夕暮れにドライブしていたら
道端で、うずくまっているおじさんを発見
「どうしました?」と聞くと
散歩中に苦しくなったとのこと
「救急車呼びましょうか?」と聞くと
家が近いからそこまで乗せてって欲しいと頼まれたので
おじさんに道案内されながら車を走らせた
指定された家につくと
おじさんの姿を見たおばさんが
心配そうに駆けつけてきた
話を聞くと
とある病気で入院していて
一時退院した時に散歩をしていたら
苦しくなったとのこと
その夫婦には、可愛らしい女の子がいて
見た感じ10歳くらい
かなり緊張しながら
「あ、ありがとうございます」と礼を言われた
そのときは、そこで別れたのだが
後日、おばさんが菓子折りを持ってきてくれて
その子も一緒にいた
アパートをもの珍しそうに見ていて
「こら!人様のおうちをジロジロ見るもんじゃありません!」と叱られていて
俺が「いいよいいよ、珍しかったかな?」と聞くと
恥ずかしそうに頷いた
おじさんは、そのまま病院に帰ったみたいで
お別れをするときに
その子に「バイバイ」と手を振ったら
前よりかは嬉しそうに手を振り替えしてくれた
その後もスーパーで会うと会釈をしたり
学校帰りに会ったり
後に名前を聞いたら、みさきちゃん
みさきちゃんは…