実は村では無く町なんですけど、都会の人から見たら村にしか見えない景色広がる生まれ故郷の話。
もう何十年も前に県外に出たので、今もあるかは分かりませんが残ってて欲しい。
それは、共同浴場施設だ。老若男女、誰でも利用可のお風呂。しかし、地域住民以外は気付かず素通りしてしまうくらい簡素な門構え。
こぢんまりした民家みたいな玄関を開けると、男女兼用の脱衣場。記憶を掘り起こすに、脱衣場6畳・浴室6畳?浴槽に至っては1畳半だったか。
私の住んでた地区は別だったが小2の時、その浴場施設があると知り略毎日自転車漕いで通っていた。
なんと言っても、ウチより広い。その解放感が私を魅了していた。
終業後だから、ほぼ貸し切り。たまに付近の農家のオジサン・オバサンとバッティングするが、特に咎められたり、話しかけられたりもしなかった。
『あー!3組の深田~!』
脱衣を済まし浴室の戸を開けると、いきなり声をかけられた。
声の主は他クラスの女子、岡部優子。そうか、確かコッチの農村部の方の子だったな、と思い出した。
咄嗟に然り気無く前をタオルで隠した。優子はソレには目もくれず、私の顔をマジマジと見つめて
『あんたが何でコッチに来てるの!?』と聞く。
『来ちゃダメかよ?』
『ダメ!あんたコッチの人間じゃないから。』
『誰が決めた?どこにも書いて無いやろ!』
ここまでが予定調和の挨拶みたいなもの。
『寒くなるけん、閉めて入って!』と優子
言われる通り中に入り戸を閉める。浴室には優子と私の二人だけ。
『髪も洗ってから浴槽に入ってよ』
『んっ、』
お湯かけをしてからシャンプーを手に出し髪を掻き回す。
『自転車で来たん?』
『・・・んっ、』
『何分?』
『わからん。すぐ』
『ふ~ん・・・私がおるって知って来たの?』
『んな事無いわ。知らんかった。』
『・・・・・』
なんだ、その無言は?・・・てか、切っても切ってもシャンプーの泡落ちないんだが・・・。
『!・・・おまっ、』
いつの間にか優子は私の背後にいて、シャンプーを私の頭にチューチュー、滴し続けていた。
『アハハハハー!』
『やめれや~!』
優子を払い桶の湯で髪に残った泡を流す。
『ほんま、悪いおなごだな~!』
『ごめんごめん、てか、こっち見んで!女の子の裸見て変態だね、男子は!』
『何言っちょーかい、バカ・・』
私はそそくさと身体も洗い浴槽に向かった。
『エッチ、スケベ、変態、』と言いながら優子も浴槽に入って来る。
『どっちがだ・・・』
『男子と女子だと、男子が悪い』
どんな方程式だ。無視していると
『ねぇ、・・・チンチン見せて』
『はぁ?、・・・やだ。』
『何で?』
『こっちが何で?だわい』
しばしの無言
『男子がココに来て女の裸見に来てるって言いふらす』
『はぁ?バカか!?お前』
『・・・学校中に言いふらす』
優子に折れた訳では無い。多少のスケベ心もあり、優子の願いに乗っかってみた。
私は湯船の中で立ち上がり、既に半勃ちのペニスを見せた。
『・・・ふ~ん・・・』
『・・・・・・・。』
『なぁ、なんで、さっきチンチン隠したん?』
『あ?』
『入って来た時、パッ、と隠したが』
『別に・・・』
『だんだん大きくなっちょー・・・』
『うん、』
そう言ってる間にも私のベニスはどんどん固く反り上がって行っていた。
『深田エロ~ぃ』
『お前が言うか!?』
『触っていい?』
『・・・んっ、』
優子の指が私のペニスを摘まむ。あ、これ気持ちいいかも。自分で触るより新鮮。と思った。
無言で私のペニスを弄くる優子。まるで何かに取り憑かれた様だ。少し怖かった。
しかし、怖さより好奇心が勝っていた。
二人しか居ない浴室で全裸で女子にペニスを弄ってもらっているのだから。
硬さMAX。されるがままも悪くは無いが、目の前にエッチな女子がいるのだ。私は優子の両脇に腕を伸ばし立たせると勢い抱きついた。
『あ、な、ちょっと~!!』
密着する身体。胸・お腹・性器と性器。なかなか気持ち良かった。それは優子も同じであろう。
『硬いチンチン、当たっとる・・・』
『岡部』
『ん?』
『岡部、岡部・岡部・岡部・岡部ー!!』
無意識に私は連呼していた。力一杯抱きしめていると亀頭の先にツーン!と快感に近い痛みが走り、その直後、身体を密着したまま優子のお腹に精子をプチ出していた。
『何か出てるよ?ねぇ?・・ねぇてば、・・』
優子が話しかけてても、しばらく私は優子を抱き締めていたままでいた。
二人でお腹に張り付いた精子を確認し、身体を洗って浴室を出た。
脱衣場でパンツを穿く後ろ姿にムラムラして再び優子に抱きついていた。いつ誰かが開けて入って来るかわからない扉の前でまぐあいに凄く興奮した。