしまいました。
父はその時ズボンも、パンツも履いておらず、
剥き出しになるであろう男根が、
Lちゃんの口の中に姿を消していたんです。
普通の基準がわからない為その他の人は怒りを露わにするのか、
殴りかかり辞めさせるのか僕にはわかりかねますが、
第一声は意外と冷静な声色だったと思います。
「ぇ、、なにしてんの?」とかだったかな…
父はそんな光景を見られたというのに半笑いで言いました。
「フェラチオや」、いや、それは見たら分かります。
ただ僕には、家族のように優しく世話をしていた理想の父がその日死んだのを覚えています。
(また続きを書こうかなと思います)