私には四つ上の姉がいる。
姉が中1の時、私は姉に誘われて初体験をシた。怖さも無ければ背徳感も無い。初体験以降、私が望めば姉はパンツを脱いで私を迎え入れてくれる。
時には一緒に入浴中、姉から急襲してた来ることも。この関係が姉が大学生になる時まで続いた。
修羅場も無ければ、未練も無かった。姉はアッケラカンと『もう、私も大学生になるし』と関係解消通告。私もそうゆうモノと何の引っ掛かりも無く受け入れた。本当、全く後腐れが無かった。
だから、これは誰にも話していないが、世間、どこの家庭も姉弟は、そんなもんだろう位に思っていた。
そんな仲良し姉弟が、とある夏休みの日、親戚の家に泊まりに行った。親戚の家に私の同学年の男子『今岡仁』と『麻里子』の兄妹がいた。今岡家の庭には大きなテントがあり、子供の遊び部屋になっていた。
親戚の叔父さんが大学時代に登山部で、使わなくなっていたテント(ちょっとシャレにならない大きさ)をある年、庭に拡げていたら子供達の秘密基地的な存在になり、数年出しっ放しで私達姉弟が泊まりに来ると子供達だけで寝たりするのに使われた。
『冷蔵庫からジュース取って来るけん、妹も呼んで来る!』
仁がテントを飛び出し庭からテラスへ駆け出した。
昼間散々、野山を駆け巡り最後は近所の河原で遊び、姉は着ていたスク水のままテントに入り三人でペチャクチャお喋り、仁の部屋から持って来たゲームで遊んだりを終えて、外はもうスッカリ薄暗くなっていた。
1度リビングで家族全員で晩御飯を食べ再びテントへ。その間、姉はずーっとスク水(一応、ショーパンにシャツを上に着ていた)を着たまま。
仁がジュースを取りに行ってからすぐシャツとショーパンを脱ぎ、そのままスク水も脱いだ。
『お風呂行く前に脱いどらんとね』
『んっ、』
私は姉にスリ寄り乳首にチュー。
『待ってた?』そう言いながら私の頭を撫でる姉。
『んっ、……うん』
『…………………………』
『もうヤメて、仁ちゃん戻って来るよ』
テントの外にタッタッターッ、とサンダル走りの音がしてテントの入口カーテンをバッ!と開け仁が顔を見せた。
『寝る前に風呂入れって!』
カーテンを開く前に、辛うじて身を放し姉はショーパンを穿き背を向けていた。しかし、上半身は裸。シャツは間に合わなかった。
『……あっ、ごめん、着替えちょった?』
『ううん、大丈夫。お風呂?行く行く』と姉。
どうにか、疑われず済み、私達姉弟が先に風呂へ入り、次に今岡兄妹が2番目に入った。