少女との体験

20代の頃は、結構夜の街に出た。あえて夜街・とする。
いわゆる性的サービスの風俗ちゃうん？と勘繰られますが、私はソープやFヘルスなどは未体験で、少し斜め上と言うかアングラな方向へ入ったりしていました。

そんなにでも無いが、ストリップ小屋の個室サービスや、ちょんの間。さすがに立ちんぼは飛び込めなかったですが・・・

そこに使った金額で高級ソープに数回は行けてただろうが、私の中で『ソープに行ったらおしまい』などと意味不明なこだわりがありました。

さて、こんな私の琴線に引っ掛かった店舗が都内某循環道路沿いにありました。どう見ても『怪しい・・・』普通のテナントビル。大動脈幹線沿いにしては淫靡なライティングと看板。
夕刻前に開店準備の女性従業員の風貌が男の目を引き付ける。露出が多い小麦肌。
『絶対、怪しい・・・』
毎日、仕事帰りにバイクで通る道筋。数回その開店準備を見ながら、ついに入店を決意。

『イラッシャイマセ～、』陽気な声で迎え入れてくれた。正面間口は昭和の銀色アルミサッシュに白いスモークガラス。もともと何か(非風俗店)の居抜きだったのだろう。
表の手作り感ある折り畳み看板が無ければ営業中の店舗と気付かない。しかし、中にはいると、これまた手作り感あるディスプレイに観葉植物。インテリア以外は天井も壁も剥き出しコンクリート壁に黒塗り。

『いったい、何の店か？』と少し身構えていると、何の事はない。スナック・バーの類いの店舗だ。
膝を突き上げる位に低いソファーに座り飲み物を注文。海外のスラム街で闊歩するポン引きみたいな女性と談笑して終わる。
※フィリピンパブでは無い。詳しくは言えないが、違う国籍。けど、その国の片鱗が見えない。無国籍だが、南国ムード演出？よう分からんコンセプトの店だ。

適当に飲んで話して２時間七千円。追加オーダーしても、さほど大層な品やサービスも期待出来そうに無いので、いつも定額で店を出る。
しかし、どこか、この淫靡な雰囲気がハマり、通うようになった。性サービスやお触りOKの店でも無いのに。(実は後で大どんでん返し・・・)

何度か話していて分かったのが、オーナーは開店準備をしていたポン引き風の女性。てっきり、旦那か別の男性オーナーが存在しているのかと思っていた。
さらに、ある意味こんな環境条件にアングラ店舗を開いている理由が、判明する。
交差点の角地にあるのだが、元は交差点に面していなかったのだが、循環道路側で無い方の道が道幅拡張で角ビルになったのだ。

その店に通い始めて一月以上し、ママから耳打ちされた。
『パンパンあるけどスル？』
過去にも延長やボトルやオードブルのセールスはあったが、やんわり断り続けていたが、何となく違うな、と察した。
『パンパン』とは確証は無いが、多分アレの事だろう。
『・・・ママと？』
『ワタシ、しない。別のコよ』
別の娘と言っても店内には三人の外人嬢しかいないので、愛嬌の良い森三大島か、無口なハリセンはるかのドチラかだ。

初日は、ハリセンで試してみる。カーテン１枚で区切った小部屋(と言うよりホールの隅っこ)で『パンパン』をした。
再来店の時に森三、間を空けてハリセン、と交互に『パンパン』を繰り返した。

だんだん、その店に本当の意味で馴染んだ頃のある日、来店するとママ１人(正確には２人)とうやらハリセンと森三は故郷に帰った(一時帰国)ようだ。
『今日はママがパートナーになる？』
フザけて言うと、ストレートに断られた。そんな挑発的な身なりで拒否されても・・・

通う様になって、１度だけママと『パンパン』した事があったが、それっきり。二度目以降は頑なに断られた。
理由は、オーナーの威厳が損なわれたから・とか。ママとの初『パンパン』以降、ハリセンと森三に少しナメられているとか。
そう言うもんか、程度に聞き流していた。男には解らない世界だ。

『じゃあ・・さぁ・・・』

私はラウンジカウンターの隅の開店前椅子にチョコン、とに座っている幼女を見た。
ママの娘だ。
『・・・ダメ？』

過去にも幾多の交渉はしていたが、無下に扱われ却下。
しかし、この日はママがサラリ、と了承。一瞬、耳を疑った。

『マミー、マミー、マミー、』

連呼するママの娘を私はカーテン１枚で仕切った小部屋で抱いた。

それからも、ハリセン、森三、ママの娘と３人のローテーションを続けた。
コロナ禍になってからは１度も行っていない。