僕が高校生の時の話です。
今から20年以上も前の話なんですが、最近思い出すことがあったんで書かせてもらいます。
自分で言うのもなんだけど、僕は結構イケてるほうだったと思う。
実際年上年下関係なく何人にも告白されたし、ファンクラブみたいなのもあったらしい。
高1の夏ごろ学校で一番と言っていいくらい可愛い子に告白されて付き合うことにした。
その子の名前は前田じゅん。
じゅんとはその年の冬に結ばれた。お互い初めて同士だったのでとてもぎこちなかったけど。
冬まで部活(バスケ)をやっていたんだけど、膝を痛めてしまい続けるかどうか悩んでいたんだけど、
じゅんとの時間をいっぱい作りたくて部活をやめた。
それからはじゅんの家や休みの日にはホテルへ行ってヤリまくった。
じゅんは本当に可愛くてスタイル抜群でモデル並の容姿だった。
学校でも噂の美男美女カップルとして有名だったらしい。
でも何回もセックスするうちにじゅんではあまり興奮しないようになってきた。
これだけ可愛くて、これだけスタイルもいいのに。(ちなみに胸はCカップ)
どうも僕の嗜好はそういうのではないことに気がついてしまった。
僕はどうやらちょっとブサイクの方が興奮するらしい。
スタイルも細くてスラっといてるよりはぽちゃぽちゃ。胸も大きいほうが断然いい。
僕はこのときある子を思い浮かべていた。
その子の名前は松井マキ。
うちの高校は県下でもそれなりに偏差値も高く一応進学校とされていたんだけど、
その中でもすごくマジメで頭もよく、顔もほどよくブサイクだった。
福原愛をブサイクにしたような感じ。
色はめちゃくちゃ白く、胸は制服の上からでもわかるくらい大きかった。
1年生のときに同じクラスで、全然目立たない子だったけど、
一度だけ席が隣になったことがあり、何度か話したことがあった。
そのときは胸がでけぇなあって印象くらいしかなかったけど、自分の嗜好に気づいてしまってから
マキのことばかり考えるようになった。
決して恋心とかじゃなく、あの身体をめちゃくちゃにしたい。
快感に歪んだマキのブサイク顔がみたい。
もうそんな事ばっかり考えてて、じゅんとセックスしてるときも相手をマキだと想像しながらしてた。
でも段々と想像だけでは物足りなくなって、マキに思い切ってお願いしてみようと考えた。
誠心誠意お願いすれば何とかなるんじゃないかと。それに僕ってイケてるはずだし断られないんじゃないかと。
思春期の妄想の暴走とは恐ろしいもんでございます。
マキとやりたい一心の僕は今では考えられないような行動力を発揮した。
当時うちの高校には地学部っていう何をするのかよくわからん部があって、僕と同じ中学から来てるKがその地学部の唯一の部員だった。
で、別館と言われていた、古くてあまり利用されていない建物があったんだけど、
そこの2階に地学室ってのがあり、その隣の準備室が地学部の部室としてあてがわれていた。
2年になるころには進学は私大の文系って決めていたので基本理数系の授業はサボってた。
そのサボるときや昼休みに使ってたのがその準備室で、Kも合鍵をくれて自由に使わせてくれた。
僕はそこにマキを呼びだすことにした。
じゅんと付き合っていたので、まわりに見られないようマキが一人になるのを狙って。
なかなかチャンスがなく、呼び出そうと思ってから1週間くらいかかった。
そしてついにそのチャンスがきた。授業の合間に下駄箱で一人でいるところを発見。
基本マキも僕も友達が少ないほうだったので一人でいることは多いんだけど、まわりの目を盗むってのは結構大変だった。
「松井、今日の昼休みって時間ある?みんなに内緒で相談したいことがあるんだけど」
いつも苗字で呼んでいた僕は考えていた台詞でマキに声をかけた。
普段廊下とかですれ違っても挨拶もいない僕から声をかけられたマキは当然驚いたようすだったが、
「わかった・・・」とだけ言って教室の方へ早足で去っていった。
と、ここまで説明だらけで全然エロくもないし面白くもないですね。すみません。
ここから僕とマキのことがはじまります。
また続き書いていきます。